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超軽量& 耐久性に優れたダイニーマ-おすすめのダイニーマ製アイテム

超軽量& 耐久性に優れたダイニーマ-おすすめのダイニーマ製アイテム

軽量で耐久性があり、雨に濡れても保水せず、透明なので中の物が視認できる特徴ある素材がダイニーマです。このような素材なので登山道具、トレイルランニングアイテム、テント泊装備などの山道具の素材として注目されいます。

今回はこのダイニーマについて紹介するとともに、ダイニーマを使用したおすすめのアイテムを紹介します。

ダイニーマ生地について

ダイニーマ生地の正しい名称はダイニーマ®コンポジットファブリックと言います。以前はCubicTech社が取り扱うファイバー生地から、キューベンファイバーと呼ばれていましたが、これは通称名です。

ダイニーマは超高分子量ポリエチレンで、炭化水素が重合した構造をなすポリエチレンが分子量30万程度なのに対し、100~700万まで高めたものです。そのために耐摩耗性に優れています。

ダイニーマは1953年に製造され始めた歴史があり、最初は機械などの大型設備に用いられていました。その後糸状に成形すると非常に強靭な繊維(同じ重量でピアノ線の8倍に相当する強度)を得られ、その繊維を使った生地が生まれました。これがダイニーマ生地で、今では船舶用のアイテム、登山アイテムなど広く様々なアイテムに用いられています。

ダイニーマ®を選ぶ3つの理由

ダイニーマは以下の3つの特徴を備えています。

高い強度

スチールよりも15倍強く、アラミド繊維よりも同一重量で最高40%強い繊維です。しなやかで柔らかく、酷使されるアウトドアでの使用に最適な素材です。500Dナイロンに比べて、引裂き、穿刺、摩擦耐性が高いことが実証されています。

水に浮くほど軽量

ナイロンやポリエステルよりも30%、アラミドよりも45%軽量な素材です。25 gr/m2から500 gr/m2以上と多様な厚みの展開で、色の付いたコンパニオンファイバーを使用して色を付けることもできます。

高い耐久性

防水性100%で伸張性も低く、温度が変化しても変化しにくい素材です。テントであればたわみにくい特徴が生まれます。耐摩耗性、引裂き強度にも優れ、長い期間の使用に優れた素材です。

ダイニーマ生地を使用した製品の特徴

ダイニーマ生地は非常に高価な素材なので、この素材を使用した製品の多くは高価なものとなります。ダイニーマには生地の厚みの違いがあり、薄いものでは1ヤード㎡当たり0.34oz、続いて0.51、0.67,0.8、1.0、1.43、2.92、5.0と厚みが増していきます。

生地の厚みの違いで強度と張りに違いが出てきます。また厚みがあるほど素材価格が高くなります。

  • 0.34~0.67:非常に柔らかく柔軟な素材ですが長く使用し続けることで縫い目部分から破れる心配があります。
  • 0.8:柔らかさと強度のバランスに優れています。スタッフバッグなどに適した厚みで、衣類などを入れた時に変形しやすくパッキングしやすい厚み
  • 1.0~1.43:程よいハリがあり、形状を維持したいアイテムに使用するのに適した厚み
  • 2.92:高いハリがあり、財布などのアイテムに適しています。小銭やお札などを取り出しやすい厚み
  • 5.0:非常に高いハリがあり、硬さがあります。アウトドアアイテムではあまり見かけない厚み

素材の特徴だけでない見た目のカッコ良さ

ダイニーマ生地は実際に高級な素材なので、見た目も高級感があります。近未来的な透明感と艶のある素材で、ポーチや財布などのアクセサリーアイテムは大変人気があります。

また非常に軽量な素材なので、登山装備の軽量化に大きなインパクトを及ぼすテントやザックなどにも使用されており、おしゃれを楽しめる素材としても知られています。

ダイニーマ生地を使用したアイテムを持ち歩くメリット

ダイニーマ生地は以下の特徴があります。

  • 水をはじく
  • 保水しない
  • 耐久性に優れている
  • 軽い
  • 透明である
  • 厚みによって柔らかくもなり張りもある

ナイロンなどの化繊素材と比べて、上に挙げた特徴をすべて備えた素材は他にありません。

ダイニーマを使用したスタッフバッグを使用すれば、中のものを濡らさないだけでなく、中身を外側から確認することができ、装備重量全体の軽量化にもなり、一度購入すれば長い期間使用し続けることができます。

ダイニーマのデメリット

ダイニーマのデメリットを語る場合スリングやロープの場合と、生地として使用しているアイテムとで内容が異なります。

まずダイニーマ製のスリングやロープのデメリットは耐熱性が低いためナイロンよりも強度低下を起こしやすいことが挙げられます。固体が液体に変わる融解という現象が起きる温度のことを融点と言いますが、以下は融点が高いナイロンと比較したリストです。

  • ナイロン6:225度
  • ナイロン66:255度
  • ダイニーマ:150度

次にダイニーマ製の生地を使ったアイテムのデメリットは通気性や透湿性がなく伸縮性がない点です。このような素材なので衣類などには適していない素材です。また素材の価格が高いためダイニーマを使用した多くのアイテムも高価です。

ダイニーマ生地を使用したおすすめアイテム

ダイニーマを使用したアイテムは様々なものがあります。カテゴリーごとでおすすめのアイテムを紹介します。

【財布】山旅ダイニーマ3つ折りウォレット

3つ別々のカードコンパートメントが準備されており、1つのコンパートメントに3枚カードが収納できます。(最大9枚)

カードやお札を入れてもしっかりと閉じるようにスナップボタンが付いています。

お札は折りたたまず収納可能です。小銭は外側の止水ジッパーポケットに入れることができ、マチ付きなので取り出しやすい設計です。

小さなカラビナなどを財布に取り付けることができ、落下防止を防ぐことができます。

  • 重量:13g
  • オープン寸法:9.7cmx19.4cm
  • 閉じた寸法:9.7cmx6.5cm
  • 素材:ダイニーマ®コンポジットファブリック
  • 素材厚み:2.92(引裂き強度に優れ、張りが高い)

【財布】山旅ダイニーマウォレット

ファスナーポケットとメッシュポケットの非常にミニマムなデザインの財布です。

ファスナーポケットにはカードとお札を収納し、出し入れがしやすいようにサイズと位置にこだわって作られています。

お札は4つ折りにして収納が可能。カードは取り出すときに引っかかりづらいよう、開閉部分の横幅はカードやお札よりも大きめに設計しています。カードを10枚入れて10枚まとめて出し入れができます。

スタンダードな使用例として、交通系カード、クレジットカード、ポイントカード合計3枚+お札4枚でポケット内部に余裕があります。名刺入れとしても活用可能です。

裏のメッシュポケットは小銭が外側からも視認できるようになっています。小銭を取る際に、奥にある小銭が取りづらいということがないように、メッシュポケットの高さは500円硬貨1.5枚分で設計しています。

登山中の雨や汗によってお札を濡らさないで持ち歩くことができるよう、止水ファスナーで作れらています。

小さなカラビナなどを取り付けることができ、落下防止を防ぐことができます。

スペック

  • 重量:10g
  • サイズ:7.5×11.5cm
  • 素材:ダイニーマ®コンポジットファブリック
  • 素材厚み:2.92(引裂き強度に優れ、張りが高い)

【テント】Big Agnes Fly Creek HV

ダブルウォールで自立式にも関わらずなんと595gという軽さを誇るダイニーマ製のテントです。超軽量なフルスペックダブルウォールテントで、軽さと強さをバランスよくあわせ持ったEaston社製のカーボンポールと、非常に引き裂き強度に優れ防水性能に優れたダイニーマファブリックを採用しています。

【カード入れ】山旅ダイニーマカードケース-名刺入れ

耐久性と撥水性に優れたダイニーマ製の軽量なカードケースです。ケースのサイズはクレジットカードはもちろん、通常の名刺サイズ(91×55mm)を入れることができます。

両面にカードを入れることができるので、山旅タグがついている方には名刺を、ついていない方にはカードをといったような仕分けも可能です。

カラー:Blue(写真4枚目)、Green(写真6枚目)、Grey(写真8枚目)

スペック

  • 重量:3g
  • 素材:ダイニーマ®コンポジットファブリック
  • 素材厚み:1.43(引裂き強度に優れ、張りがある)

【スタッフザック】山旅クッカーバッグ兼ランタンシェード

半透明素材で柔らかく、ヘッドライトと組み合わせることでランタンシェードになります。別途ランタンが必要なくなるので、軽量化アイテムとしてご活用頂けます。

2種類の大きさがあり、軽量なクッカー用スタッフバッグとして仕上げた、400は0.4L、500は0.5Lほどの大きさです。ダイニーマで作成しているため、耐久性に優れており非常に軽量です。

400の使用可能なクッカー

  • EVERNEWTi570cup
  • EVERNEWTi570cup+Ziplocスクリューロック473ml

500の使用可能なクッカー

  • EVERNEWチタンカップ400
  • EVERNEWチタンマグポット500
  • SNOWPEAKチタンシングルマグ450

特徴・スペック

  • 中身の出し入れがしやすいように、開口部は底に比べて広めに作っています。
  • コードΦ1.5ミリ
  • サイズ:底Φ11センチ×高さ12センチ
  • 重量:4グラム
  • 素材:ダイニーマ®コンポジットファブリック
  • 素材厚み:1.0(引裂き強度に優れ、程よい張りがある)

【スタッフザック】山旅スタッフバッグ

巾着型のスタッフバッグなので、防水性能はジッパーやロールタイプのスタッフバッグと比較すると劣りますが、物の出し入れがしやすいのが特徴です。

S、M、Lの3サイズ展開です。

Lサイズは登山帰りのお風呂セット(下着、靴下、Tシャツ、薄手のズボン、タオル)を収納するのに丁度よい大きさです。その他ダウンウェアの圧縮袋、山ごはん食材、エマージェンシーグッズの収納にも適したサイズです。

Mサイズは山ごはん食材+行動食を収納するのに丁度よい大きさです。その他クッカー周辺のギア入れ、ファーストエイド用スタッフバッグにも適したサイズです。

Sサイズは行動食入れ、モバイルバッテリーとUSBケーブル、エマージェンシーキット入れなど様々な用途に使用できるサイズです。

Sサイズスペック

  • 重量:約4g
  • サイズ:約15cmx19.5cm
  • カラー:白

Mサイズスペック

  • 重量:約5g
  • サイズ:約20cmx25.5cm
  • カラー:白

Lサイズスペック

  • 重量:約7g
  • サイズ:約24cmx35cm
  • カラー:白

共通スペック

  • 素材:ダイニーマ®コンポジットファブリック
  • 素材厚み:1.0(引裂き強度に優れ、程よい張りがある)

【スタッフザック】山旅ミニサック

いざというときにすぐに使用できるように、絆創膏、軟膏などを入れてサコッシュなどに入れておくのにちょうど良いサイズの小型スタッフサックです。

またAnkerのモバイルバッテリーPowerCore10000(約6×9×2cm)がシンデレラフィットするほか、PowerCore10000PD(約5×11×2.5cm)も入ります。

山ごはん周りで使用するナイフやカトラリー、固形燃料や、行動食で出たゴミなどを入れておくのにも便利で、様々な活用方法ができるサイズです。

スペック

  • 重量:約2g
  • サイズ:約7.8cm×14cm
  • カラー:グレー
  • 素材:ダイニーマ®コンポジットファブリック
  • 素材厚み:1.43(引裂き強度に優れ、張りがある)

【スタッフザック】山旅ペグサック

ペグケース以外として活用もでき、スマホ入れ、ポケットタオルなど濡らしたくないものを入れておくのに便利です。

  • 重量:約3g
  • サイズ:約10cm×18.5cm
  • カラー:グレー
  • 素材:ダイニーマ®コンポジットファブリック
  • 素材厚み:1.43(引裂き強度に優れ、張りがある)

【スタッフザック】山旅リバーシブルスタッフバッグピロ-

ダイニーマと止水ジップを組み合わせて防水性能を高めた山旅スタッフザック。縫製部分にもキューベンファイバーテープを施し、軽量性を保ちながら防水性能を高めています。

リバーシブルになっていて、裏返すと枕として使用できます。バンジーコードが付属されておりマットに固定することができます。

頭に当たる部分はポリエステル100%のニット地でふわっとした気持ちのよい素材でありながら軽量に作られています。ごわつかずコンパクトになるのが特徴です。

帰りのお風呂セット(下着、靴下、Tシャツ、薄手のズボン、タオル)を収納できる大きさです。

スペック

  • 重量:28g(バンジーコード抜き)
  • サイズ:22cmx32.5cm
  • 素材:ダイニーマ®コンポジットファブリック&ポリエステル
  • 素材厚み:1.0(引裂き強度に優れ、程よい張りがある)
    ※バンジーコードが付属されています

【スタッフザック】山旅スタッフバッグピロ-サイズ

山旅ピローケースと組み合わせることで枕として活用できます。

※ピローケースは付属されていません

「山旅リバーシブルスタッフサックピロー」の枕部分を取り外せる商品として開発しました。枕部分を取り外せるため洗濯しやすく、テント泊をしない山行においてより軽量なスタッフサックとして活用できます。

帰りのお風呂セット(下着、靴下、Tシャツ、薄手のズボン、タオル)を収納できる大きさです。

スペック

  • 重量:14g
  • サイズ:20cmx33cm
  • 素材:ダイニーマ®コンポジットファブリック
  • 素材厚み:1.0(引裂き強度に優れ、程よい張りがある)

【ドライバッグ】山旅ドライバッグ

ドライバッグの開口部はマジックテープが縫われており、開口部を閉じてからロールを折って畳むことで、防水性能を高めるとともに、空気の移動が少なくダウンウェアやシュラフを圧縮して収納することができます。(コンプレッションザックではありません)

本体の縫い目はキューベンテープでシームされており、極限まで軽量化にこだわっています。また雨で濡らしたくないダウンジャケット、ダウンシュラフ、電気機器やデバイスをしまうのに便利です。

S、M、Lの3サイズ展開です。

Sサイズの収納できるアイテム例

  • 300g以内のダウンウェア1着
  • 濡らしたくないガジェット類
  • 着替え
  • 重量:約17g
  • サイズ:約21.5cmx34cm(平置きサイズ)
  • 素材:ダイニーマ®コンポジットファブリック
  • 素材厚み:1.43(引裂き強度に優れ、張りがある)

Mサイズの収納できるアイテム例

  • 300g以内のダウンウェア2着
  • 500g以内のダウンシュラフ(写真はシートゥーサミットのSP1)
  • 着替
  • 重量:約20g
  • サイズ:約24.5cmx41cm(平置きサイズ)
  • 素材:ダイニーマ®コンポジットファブリック
  • 素材厚み:1.43(引裂き強度に優れ、張りがある)

Lサイズの収納できるアイテム例

  • 600g以上のダウンシュラフ
  • 300g以内のダウンウェア2着+300g代のダウンシュラフ
  • 重量:約25g
  • サイズ:約28.5cmx47cm(平置きサイズ)
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