ファーストエイドとエマージェンシーギアは特に区別なく必要と思うものを持ち歩いてます。前回はファーストエイドを紹介したので、今回はエマージェンシーギアを紹介したいのですが、その中の1つペツルのイーライトを紹介します。
ペツル イーライトで使う電池
メインで使うヘッドライトとは別に予備のヘッドライトとしてペツルのイーライトを持って行ってます。それと交換用にリチウムコイン電池2個を予備として準備しています。
リチウム電池は液漏れや自然放電がしづらい電池なので長期間保管したあとでも問題なく使えるらしいんです。公証データによれば、10年間保存したあとでも点灯させることができるそうですが、軽くてコンパクトなので念には念を入れるということで予備も準備してます。
また極限の気温にも対応していて-30℃から60℃という状況下でも心配なく使用できるようです。
ペツル イーライトの明かりの種類
明るさは26ルーメン。照射レベルは白色の明かりで2段階あります。また白色LEDと赤色LEDの点滅モード、赤色LEDの点灯もあって緊急時のシグナルとして使用できます。
ペツル イーライトの優れた機能
見た目はなんてことないライトのようにも思えるんですが、非常に考えられた作りで、状況に照らし合わせて使用方法を想定してみるとその機能美に驚かされるんです。
その1つにボールジョイントで作られていること。これによって光源が360°回転可能なんです。ヘッドライトのように頭に付けていたとしても頭を動かすことなく好きな場所を照らすことができるし、地面に置いて使用するにも使いやすいし非常に考えられているなあと思わされます。
どこにでも取り付けられるペツル イーライト
また軽量だからこそ採用できるワイヤータイプのストラップでできているから、自由度が高く色々なところに取り付けられるんです。電池を含んだ重さが27グラムだから、例えば腕に装着していても全くストレスを感じないです。
この使い方を実際の山行時において想定してみると、冬山であればホワイトアウトしているような環境で行動しなければいけない時に、後続の人たちに自分の居場所を伝えたい。そんな時にザックに取り付けて後ろを照らすことだってできるし、そんな時は明かりを赤色にすれば非常にわかりやすいと思うんです。
ビバーグするような環境においても、木やポールにくくりつけて明かりを確保したりと、思いつく考えにしっかり追いついて対処してくれる機能美を備えていると感じています。