2022.7/17(日)~18(月)に火打山と妙高山の縦走登山を楽しんできました。妙高戸隠連山国立公園にある頸城(くびき)アルプスの最高峰の「火打山」は日本百名山および花の百名山にも選ばれた新潟県が誇る秀峰です。そして今回はもう1つの百名山である「妙高山」と併せて縦走をしてきました。

高谷池ヒュッテ泊で、1泊2日の行程になります。

火打山・妙高山の縦走登山ルート詳細

この山域は高層湿原をはじめ、四季折々の高山植物が咲き誇ります。また、「火打山」は絶滅危惧種の「ライチョウ」が生息する日本最北限の地としても知られています。

総距離約31.3km
累積標高差約2562m
コースタイム約22時間
難易度中級

1日目(コースタイム8:30程度)

笹ヶ峰登山口~黒沢池ヒュッテ~妙高山(ピストン)~黒沢池ヒュッテ~茶臼山経由で高谷池ヒュッテ

総距離約17.4km
累積標高差上り:1871m
下り:1081 m
コースタイム約11時間(休憩時間除く)

2日目(コースタイム6:30程度)

高谷池ヒュッテ~火打山~影火打(ピストン)~高谷池ヒュッテ~笹ヶ峰登山口

総距離約17.4km
累積標高差上り:690m
下り:1481 m
コースタイム約6時間30分(休憩時間除く)

天気予報では2日間とも不安定。ただ、行動中はそれほど大雨にはならず、時折、晴れ間も期待出来ると判断し決行することにしました。

笹ヶ峰登山口・駐車場について

標高1,315mにある駐車場は登山口と野営場の2ヶ所で約200台停めることが出来ます。どちらも無料で利用ができます。7月から10月にかけて、登山口にて500円/人の入域料(任意、土日祝日のみ収受員在中)の徴収を行っています。我々も500円納めてスタートしました。

火打山・妙高山の縦走登山1日目

黒沢池ヒュッテへと登山開始

途中、拓けたところから、北アルプスの山々を見ることが出来ます。写真は白馬岳方面です。

富士見平までの登山道は良く整備されており、木道が続きます。ただ、この日は前日の大雨でぬかるみが多く苦労しました。

富士見平着(分岐)ここから富士山は見えません。昔は眺望が良かったのかも知れません。分岐の右は黒沢池ヒュッテへ、左は高谷池ヒュッテから火打山へ。今は右へ向かいます。

黒沢池湿原着 着いた瞬間、絶景のお花畑に感動です。素晴らしい湿原で花を楽しみます。コバイケイソウ、チングルマ、クルマユリなどが咲き誇ってます。

コバイケイソウ沢山綺麗に咲いてました。この山域の全域に咲いてます。

チングルマの群生地写真は花後の綿毛です。これもいいですね。

黒沢池湿原を抜けると、すぐ黒沢池ヒュッテが現れます。ブルーのドーム型の変わった建物の山小屋です。有名な建築家さんのデザインで、寝ながら星空を仰ぐ事が出来ます。
ここから「妙高山」へ向かいます。道中、沢山の高山植物が群生していました。

黒沢池ヒュッテから妙高山へ

サンカヨウ普段は白い花ですが、雨に濡れると花びらが透明になります。いろんなところで沢山咲いてました。このルートも高山植物の宝庫です。

モミジカラマツカラマツソウによく似ていますが、葉の形がモミジ様になっています。

タカネニガナキク科の花。ニガナの高山型の変種で高山植物です。

オオバミゾホオズキ本州の中部以北の日本海側、高山で、沢沿いや湿地などの水気のある場所に群生する花です。妙高山の手前に群生してます。

ヒメジャシン高山の風衝地や砂礫地に見られる釣り鐘型の花です。

妙高山北峰着(日本百名山)残念ながら天気予報通り、この日は眺望無し。

妙高山南峰ここには「妙高大神」が祀られています。北峰から10分ほどのところにあります。

妙高山山頂から今夜の宿泊地の高谷池ヒュッテへ

ここは長助池分岐付近の雪渓です。長い下りなので軽アイゼン使用。
妙高山山頂を出発し、まずピストンで黒沢池ヒュッテまで戻ります。そこからは茶臼山経由で、今夜の宿泊地の高谷池ヒュッテへ向かいます。

高谷池ヒュッテ着。高谷池湿原の畔に建つ三角屋根の山小屋で、大変美しい景観の中に佇んでいます。アメリカCNN「日本の美しい風景31選」にも選ばれているそうです。
到着時には天候回復してきました。雲は多めなので、夕焼けの絶景に期待です。

夕飯はカレーライスとハヤシライスで両方食べれます。私は相がけ盛り。どちらも具もしっかり入ってて美味しい。売店で冷えた缶ビールも購入。

高谷池湿原です。火打山登山の中腹、標高2,100m付近に広がる高層湿原です。2015年、米国系大手ニュースメディアCNNによる「日本でもっとも美しい場所31選」に選ばれた絶景紅葉スポットです。
夕飯の後、夕焼けの絶景を狙って散策します。

キヌガサソウ葉が、8~10枚、放射状につき、それが葉の傘のように見える。その葉姿を「衣笠」に見立てて「衣笠草」と言われています。日本の固有種で絶滅危惧種にも指定されています。高谷池湿原に群生しています。

高谷池湿原とヒュッテ。どこから見ても素晴らしい景観。

天狗の庭登山道の中腹にある大湿原、逆さ火打山も同時に見られる極上のスポットです。
高谷池ヒュッテから20分ほどの距離で、食後の散歩にちょうど良いです。

ワタスゲの群生地(天狗の庭)花期は5~6月。白い綿毛を付ける果期は6~8月。花が終わると白い綿毛を付けます。高層湿原に分布。

ハクサンコザクラ日本海側の高山帯(白山から飯豊山にかけて)に分布し、雪渓周辺や湿地帯などの湿った場所に群生しています。

ハクサンコザクラ群生地(天狗の庭)高谷池~天狗の庭辺りには何ヵ所かハクサンコザクラの群生地があります。

高谷池湿原まで戻りました。夕焼けの高谷池もまた素晴らしく綺麗です。

火打山・妙高山の縦走登山2日目

火打山と影火打山へ早朝出発

2日目は午前3:00にスタートし、火打山と影火打山まで向かいます。この日は雲が厚く御来光は望めませんが、7:00頃からは眺望が良くなる予報です。

ライチョウ平にて雪渓と月です。雲の切れ間から月が顔を出してくれました。ライチョウ平から火打山山頂までの間にライチョウが生息しています。この日は出会えず・・

まもなく日の出の時間ですが、雲が多い・・残念ながら予報通りこの日は御来光は見れませんでした。

日本百名山・花の百名山の火打山山頂に到着。

火打山山頂からの眺望。空が幻想的で綺麗です。

お花畑が続く火打山から影火打の稜線

影火打へ続く稜線。火打山~影火打まで、ずーっとお花畑が続きます。オススメスポットです。登り返しになりますが時間があれば是非立ち寄ってみてください。

ウサギギクキク科の高山植物でキングルマとも言われています。

ヤマオダマキ山地の草原に咲く多年草。全国で見ることが出来ます。

火打山から下山、笹ヶ峰登山口へ

火打山から下山していきます。

下山途中の絶景、上から眺める天狗の庭も良いです。

天狗の庭まで下りてきました。ここは逆さ火打山を見ることが出来る最高のスポットです。ここから3時間かけて笹ヶ峰登山口へ下山しました。

火打山花の百名山の名前の通り、沢山の花を満喫することが出来ました。今回ご紹介させていただいた花はごく一部です。花好きな方は、是非、高山植物が咲き誇るこの時期に足を運んでみてください。ほんとに素晴らしい山でした。次は紅葉のシーズンに訪れたいです。

関連タグ

関連記事

山旅旅30人隊

あなたにおすすめ記事

【返品無料】パタゴニア注目ウェア

アマゾン売れ筋商品

【2022年08月07日】今売れている登山装備

軽量・便利アイテムすべて見る

yamatabi全ての軽量・便利アイテムを見る

殿堂入りアイテム

人気のアウトドアアイテム