以前寒い季節の必須アイテムとして【フードコジ―】を紹介しましたが、この【フードコジ―】と【ジップロック】を組み合わせると季節を問わず色んなシーンで簡単に山ご飯を作ることができます。
特に軽量登山で大注目の押し米(ライスフレーク・ポハ)、非常食でもなじみ深いアルファ米、その他身近な食材を使って、すぐにでもチャレンジできるレシピを紹介していこうと思います。
使用するフードコジー
今回使用するフードコージーは山旅スタンドコジーです。
- 3850円(税込・送料無料)
- サイズw12.5~18.5cm h12.5cm マチ6cm
- 重さ26g
- 外側 タイベック
- 内側 アストロフォイル
- ジップロックフリーザーバッグ Sサイズ用
- マジックテープでとまるフタ付き
詳しくは以前の記事で紹介をしています。
今回は【押し米】を使ったレシピです。紹介する山ごはんレシピは2種類です。
その前に初めて耳にするかもしれない【押し米】について。
押し米(ライスフレーク・ポハ)とは
インド料理で使われるお米の加工品で、一度蒸したお米を平たくして乾燥させたもの。
お湯や水で簡単に短時間で戻せるのでとても便利です。アルファ米が熱湯で15分掛かる所、コジ―と押し米の組み合わせだとわずか3分です。
ネットで簡単に手に入れることが出来て私が買ったのはスパイスマーケットのライスフレーク、500グラム入りで980円の物です。
1食分約200円、アルファ米よりコスパはよさそう
山旅スタンドコジ―を使うので準備するのはジップロックフリーザーバッグ Sサイズ。1食分が100g換算として5回分小分けしておきます。
- 高温多湿
- 直射日光を避け
- 常温で保存
- 賞味期限730日
と購入サイトに紹介してあるのでいつでも使えるようにこうやって小分けにしておくと便利です。
早速家にある材料を使って作ってみます。
第一弾:簡単山ごはんレシピ『梅おにぎらず』
●材料
- ライスフレーク 100g
- 熱湯 200㏄
- 梅干し大サイズ 2個(種を外し包丁で軽く叩いておきます)
塩 小さじ1/2(2g) - 胡麻 小さじ1(4g)
●手順
- 熱湯以外の材料を全てジップロックに入れて携行します。
- コジ―にジップロックをセットして熱湯を注いで底から素早く混ぜます。
- ふたをして3分待ったら完成です。
出来上がりが300gなのでアルファ米よりもちょっと多めです。多いと思ったらそれぞれ半量にして作ってもいいです。(下の写真は半量にしてみたもの)
塩が多いのでは?と思うかもしれないけど、この位濃くしないと味がしないし、汗として出て行った塩分を補うので良しとします。ライスフレークは独特の風味があるので、胡麻を入れることによっていやな感じはなくなります。
携行時はジップロックに熱湯以外全て入れておきます。
下は完成図です。梅の酸味も塩味も効いて美味しいです。
食べ残しをジップロックの外から握ると、おにぎりになりました(笑)
こうなると味付け海苔がほしいですね!
なんと簡単で軽くて早くて便利なんでしょう?
以上ライスフレークを使った手始めのレシピの紹介でした。
(美味しさをいちばんに追求するならうるち米の炊飯を推奨します)
第二弾:簡単山ごはんレシピ『炒めない海老ピラフ』
●材料
- ライスフレーク 100g
- 熱湯 200㏄
- コンソメスティック 1袋(5g入り)
- 粉チーズ 大さじ1(5g)
- 乾燥小えび 大さじ2(5g)
- 乾燥パセリ 少々
●手順
- 熱湯以外の材料を全てジップロックに入れて携行します。
- コジ―にジップロックをセットして熱湯を注いで底から素早く混ぜます。
- ふたをして3分待ったら完成です。
材料の写真です。小えびはダイソーでも購入することができます。買い置きしてても日持ちするものばかりです。
携行時はジップロックに熱湯以外全て入れておきます。
下は完成図です。味付けはコンソメだけですがしっかり味がついていてえびが香ばしくいい仕事しています。粉チーズもあるのと無いのとでは味が全然違います。
ちなみに時間を置くとパラパラになってより海老ピラフ感が出ますよ~。これは定番メニューになりそうです。
基本的にライスフレークと熱湯の割合を1:2にしています。お湯の量を増やすとリゾット風にもなるのでお好みで加減してください。
こんな感じでライスフレークは早い・簡単・楽ちんなのでぜひ山ご飯のメニューにも取り入れてほしいです!