岩壁だけじゃない、山の楽しみフルコース。

魅力の山々連なる奥秩父山域の南部、山梨県山梨市に乾徳山はあります。標高2,031mの山容は岩壁そびえ立つスリリングな登りの山として知られますが、その頂きに至るまでは森林に麗しの水場、見晴らしの良い高原に奇岩群と見どころ満載。整備行き届いた避難小屋周辺は幕営もできるので、楽しみ方も色々。そんな乾徳山を麓からまるっと紹介します。

今回のルート

2021年9月19日のこの日、国師ヶ原十字路を中心とした8の字を描く【乾徳山登山口-乾徳山-道満山-徳和峠 周回コース】と呼ばれるルートを選択しました。

コースタイム約6時間30分
距離10.5km
累積標高1,269m

登山口-徳和駐車場・乾徳公園

こちらの駐車場が登山口への最寄りとなります。24時間開放で向かいの乾徳公園内にトイレ、周辺に飲料の自動販売機があり早朝深夜着でも利便が良いです。7時過ぎにはほぼ満車になるのでお早目に。

■徳和駐車場

https://goo.gl/maps/ddCiDUraaKYL6daN8

広葉樹の森、麗しの銀晶水・錦晶水。

徳和駐車場から1.5㎞ほど一般道を行くと登山口に。

特に危険個所は無い穏やかな登山道です。広葉樹の森は秋の頃は美しく彩られます。

乾徳山には2つの水場があります。 登山口にから程近い場所に「銀晶水」。

2つ目の水場「錦晶水」は 国師ヶ原の避難小屋、高原ヒュッテの手前10分弱の場所に。 ヒュッテ・幕営利用の場合はここで汲んでおくと良いでしょう。

国師ヶ原の避難小屋「高原ヒュッテ」

国師ヶ原、美しい木立に囲まれた乾徳山の避難小屋(高原ヒュッテ)は 管理の行き届いた室内外、臭わない清潔なトイレとここなら住める、いや、住んでみたい!

避難小屋を後にし、しばらく 白樺他広葉樹の美しい木々の中を進みます。

扇平、振り返れば富士の姿。

一時的に木立の中を抜けてススキそよぐ大草原となります。振り返れば美しい富士の稜線が。

月見岩がお出迎、この後に現れる奇岩群と急登のロッククライミングの前哨ですね。

巨石に奇岩、乾徳山の核心部へ。

登山道はこれまでの比較的穏やかな行程からうって変わり、巨岩と張り出した木の根の間を縫うように進みます。

名物奇岩、デブお断りの「髭剃り岩」。ここまで標高稼ぐと気の早い木々は一部秋色ですが、この日9月19日はまだまだ夏山で秋遠く。紅葉の見頃は10月中旬以降ですね。

乾徳山の鎖場スタート

「髭剃り岩」を過ぎると長めの鎖場とハシゴが現れ足元狭く、けっこうな高度感は股の間を風が抜けます。慎重にゆっくり確実に。鎖渋滞は居合わせた登山者とのコミュニケーションに変換しましょう。焦りは自分だけではなく他者にとっても危険を招きます。

もちろん本当に怖い場所の写真はありません。撮影なんて絶対無理、レポに命をかけられませんから~ スリリングな登りの緊張は富士を臨む展望に癒されます。

高度感にも慣れた頃、足場の安定した広めの登山道に安心しますが、、、本番はこれからなのです。

これがラスボス、山頂直下の鳳岩がドーン!!高度感のある鎖場

乾徳山一の名物、ほぼ垂直の高さ20m岩壁。ハシゴはありません、鎖と腕力頼りです。

圧感じる壁にびびりますが足元は固くクラックを足掛かりにしつつ基本の三点支持、鎖を頼って登れます。上部の横に走るクラックは腕力消耗しても掴みやすく足掛かりも良いですが、ある程度の腕力・脚力を要し高度感もあるので、不安な方は右側の迂回路を。

山頂へ、まじ達成感半端ない!!

乾徳山の山頂からは、360度見渡せるほんまもんの絶景です。

山頂は狭く平坦部がありませんがここで昼食としました。

この時間のために登るのです。絶景の中で頂く熱々カップ麺 by HEXAR これ当然旨いです。

山頂からほんの少し下ったポイントで他の登山者の方も幸せランチ中、あちらの方が落ち着いて食事ができたかも。

下山もスリリングなんですよ。

ランチ後は下山ですが、今回のルートは来た道は戻らない周回ルート、40m程下り山頂北面を振り返るとこんな景色、はっきり言ってここは鳳岩登りよりも怖い(個人の感想です)

国師ヶ原至近まで傾斜きつく足元の悪いガレ場が続きます。二回くらい浮石踏んですっ転びました。展望の良いポイントに乏しい(無い)ので写真映えしませんが、少し色づいた木立に癒されます。

国師ヶ原、再びの高原ヒュッテで一休み。ほんとここはいい夜が過ごせそう、また来ます!

国師ヶ原から道満山-徳和峠

広葉樹の美しい道を下ります、最初の頃は気分よく進みましたが体力消耗した体には妙に長く、なかなかゴールに届きません、穏やかな里山の林道かと思いきや足元安定しない暗く深淵の崖っぷちみたいな箇所あり(写真撮る心のゆとり無かったです)、とどめに登り返しがあったりとけっこう手強い帰路でした。

乾徳山、楽ちんルートもありまーす!

里に下りた時の安堵感、舗装路大好きになりました。今回たどった下山ルートはあまりお勧めできず、起点は同じでもスタンダードで1時間ほど時短できる乾徳山 往復コースが良いと思われます。

■乾徳山 往復コース

https://yamap.com/model-courses/1159

もっと楽に、乾徳山核心部と高原ヒュッテだけを楽しみたいのであれば標高差で500m、コースタイムで2時間弱短縮できる大平牧場からの乾徳山 往復コースの選択もありですね、駐車料金が800円かかりますがなんといっても楽そうです。

■大平牧場からの乾徳山 往復コース

https://yamap.com/model-courses/10664

▼大平牧場
https://goo.gl/maps/qqF3wrcGbh8K9nuAA

今回はまだ夏色でしたが乾徳山は美しい紅葉が約束された広葉樹林帯、多彩な秋色の中でクライミング、国師ヶ原で高原ヒュッテかテント泊なんてのも贅沢な楽しみ方でしょう。

下山後のお楽しみはここ!はやぶさ温泉。

すこーしぬるめの良い泉質、そんな源泉をドバドバ掛け流す贅沢温泉、それでいてご飯も美味しいのです。

出典:公式ページより

はやぶさ温泉

https://goo.gl/maps/ExcXAmyTFva6eP7DA

所在地:〒404-0014 山梨県山梨市牧丘町隼818−1

営業時間:10時00分~21時00分 定休日:火曜日

入浴料:【2時間までのご利用】■大人:700円 ■小人:500円

電話:0553-35-2611

公式HP:http://hayabusa1994.com/

関連タグ

関連記事

山旅旅30人隊

あなたにおすすめ記事

山旅軽量ギア

【返品無料】パタゴニア注目ウェア

アマゾン売れ筋商品

【2022年09月27日】今売れている登山装備

軽量・便利アイテムすべて見る

山旅の全ての軽量アイテムを見る

殿堂入りアイテム

人気のアウトドアアイテム