立山連峰は、飛騨山脈(北アルプス)の北部、中部山岳国立公園の雄大な群峰・連峰群で、3000m峰の山々と、室堂平、弥陀ヶ原などの広大な高原台地が広がり、多くの登山者が訪れる人気の山域です。

立山三山と室堂までのアクセス方法

雄山(3003m)、大汝山(3015m)、富士ノ折立(2999m)の総称を『立山』といい、これに南の浄土山(2831m)、北の別山(2880m)を合わせて、『立山三山』と呼ばれています。登山起点となる室堂(約2450m)までは、立山アルペンルートの交通機関を利用してアクセスすることが出来ます。※黒部立山アルペンルート参考

  • 始発:立山駅 6:40 → 室堂7:50
  • 最終:室堂 16:50→ 立山駅17:37

※あくまで参考です。行く前に調べてから行くようにしてください。往復6,320円、Web予約が便利です。

立山駅と扇沢の駐車場とアクセス方法

立山駅の駐車場

立山駅は岐阜、関西方面から立山の登山を楽しむ方々に利用されています。立山ICより40分の場所にある立山駅の駐車場は900台(無料)と臨時駐車場が600台(無料)です。富山方面から電車でもアクセス可能です。

扇沢の駐車場

扇沢は山梨、関東方面から立山の登山を楽しむ方々に利用されています。安曇野ICより約60分・大町市内より約30分の場所にある扇沢の駐車場は230台(無料)、350台(有料)と臨時駐車場が600台〜800台(有料)です。

立山登山の計画を練る

立山はコース上に山小屋や休憩所が充実しており、またエスケープルートもありますので、体力と時間に合わせて様々な行程を考えることが出来ます。

今回は、9/24と25の二日間で、立山三山を歩いてきました。立山(雄山)と浄土山の間の鞍部にある「一の越山荘」さんにお世話になり、浄土山からの夕焼けと、立山(雄山)からの御来光を見て、立山三山縦走する計画です。

立山三山を楽しために今回縦走した周回コース

合計距離: 16900 m
最高点の標高: 3000 m
最低点の標高: 2264 m
累積標高(上り): 1718 m
累積標高(下り): -1721 m
総所要時間: 01:46:50

立山三山周回コース:一日目

  • CT 2:30 距離 3.9㎞ ↑525 ↓261 
  • 室堂 → 浄土山 → 龍王岳 → 一の越山荘(宿泊地)

立山三山周回コース:二日目

  • CT 7:30 距離10.6㎞ ↑1012 ↓1276
  • 一の越山荘 → 雄山 → 大汝山 → 冨士ノ折立 → 真砂岳 → 別山 → 別山(北峰)→ 剱御前 → 雷鳥沢 → 室堂

立山三山 1泊2日の周回コースのレポート-一日目

黒部立山アルペンルート。今回は立山駅に車を停めてスタートします。室堂までケーブルカーとバスを乗り継ぎ約一時間です。

室堂周辺はしばらく石畳の道を歩きます。

早速、雷鳥のお出迎えです。すごく人に慣れてます。全く逃げません。

今回は、まず浄土山へ向かいます。

浄土山(北峰)には「軍人霊碑」があります。これは明治42年(1909年)に建立され平成17年(2005年)に再建されたものです。この慰霊碑は、日露戦争で戦病死した富山県出身者2595名(第9師団歩兵第35連隊)を祀ったものです。

浄土山から龍王岳へ向かう稜線です。向かって右手の雲海の先に見えるのは、槍ヶ岳、大キレット、奥穂などです。

この日はガスが残っており、幻想的なブロッケンも見られました。

龍王岳から見た五色ヶ原方面です。雲海が素晴らしい。

龍王岳から立山と剱岳。そのまま一の越山荘へ向かいます。

一の越山荘へ到着。この日はこちらでお世話になります。翌日に登る雄山は目の前です。雄山で御来光見るならここに泊まるのがベストですね。

夕焼けの時間に合わせて浄土山を登り返してみました。眼下には一面雲海が残ってるので素晴らしい夕日が見れました。

アーベントロートの立山(雄山)です。浄土山(南峰)の富山大学立山研究所辺りから見ています。

この日の夜は満天の星空でした。9月ですが夜は寒いのでダウン着てちょうど良いくらいです。写真は一ノ越から槍ヶ岳と雲海です。

立山三山 1泊2日の周回コー二スのレポート-二日目

二日目、4:30に一の越山荘を出発し、5:30の御来光に間に合うように雄山へ登りました。

上の写真が雄山の山頂です。雄山神社峰本社(おやまじんじゃ みねほんしゃ)は、立山信仰の中心的存在である雄山神社の奥宮です。雄山頂上(標高3003メートル)の場所に建っています。現在の祠は、平成8年に再建されたものです。この場所からは、360度の展望ができ晴れていれば富士山も見ることが出来ます。この日は雲海に隠れて富士山は見れず。

大汝休憩所です。雄山から大汝山を越えて少し下りたところにあります。※7/15~9/25まで利用出来ます。それ以降は利用出来ないので注意です。宿泊は出来ません。

冨士ノ折立です。登山道から少し外れて山頂へ行けます。

真砂岳へ続く稜線。内蔵助氷河がまだ残ってます。ここから、真砂岳、別山と歩いていきます。

稜線から見た室堂平です。ずっとこの景色を眺めながらの贅沢な稜線歩き。ここの周回は最高ですね。

別山(南峰)には祠があります。

硯ヶ池(すずりがいけ)からの逆さ別山。別山山頂付近の池(標高2870m)で日本最高所の湖沼となっています。元々は日本二番目の高所池でしたが、2019年に日本一の高所池であった御嶽山の二ノ池が火山灰に埋もれほぼ消滅したそうです。

別山辺りからの剱岳の存在感は凄いです。

振り返って立山三山です。歩いてきた稜線。

別山から約30分で剱御前小屋へ到着しました。ここでザックをデポして剱御前へ向かいます。

まずは手前の「剱御前山」

そして剱御前です。目の前に剱岳、圧巻です。

正面に立山を見ながら剱御前小屋まで戻ります。

剱御前小屋から雷鳥沢を下ります。雷鳥沢の紅葉は、まだまだこれから(9月下旬から10月上旬が紅葉の見ごろ)ですが、十分に綺麗です。

雷鳥沢キャンプ場です。立山の美しい山々に囲まれた標高2,277mにあるキャンプ場。登山のベースキャンプに最適です。平地でテントも張りやすく、トイレ、炊事場など施設も充実周辺の山小屋で温泉に入ることも可能です。予約不要。最大900張り?ほど張れるようです。

雷鳥沢から室堂までは階段の登りがあります。最後にこれはキツイです。

室堂の「血の池」です。遊歩道から見ることが出来ます。「血の池」は立山火山の火口湖のひとつです。ここは湿地帯の風景になっており、湖水や湖底の泥が酸化鉄により赤みを帯びいます。そのため、立山地獄の1つとして「血の池地獄」と呼ばれました。実際には、大変静かで、穏やかなところです。絶景です。

ミクリガ池です。有名な観光スポットです。この日も賑わってました。

登山前にはここで給水しましょう。室堂駅の目の前にあります。豊富な湧水で、環境省の「名水百選」に選定されています。

秋の立山は最高です!

日帰りで立山三山を歩く

合計距離: 8640 m
最高点の標高: 3010 m
最低点の標高: 2264 m
累積標高(上り): 924 m
累積標高(下り): -924 m

日帰りで立山三峰(雄山、大汝山、冨士ノ折立)を歩くのであれば、室堂から 一ノ越まで遊歩道で登り、 雄山、大汝山、冨士ノ折立と三座踏んで、雷鳥沢へ下り、最後にみくりが池へ立ち寄る周回ルートが良いと思います。コースタイムで6時間程度で、途中で一ノ越山荘と大汝休憩所(9/25まで利用可)にトイレと売店もあります。危険箇所もありません。何と言っても室堂平を眼下に見ながらの稜線歩きは最高です。

日程に余裕があれば、「みくりが温泉」や「雷鳥荘」などの地獄谷を源泉とする温泉に浸かって、ゆったり過ごす室堂泊も良いですね。他にも雷鳥沢キャンプ場にテント張って立山周回するなど楽しみ方は様々です。

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