ビバークとは予定通りに下山をすることができず、山中で緊急的に夜を明かすことを言います。この記事ではビバークの方法とビバークをする上で必要な装備の紹介、また知っておくことで命を守ることができる山の中で寝るための技について紹介します。

ビバークの判断基準

ビバークの判断基準

ビバークは予定通りに下山することができない場合以外に、次の目的地(山小屋などの宿泊場所)に到着することができない場合に、緊急的にその場所で夜を明かすことを言います。ビバークの判断は基本的には自分で判断をする必要があります。それではビバークの判断基準はどのように考えるべきなのでしょうか?

ソロ登山の場合は

  • ヘッドライトが無く、暗がりの中、目的地まで歩くことができない(歩くと危険)
  • 体力が消耗し、目的地まで歩くことができない
  • 雷など天気が荒れてこの先の登山が危険

パーティーでの登山の場合は上記に加えて

仲間の体力に余裕がなく、目的地まで歩くことがリスクだと判断できる

このような判断ができた場合は、できるだけ早め(明るいうち、寒さが厳しくならないうち)にビバークの準備をしましょう。

ビバークの方法

ビバークの方法

ビバークは予定外に、予定外の場所で夜を明かす必要があるため、この後天気が荒れる可能性、風が強くなる可能性、気温が下がる可能性を踏まえてビバークをする必要があります。

ビバークの場所選び

ビバークの場所選び

ビバークの場所を選ぶことから始めます。以下のような場所がビバークに適切です。

  • 雨が降った時に直接雨が当たらないような場所
  • 風が吹く方向を確かめて、風が当たらない場所
  • 地面が平らで寝やすい場所
  • 周辺を確かめ落石の危険がない場所
  • ツェルト張る場合は周辺にロープを張ることができる場所・ペグを差しやすい地面であること

ビバークの場所を選んでいる時間は寒くなくとも、体を動かさず、夜中の2時になると気温がぐっと下がります。このような環境踏まえた場所選びが重要です。

ビバークで必要な装備

ビバークをする上で重視すべきことは防寒対策です。そのために必要な道具を以下にまとめました。

※横スクロールで表がスクロールできます。
必要なものビバーク時の使用方法
ツエルト外気温と風、放射冷却、夜露から身を守ります。
エマージェンシーシート体の熱を外に逃がさず、反射熱で体を温めます。また濡れから体を守ります。
ザックマットがない場合に地面からの冷えで体を冷やさないように地面に敷いて寝ます。
防寒着就寝時に着用して防寒対策します。
レインウェア就寝時に着用して防寒・濡れ対策します。
ヘッドライト暗がりの中で準備を整えるのに使用します。
クッカー・ガス水を温めて飲むことで体を温めます。
クッカーや燃料がある場合はお湯にして飲みます。

これ以外にも行動食やグローブなど、持っているものはすべてビバーク時に役立ちます。ビバークをする必要は稀ですが、上の表からも分かるように、ビバークをしない時にも使用する道具が多いことが分かります。また軽量であることで、使用の予定がない時にも、持って行こうというモチベーションにつながるので、できるだけコンパクトで軽いものを準備しておきましょう。

おすすめのビバーク必須装備

軽量でコンパクトに持ち歩くことができるビバーク時に役立つアイテムを紹介します。ビバーク以外にも活用することができる装備です。

高い透湿性で結露が生じにくい-ファイントラックのツエルト1

高い透湿性で結露が生じにくい-ファイントラックのツエルト1

ソロから2人まで就寝可能な重量230gのツェルトです。奥行き200、高さ90cmの空間を作ることができます。ファイントラックのツエルトは超軽量なリップストップナイロン生地に、高い透湿性を付加したコーティングを施し、一般的なツエルトと比較して1/12以下の結露量に抑えています。

耐熱の90% を反射するエマージェンシーシート-SOLのヒートシート

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142cm×213cmで約70g と軽量なエマージェンシーシートです。耐熱の90% を反射させ体温を維持する特殊な素材を採用しています。たたむとポケットティッシュほどの大きさになり、持ち歩くのに苦を感じません。使うときは簡単に広げてカサカサという音もしづらい、繰り返し使用可能なアイテムです。

手を温かく保つ防風ミトン

冷たい風が吹いてもしっかりと手首から手の先までを冷え守ってくれるコーデュラリップで仕上げた防風ミトンです。雨が降ってもシリコンコートで雨を弾き手が濡れづらく、就寝時は足先にはめることで指先の冷えを軽減します。わずか21gでポケットに収納することができるほどに小さくパッカブルすることができます。

防寒対策として様々な使用方法を生み出せるアストロフォイル

ザックの背面サイズにカットして背面パッドとして収納しておくことで、もしもの時に様々な活用方法で体を温めることができます。マットとして活用すれば地面からの冷えを遮断し、お腹や体幹に巻きつけることで体を効果的に温めることができます。

登山でビバークするときに覚えておくと便利な事

ビバークをするのに重要な道具を持ち合わせていない時、自然の中から使える場所、使えるものを見つけて夜を明かす必要があります。

洞窟や岩小屋

その昔テントやツェルトなどがない時に人々は洞窟や岩小屋で夜を明かしたと言います。このような場所は岩の多い山に点在していることがあります。

枯葉や枯枝

枯葉を集めて布団のように体を潜り込ませることで暖かくすることができます。また地面からの冷え対策のために、枯葉や枯枝を敷くこともおすすめです。

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