吉野山には古来桜が多く、シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集しています。儚げで可憐な山桜が尾根から尾根へ、谷から谷へと山全体を埋め尽くしてゆきます。
シロヤマザクラは下・中・上・奥の4箇所に密集しており、”一目に千本見える豪華さ”という意味で「一目千本」とも言われます。下千本(しもせんぼん)、中千本(なかせんぼん)、上千本(かみせんぼん)、奥千本(おくせんぼん)と呼ばれており、例年4月初旬から末にかけて、下→中→上→奥千本と、山下から山上へ順に開花してゆくため、長く見頃が楽しめます。
夜はライトアップを行い、昼間とは異なる神秘的なお花見が楽しめます。
山全体が世界遺産として登録された吉野山は、雄大な大自然と世界遺産の建造物を徒歩でまわることも可能です。次のページにある吉野山全体(下千本~上千本)の山歩き用の地図をチェックしてみて、世界遺産を楽しみ、桜を楽しむ旅をしてみるのは如何でしょう?
※地図のダウンロードはこちら(PDF)
※地図内の徒歩(バス)時間はだいたいの目安
※背景の緑色は山の高低差を表わしたもので、濃い緑色になるほど標高が高くなっている。
吉野山は桜の季節を迎えると多くの観光客の方々で賑わいます。交通渋滞を緩和するため、バスの駐車場予約制、交通規制、パークアンドバスライドを実施しており、詳しくはオフィシャルページより確認できます。