登山に行く楽しみのひとつは「山頂で食べるご飯!」という方は多いのではないでしょうか?

とくに寒い時期、山頂で熱々のカップ麺を食べる瞬間は幸せですよね〜

でも、カップ麺を作るにはお湯が必要…

お湯を作るには、バーナーで沸騰させるか、魔法瓶に入れてきたお湯を使うか、の2択になるかと思います。

今回は、「手軽に魔法瓶に入れたお湯を使って熱々のカップ麺やコーヒーを楽しみたい!でも、どの魔法瓶を選べばいいの?」という方向けに、サーモスの山専用ボトルと話題になっているニトリのN-HEATEXを比較してみました。

①料理の美味しさ②魔法瓶の扱いやすさ③デザインについて、女性目線で比較しています。

以下の順番で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

  • サーモスとニトリの魔法瓶の比較表(500ml、750ml)
  • 女性目線で気になったポイントを比較
  • 魔法瓶を使う時のポイント
  • サーモスとニトリの魔法瓶の情報

「山に持っていく魔法瓶がほしいんだけど、最近話題の魔法瓶について知りたいな」と感じている人に役立つ記事となっています!

サーモスとニトリの魔法瓶の比較表

N-HEATEXとFFX-500

同じ容量の魔法瓶を、保温・保冷効力、大きさ、重量、価格で比較してみました。

500mlの魔法瓶

※横スクロールで表がスクロールできます。


サーモスのスペックニトリのスペック勝者のメーカー
保温・保冷効力(6時間)77℃以上/10℃以下85℃以上/6℃以下ニトリ
大きさ(cm)幅7×奥行7×高さ23.5幅7.8×奥行7.8×高さ24.5サーモス
重量(g)280380サーモス
価格6,050円(税込)2,790円(税込)ニトリ

1人でカップ麺、コーヒーを楽しむなら500mlでちょうどいいと思います!

同行者のコーヒーも作る場合は厳しいお湯の量ですね…

750mlの魔法瓶

※横スクロールで表がスクロールできます。


サーモスのスペックニトリのスペック勝者のメーカー
保温・保冷効力(6時間)78℃以上/10℃以下87℃以上/5℃以下ニトリ
大きさ(cm)幅8×奥行8×高さ26幅8.5×奥行8.5×高さ28.2サーモス
重量(g)360470サーモス
価格6,600円(税込)3,290円(税込)ニトリ

自分用にカップ麺・コーヒーを作ってから、安心して同行者にもコーヒーを作ってあげられる量です!

お互いバーナーを持っていない場合は750mlあれば安心ですね。

女性目線でサーモスとニトリの魔法瓶を比較

今回は女性である筆者が気になったポイントを3つに分けて、サーモスとニトリの魔法瓶を比べてみました。

※サーモスは500ml、ニトリは750mlの魔法瓶を使用して比較しています

料理の美味しさ

お湯を入れてから6時間後にカップ麺を作って食べてみた感想です。

サーモス

熱々とまではいかず、ほんのり湯気が出ている程度に温かいです。

猫舌の人も美味しく食べられる温度でした!

ニトリ

サーモスで作ったカップ麺の後に食べると、こちらの方が熱いなと感じます。

少し冷ましながら食べるとちょうどいい温度でした!

魔法瓶の扱いやすさ-重量編

魔法瓶自体の重さに加えて、魔法瓶の中にお湯を入れた場合の重量です。

サーモス

500mlで765gです。

エクストラバージンオイルと100g違いです。

ニトリ

750mlで1228gです。

1Lの牛乳パックより重いので、片手で持つにはだいぶ重いなという印象でした。

魔法瓶の扱いやすさ-掴みやすさ編

素手で持った場合とグローブをはめた状態の掴みやすさを比較してみました。

サーモス

上部に窪みがあるおかげで、持ちやすいです。

私は上部のボディリングをなくしてしまったのですが、ボディリングがあるとさらに持ちやすくなると思います。

蓋上部に凸凹があるおかげでグローブをはめていても、少しの力で簡単に蓋を回して取ることができます!

ニトリ

グローブをはめて掴むと、水筒自体が大きいのと重いので、女性の手では片手で持ちづらいと感じました。

蓋上部はシリコンカバーがあるので、サーモスより簡単にとはいきませんが、すぐに蓋を回して取ることができました!

魔法瓶の扱いやすさ-注ぎやすさ編

魔法瓶から出てくるお湯の注ぎやすさを比較しました。

サーモス

ちょうどいい量のお湯が出てきます。

ニトリ

大差はありませんが、こちらの方がお湯の出る量が少なく、うまくお湯をコップに注げる感じがありました。

魔法瓶の扱いやすさ-洗いやすさ編

サーモス

口が広く、水筒用スポンジがすんなり入ります。

ニトリ

口が狭く、水筒用スポンジがなんとか入る大きさでした。

デザイン

デザインは好みが分かれるところですが…

アースカラーやワンポイントカラーが好きな人はサーモスがおすすめ
(黒に深緑、ステンレスに黄色、ベージュにオレンジのワンポイントが特徴ですね!)

落ち着いたシンプルな見た目が好きな人はニトリがおすすめ
(グレーを基調に黒の蓋という点がシックですね!)

保温力を上げるためのポイントは2つ

次に、魔法瓶の中の飲料の温度を高く保つためのポイントと魔法瓶を長く使うためのポイントをご紹介します。

誰もが「魔法瓶に入れたお湯をできるだけ長く熱い状態でキープしたい…」って思いますよね。

実は魔法瓶の保温力を上げるためのポイントがあるんです!

予熱で温度をキープ

はじめに熱いお湯を水筒に入れて予熱する方法です。

そのままの魔法瓶にお湯を入れるより、中身が温まった状態でお湯を入れておく方が温度が持続します。

やり方は簡単で、まず水筒の1/3を目安にお湯を入れます。

次に水筒の蓋を閉めてシャカシャカと水筒を振り、中のお湯を水筒内に行き渡らせます。

その後数分放置して、中のお湯を捨て、改めて沸騰したお湯を注ぐだけ。

この一手間が山頂で美味しくカップ麺を食べるためのコツです!

タオルやポーチで保護

魔法瓶をタオルやポーチで保護する方法です。

魔法瓶を落としてしまって外側に傷がついたり、凹んだりすると保温力が落ちてしまう原因になってしまいます。

衝撃から守るためのポーチがあると、魔法瓶を守る役割と保温効果のダブルの効果を発揮してくれます!

魔法瓶を長く使うための注意点

魔法瓶を長く使うために気をつけてほしいのが、洗い方と冷凍庫に入れないことです。

洗い方

注意してほしい点は2つだけです。

  1. 内部のステンレスを傷つけないように、やわらかいスポンジで洗うこと
  2. 内部のステンレスにサビができないように、よく乾燥させること

固いスポンジで洗うと内部が傷ついたり、よく乾燥させなかったことで内部のステンレスにサビが発生したりすると、保温できなくなる可能性があるので要注意です!

それぞれおすすめアイテムをご紹介すると、水筒を洗うのには長い棒の先にスポンジが付いた水筒用スポンジがおすすめ!

水筒を乾燥させるのには、珪藻土のスティックとフック付きステンレスクリップがおすすめ!

フック付きステンレスクリップで珪藻土のスティックを挟むと、そのまま魔法瓶のフチにひっかけられるので便利ですよ〜。

もし汚れやニオイが気になる時は、酸素系漂白剤を使うと取れるそうです。

※塩素系漂白剤はステンレスにサビを発生させる恐れがあるので、使わないようにしましょう

魔法瓶をそのまま冷凍庫に入れないように注意

魔法瓶をそのまま冷凍庫に入れたくなる気持ちもわかるのですが、絶対にしないでください。

冷凍庫では、魔法瓶の中の飲料が凍って膨張することで水筒が傷ついたり、壊れてしまったりするので危険なんです。

そのため、魔法瓶に氷を入れて保冷するのがおすすめです!

口が狭いニトリの魔法瓶は少し氷を入れづらいと感じるかもしれません…

サーモスの山専用ボトルについて

最後に、サーモスとニトリの魔法瓶の商品情報を載せておきます。

山専用ボトルの意味

山専用ボトルと名付けられた理由は、平地では考えられない厳しい条件を想定して開発された登山専用のステンレスボトルだからです。

口径のサイズ、形状、素材に至るまで登山者のニーズを想定して設計されているからこそ、長年愛されているアイテムですよね!

サーモスとテルモスの違い

みなさん、サーモスとテルモス、どちらで呼んでいますか?

私は1993年生まれなのですが、テルモスという呼び方があることを知りませんでした。

実はサーモスと呼ばれ始めたのは1990年頃からで、それ以前はドイツ語読みのテルモスと呼ばれていたみたいなんです。

サーモスの歴史は長く、1904年にドイツのベルリンで誕生しました。

THERMOSはギリシャ語で熱という意味を持ち、英語ではサーモスと呼ばれています。

年代によってTHERMOSの呼び方が違うのは、おもしろいですよね!

山専用ボトルの歴史

2007年に山専用ステンレスボトル FEK-500/800が発売され、2019年にFFX-501/751/901が6年ぶりにリニューアルされました。

変更点は750mlの魔法瓶が新たに追加されたこと、カラーバリエーションにマットやアースカラーが取り入れられたことの2点です。

今回、比較対象にしているFFX-500は旧モデルなのでマットではなく光沢感のあるバーガンディーです。

今のトレンドに合わせてデザインがマットになったことで、若者の好みを捉えている気がしますね!

ニトリのN-HEATEXについて

N-HEATEXの歴史

2020年に旧モデルのHEATEXが発売され、2021年にリニューアルされたものが現在のモデルN-HEATEXです。

変更点はダブルスクリュー栓、ステンレスコップが採用されたことの2点です。

この変更点がニトリの魔法瓶が誇る高い保温効果に繋がっているようです。

ダブルスクリュー栓はサーモスも同じですが、ステンレスコップはニトリの魔法瓶特有です。

邪魔になりそうだな…と思いきや、コップとしても使えるので同行者にお湯を分けることもできますね!

まとめ

今回はサーモスの山専用ボトルとニトリのN-HEATEXを比較してみました。

比較してみた感想としては、本体の持ちやすさや重量を踏まえると使い勝手がいいのはサーモスの山専用ボトル、保温効果やお値段を踏まえるとコスパがいいのはニトリのN-HEATEXという印象です。

それぞれ甲乙付けがたい良品であることは間違いないので、自分に合った魔法瓶を選んで山頂でのお昼を楽しんでもらえたらなと思います!

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