冬の登山で使用するレインウェアは、冷たい雨に叩かれることを想定して選ぶ必要があります。また登山では風が強いこともあるため、レインウエアが防寒ジャケットになることも重要です。
そんな冬の山でおすすめのレインウエアを紹介します。
冬の登山のレインウエアの選び方
冬の登山は、標高が高い場所、また日本海側の山では雨ではなく雪が降る可能性が高くなります。
このような山ではレインウエアではなく、ハードシェルの活用が望ましいです。
レインウエアとハードシェルの違いは、簡単に言うと、汗をかかないように作られたのがレインウエアで、ハードシェルは冷たい風や雪に当たっても体を冷やさないように作られたウェアです。
冬の登山でレインウエアが必要な山は内陸部にある中低山が多く、このような山では樹林帯を歩くことが想定され、登山中は汗をかく可能性もあります。
しかしながら、冬の登山は非常に気温が低いため、レインウエアを選ぶ際は、3層構造と言って、防水メンブレンを表と裏生地でサンドした防風性に優れたレインウェアが望ましいです。
冬の登山におすすめのレインウエア
コストパフォーマンスに優れたモンベルの代表レインジャケット-モンベル『ストームクルーザー ジャケット』
モンベルのストームクルーザージャケットは、ゴアテックス ファブリクス3レイヤーのレインジャケットで価格が税込みで僅か22,880円です。C-KNITバッカーを使用しているため、レインジャケットを着用した状態で汗をかいても快適性が持続します。
C-KNITバッカーはナイロンが輪っか状に編まれたことで、表面の凹凸を抑え、肌触りの良さを実現しています。トリコットと比較すると、密度が薄く、生地がしなやかで透湿性が高い特徴があります。
透湿性と通気性に優れたレインジャケット-パタゴニア『トレントシェル3L』
優れた防水性と、冷たい雨や風に叩かれた際の耐候性、樹林帯など暑い場所で体が蒸れないための透湿性能に優れているH2Noパフォーマンス・スタンダード・テクノロジー採用の3層構造のレインジャケットです。
ピットジップが備わり、脇からの熱気を外に排出します。ピットジップはダブルジッパーなので、開閉の調整がしやすいのも特徴です。
オールシーズン使用できる定番レインジャケット-ノースフェイス『オールマウンテンジャケット』
3層構造の耐久性の高い70デニールの素材を採用し、残雪期のアイゼンを使用するような登山シーンにも活用することができる安心感の高いレインジャケットです。
裏地にはC-KNITバッカーを採用し、しなやかな着心地と汗をかいた時のさらりとした肌触りが特徴です。フロントはダブルジッパー仕様なので通気調整も容易です。
軽く鮮やかな色彩のレインジャケット-ノローナ『falketind Gore-Tex Jacket』
軽量性とC-KNITバッカーによる着心地の良さ、ピットジップが付き、ヘルメットに対応したフードと、様々なアクティビティ、様々なシーンで使用可能なレインジャケットに仕上がっています。30デニールの生地厚なので3シーズンの高所登山から低山登山まで幅広く使用することができます。
スマートなデザインのレインジャケット-パタゴニア『スレート・スカイ・ジャケット』
暑い場所で体が蒸れないための透湿性能に優れているH2Noパフォーマンス・スタンダード・テクノロジー採用の3層構造のレインジャケットです。
フードは頭を覆い隠し、フードから滴る雨が、ウェア内に入らないよう設計されています。一見ポケットの無いシンプルなレインジャケットに見えますが、ハンドウォーマーポケットが備わっており、開けると中はメッシュ生地になっていて通気を促します。
スナップ止めのストームフラップが備わっていることで強い風が吹いた時に、ジッパーのコールドスポットを最小限に抑え、首元を守る働きがあります。