大きなクッカーを使ってグループで食事を楽しみたい場合に便利なのが、安定感に優れた分離型ガスストーブです。今回紹介するMSRのローダウンリモートストーブアダプターは、手持ちのガスストーブを分離型ガスストーブに変えるアクセサリーです。
製品概要
ブランド | MSR |
商品名 | ローダウンリモートストーブアダプター |
商品説明 | MSR ポケットロケット2とウィンドバーナーパーソナルをグループストーブにアップグレードするアクセサリーです。 |
価格 | ¥8,250(税込) |
最小重量 | 180g |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
汎用性 | ★★★★★ |
軽量性 | ★★★★☆ |
コンパクト性 | ★★★★☆ |
コストパフォーマンス | ★★★★★ |
分離型ガスストーブとは
登山で多くの人が活用しているガスストーブは、ガスカートリッジに直接ガスストーブを取り付ける一体型と呼ばれるガスストーブですが、分離型ガスストーブはガスカートリッジにホースを取り付け、ガスストーブを別に置くことでバーナー位置を低くし、これによって大きなクッカーでも安定した状態で調理をすることができます。
コンパクトにして持ち歩けるMSRのローダウンリモートストーブアダプター
MSRのローダウンリモートストーブアダプターは本体重量がわずか180gと軽量で、手の中に収まるくらいにコンパクトになり、持ち運ぶのにストレスを感じません。
グループでの調理に使用するMSRのセラミック2.5Lポットに、ガス缶、ガスストーブ(ポケットロケット2)、ローダウンリモートストーブアダプター、食材、カトラリー、ライター、お椀、マグカップを収納することができ、食事で利用する道具をひとまとめにしてパッキングすることができます。
大きなクッカーでも優れた安定感で調理が可能
台座は3つの足で三角型に開くのですが、1辺が約20cmと大きく開き安定感に優れています。110缶のガスカートリッジの直径が約8.3cmと比較すると安定感に大きな違いがあります。
高さはポケットロケット2をローダウンリモートストーブアダプターに取り付けて地面から五徳上部までの距離が約13cmです。110缶のガスカートリッジに取り付けた場合が約15cmなので約2cm低くなります。
足の部分は地面との設置点が広がっているので、斜めになった石の上でも、凹凸のある地面でも安定させやすく、石の多いテント場でもストーブの上に乗せたクッカーを安定させます。
火力調整が容易
火力の調整がガスカートリッジ側で行うことができます。ストーブについている火力調整は大きなクッカーを使っていると調整がしづらく、あやまってクッカーに手や腕が触れてしまわないように気をつける必要があり非常に煩わしいのですが、これがなくなります。
ポケットロケット2もローダウンリモートストーブアダプターも、火力調整をするダイヤルにプラスとマイナスの印字が施されているので、火力の強弱を間違えずに対応できます。
またポケットロケット2から火が出る際、ゴォーと音がするので、音の強弱で火力の状況を確認することができるのも大きなクッカーを使って、火の状況を確認しづらい時に便利です。
MSRのウィンドバーナーパーソナルに取り付ける
MSRのポケットロケット2以外にもウィンドバーナーパーソナルにも取り付けることができるので、不安定な岩場や河原などでお湯を沸かす際にこぼしてしまう危険を回避できます。
ローダウンリモートストーブアダプターを手に入れてから、ウィンドバーナーパーソナルの使い方にも変化があり、今まではお湯を沸かすための道具だったのですが、しゃぶしゃぶ用の鍋、素麵を茹でるときのポットなど幅広い使い方で、アウトドアでの食事を楽しむことができるようになりました。