計画通りの登山を実行できるように、登山を開始する前の準備を整えましょう。ルーティンワークとして入山前にチェックをすることで、登山中のリスクを最小限に抑えることができます。
登山開始前のチェックリスト
登山開始前のチェックリストは登山中にできることもありますが、毎度登山を始める前のルーティンワーク化するために忘れずに行うことが重要です。以下で登山、開始前に1つづつチェックを入れて、すべてのチェックがついたら登山をするようにしましょう。
チェック | 登山準備 |
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登山届の提出 | |
貴重品の確認 | |
水の補給 | |
高度計の確認 | |
日焼け止め | |
準備運動 | |
ザックのフィッティング確認 | |
登山靴の確認 | |
トイレに行く |
登山届の提出
インターネット経由で提出済みでも、現地の最新情報や注意喚起が登山届近くに掲載されていることがあります。登山届を提出するポストがある場合は内容をチェックするようにしましょう。
貴重品の確認
財布や車の鍵を紛失してしまうと、帰宅時に大変な思いをします。このようなことがないよう、いつも所定位置に貴重品を収納するようにしましょう。
水の補給
登山口に水場がある場合は、必要な水を汲んで起きましょう。登山口から次の水場までの距離を考慮して、必要な水の量を考えて持ち歩きましょう。
高度計の確認
GPSで高度を計算するタイプのものは、高度を合わせる必要はありませんが、圧力センサーで計測した気圧の変化量をもとに現在地の高度を計測するタイプの時計の場合は、登山口の高度を目安にして高度を合わせるようにしましょう。
日焼け止め
夏に限らず、山の上では紫外線量が多いです。曇りでも日陰の場所でも街の中とは紫外線量が異なるため、しっかりと日焼け止めを塗りましょう。日焼けをすることで想像できないほどの体力が奪われます。
準備運動
急に筋肉を動かすと怪我をするリスクが高いため、準備運動をしてほどよく体を温めてから登山をするようにしましょう。
ザックのフィッティング確認
登山開始時は、体が山登りに慣れていないため疲れやすい状態です。体力を温存するためにも、正しいザックのフィッティングで体を疲れさせないようにしましょう。
登山靴の確認
登山靴のソールが剥がれやすくないか、また靴ひもがしっかり結べているか、ザックのフィッティング同様に体を疲れさせないように正しく靴ひもを結び、登山靴に故障がないか確認しましょう。
トイレに行く
トイレを済ませて、行動に集中できる状態を作っておきましょう。
最新情報の収集も怠らないように!
事前に登山ルートの状況確認が済んでいる場合も、最新情報が登山口で入手できることがあるため、登山を開始する前に登山道に問題がないか確認をしましょう。
この時、登山地図を確認しながら、これから歩いていく道を確認し、最初の休憩ポイントまでどれだけの距離があり、どれだけの標高を歩くのか確認をしておくことで道迷いを防ぐことができます。