10/1~3の三日間で、関西から公共交通機関を使い、中央アルプス(木曽駒ヶ岳~空木岳)を縦走してきました。登山口へのアクセス、人気の縦走ルート、中央アルプスの見所スポットを実山行を元に紹介いたします。

木曽駒ヶ岳について

木曽駒ヶ岳は、標高2,956m、木曽山脈(中央アルプス)の最高峰で日本百名山です。山頂からは、御嶽山、北アルプス、南アルプスから富士山まで、360度の大パノラマを堪能できます。

この山域には、千畳敷カールに広がる美しい紅葉を見に、毎年秋には多くの登山者が訪れます。ロープウェイで一気に標高2,612mまで上げられるため、初心者でも安心して登山することが出来るのも人気の理由です。千畳敷カールから木曽駒ヶ岳は約4時間で往復出来ますので、関東圏・関西圏から日帰り登山も可能です。

菅の台バスセンターの標高850mからロープウェイの終点2,612m、高低差約1,800mを37分30秒(乗車時間のみ)で、短時間で一気に駆け上がります!日本一の高低差を誇るロープウェイで、950mを7分30秒で到達します。今回はこのロープウェイの千畳敷駅を起点にしています。

山名木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)
場所長野県
標高2,956m
山域中央アルプス
天気・アクセス木曽駒ヶ岳の詳細情報

今回歩いたルート

合計距離: 23523 m
最高点の標高: 2952 m
最低点の標高: 851 m
累積標高(上り): 1683 m
累積標高(下り): -3479 m

1日目:千畳敷駅→宝剣山荘→中岳→木曽駒ヶ岳→テン場(頂上山荘) 

コースタイム約2:00
距離2.1㎞
上り380m
下り159m

2日目:テン場(荷物デポ)→中岳→宝剣山荘→濃ヶ池→将棊頭山→テン場(撤収)→中岳(トラバース道)→宝剣岳(トロルの舌立ち寄り)→三ノ沢岳→極楽平→島田娘→濁沢大峰→檜尾岳→テン場(檜尾小屋)

コースタイム約12:00
距離17.3㎞
上り1,479m
下り1,661m

3日目:テン場(檜尾小屋)→熊沢岳→東川岳→木曽殿山荘→空木岳→空木駒峰ヒュッテ→駒石→池山尾根→菅の台バスセンター

コースタイム約10:30
距離15.3㎞
上り818m
下り2,665m

朝からロープウェイを使用して木曽駒ヶ岳まで登り、宝剣岳を経由し途中一泊して空木岳までの稜線を縦走、池山尾根を下るルートがよく利用されています。

その場合、千畳敷カール~木曽駒ヶ岳、宝剣岳、空木岳、池山尾根から菅ノ台駐車場までのルートとなります。CT約16時間、距離21.4㎞。

【参考】中央アルプス縦走ルート

千畳敷駅まで大阪からの交通

阪急高速バス(大阪⇔伊那・箕輪)

今回利用したは阪急高速バス(大阪⇔伊那・箕輪)です。

  • 大阪 阪急三番街:8:30発
  • 駒ヶ根インター:13:39着

運賃は片道5100円、往復8850円です。

女体入口のバス停

ここ「女体入口」のバス停で駒ヶ根ロープウェイバスへ乗り換えます。(駒ヶ根インターから徒歩3分)バスは30分に一本運行しています。運賃はしらび平(ロープウェイ駅)までのバスは片道960円です。しらび平から千畳敷カールまでのロープウェイは片道1,370円です。合計2,330円かかります。

1日目:千畳敷カールから登山開始

千畳敷カール着

千畳敷カール着、既に日が傾き陰になってしまってました。大阪8:30に出て上手く乗り継げると15:07に千畳敷カールに着けます。

頂上山荘テン場

千畳敷カールから約一時間半、頂上山荘テン場に到着です。幕営料2000円/1名、トイレ・水場利用料込。予約不要です。

木曽駒ヶ岳神社

木曽駒ヶ岳山頂から夕日を見てる人々。山頂の東側(伊那側・宮田村)には伊那駒ヶ岳神社が、西側(木曽側・木曽町)には木曽駒ヶ岳神社があります。写真に写ってるのは木曽駒ヶ岳神社です。

テン場からの夕焼け

テン場からの夕焼け。この日は雲で夕日は見れませんでしたが、日が沈んでからは快晴になりました。

賑やかなテン場から星空

賑やかなテン場から星空も綺麗に見えています。

2日目:コースタイム12時間の山歩き

千畳敷カールのモルゲン

翌朝、4:30にテン場を出て千畳敷カールのモルゲンを狙います。ロープウェイの千畳敷駅まで下りると登り返しが大変なので、「乗越浄土」から「伊那前岳」に向かう稜線上で狙いました。絶景でした。

南アルプスから昇るご来光

雲はやや多めですが、南アルプスから昇るご来光も見ることが出来ました。

濃ヶ池

次に立ち寄ったのは「濃ヶ池」です。紅葉もリフレクションもバッチリでした。真ん中にチョコンと出てるのは「宝剣岳」です。

将棊頭山

将棊頭山へ向かいました。山頂の南側には、1913年(大正2年)に発生した長野県中箕輪高等小学校(現在の箕輪町立箕輪中学校)の集団登山の遭難事故(木曽駒ヶ岳大量遭難事故)を記念する碑があります。

テントを撤収して宝剣岳

将棊頭山の後は、一度頂上山荘まで戻り、テントを撤収して宝剣岳を目指します。写真は木曽駒ヶ岳へ向かう登山道。この日は快晴、多くのハイカーさんが木曽駒ヶ岳山頂を目指していました。

宝剣岳の直下

宝剣岳の直下です。これから山頂を目指し、そのまま縦走していきます。

トロルの舌

「トロルの舌」と呼ばれる岩です。たまたまおられた方をモデルにさせていただき撮りました。高度感ありますので、高所が苦手な方は避けた方が良いかもしれません。抜群の映えスポットです。

トロルの舌を越え、下った鞍部から振り返って

トロルの舌を越え、下った鞍部から振り返っての一枚。宝剣岳から縦走する途中には、このような岩場のアップダウンを越えていきます。上の方に人が写ってますので、規模感は分かると思います。高度感のある岩場が続きます。

宝剣岳縦走中で眼下に広がる「千畳敷カール」

宝剣岳縦走中で眼下に広がる「千畳敷カール」です。縦走すると普段目にしない素晴らしい景色が広がります。素晴らしいですね。

三ノ沢岳への分岐

宝剣岳からの岩場を抜けると、三ノ沢岳への分岐へ到着します。今回はここから三ノ沢岳を目指します。

三ノ沢岳

正面に見えるのが「三ノ沢岳(さんのさわだけ)」です。かなりの登り返しです。

三ノ沢カール

鞍部から振り返って「三ノ沢カール」です。稜線上の向かって左から、木曽駒ヶ岳、中岳、宝剣岳です。この景観も絶景です。

三ノ沢岳山頂へ到着

三ノ沢岳山頂へ到着です。ここからの眺望も抜群です。ロープウェイの千畳敷駅から三ノ沢岳だけを登りに来る方もおられます。御嶽山をバックに一枚撮っていただきました。

極楽平

中央アルプスの主稜線に戻り「極楽平」まで来ました。ちなみに千畳敷駅から約40分でここまで登って来れます。

檜尾岳

こちらは「檜尾岳」です。極楽平、島田娘、濁沢大峰を歩く稜線を越え到着しました。バックに見えているのが「空木岳」です。

檜尾小屋とテン場の全容

今夜、お世話になる「檜尾小屋」とテン場の全容です。今年からリニューアルされてます。テン場は20張まで要予約。区画整理されています。2000円/1名(2022年度は1500円・リニューアルサービス価格)です。

ツェルト泊

この日はこちらでツェルト泊しました。快適なテン場です。区画も広々としてます。10月ですが気温は3℃くらいで3シーズンシュラフ+エスケープヴィヴィで暖かく快適に眠れました。

檜尾小屋

「檜尾小屋」です。今年リニューアルオープンし営業小屋となっています。素泊まりのみですが、綺麗で良い小屋です。料金は7000円(2022年度のみ6500円)で寝具持込みです。寝具はレンタル(3000円)もあります。売店には、アルファ米、カップ麺、ビールなど売ってます。トイレも広くて綺麗です。

水場

水場は小屋から5分~10分下ったとこにあります。今年はしっかり管理されてるので、枯れることなく出てるそうです。

3日目:雄大な景色を楽しみながら空木岳山頂を目指す

檜尾岳

3日目は4:00にスタートしました。ここからの稜線は西側を歩くことが多くなりますので、稜線上からご来光が見えるポイントはあまりありません。眺望が開けている「熊沢岳」でのご来光を目指して歩きます。CTで1:30程度です。

「熊沢岳」に到着しました。雲が多く期待薄ですが、休憩も兼ねてしばらくご来光を待ちます。

恵那山が綺麗

ここからは恵那山が綺麗に見えてます。写真はありませんが、御嶽山も綺麗に見えてました。

何とかご来光を見る

この日も雲は多かったのですが、何とかご来光を見ることが出来ました。

東川岳、空木岳へ続く稜線

これから歩く東川岳、空木岳へ続く稜線です。まだまだ先は長い。

東川岳を下り

こちらは東川岳を下りながらの一枚です。鞍部は木曽殿越、その先に空木岳へ登り返しが待っています。

木曽殿山荘

「木曽殿山荘」です。東川岳と空木岳の鞍部、標高2587mの木曽殿越にあります。2022年度は定員を30名程度にして営業されてました。

木曽殿越から空木岳への登山道

木曽殿越から空木岳への登山道は、岩場が多く少し危険な場所もあります。十分注意して通行するようにします。

空木岳山頂

「空木岳」山頂に到着です。空木岳は標高2,864 mで木曽駒ヶ岳山群以外では木曽山脈(中央アルプス)で最も標高の高い山であり日本百名山。山頂一帯は花崗岩の岩場です。

空木駒峰ヒュッテ

「空木駒峰ヒュッテ」です。ここに泊まると空木岳は目の前です。素泊まり5000円で食事提供はありません。寝具の貸し出しもありません。定員は15名です。

空木岳の名所の一つ「駒石」

空木岳の名所の一つ「駒石」です。右下にある道標と比べるとその大きさが分かると思います。ちなみに・・ 登れます。

池山尾根のルートで下山

池山尾根のルートで下山しました。登山口には各小屋の情報が掲示されてました。

中央アルプスを縦走

今回は天候にも恵まれ、気持ち良く縦走を楽しめました。興味がある方は、中央アルプスを縦走される事をオススメします。縦走する事でしか目に出来ない素晴らしい景色が待ってますよ。最後までご覧いただきありがとうございました。

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