こんなのあったんだ!と感嘆する、登山での使用に便利で、驚くこと間違いなしのアイデア製品を紹介します。
登山のテント泊、小屋泊に超絶おすすめの耳栓『EarPeace(イアーピース)』
登山でテント泊をすると、隣のテントや、自分のテントの外から以下のような騒音が聞こえます。
- 他人のいびき
- テントや道具を片付ける音
- トイレや山小屋へ移動する足音
- 話し声
- 強い風によるテントの生地が擦れる音
- 雨がテントにあたる音
全く音がしていない状態というのが珍しいぐらいで、登山でテント泊をする時には耳栓があると熟睡を助けてくれます。
しかし、耳栓をすることで本来聴きたいアラーム音が聞こえずに寝過ごしてしまう不安も残ります。しかし『EarPeace(イアーピース)』は赤ちゃんの泣き声やアラーム音だけは聞こえる特殊なフィルタリング技術を採用した耳栓で、登山のテント泊で超絶おすすめできる耳栓です。
21gで超コンパクトになるミトン『山旅コンパクト防風ミトン』
思った以上に寒くて手がかじかんで指先が痛い!なんていう経験を登山でした方は多いと思います。そんな時に「あってよかった!」と強く思えるのが『山旅コンパクト防風ミトン』です。
このグローブは重量僅か21gで、8cm四方の大きさでポケットに収納できるパッカブル仕様です。だから念のために持っていくアイテムとして邪魔になりません。
また着脱が容易でオーバーグローブとしても使用できるし、単体での使用にも適しており、スマホ操作もできる優れモノです。
インビスタ社コーデュラリップを使用しているので、風をしっかり防いで手を冷やさず、様々な登山シーンで活躍してくれます。手首まで覆うデザインなので手を温めるのに適しています。男女問わず様々な手の形にフィットするように設計されているので、自分だけでなく相手を助ける道具にもなります。
ダラダラしたストラップをまとめることができる『MIMITAB』
ザックのショルダーストラップやウエストストラップを体にフィットさせた後に、余ったテープがダラダラとして邪魔だと感じたら『MIMITAB』の出番です。
非常にシンプルな留め具で、紐幅が23〜25mmのものに取り付けることができます。一袋に2つ入っているので、ショルダーストラップならば一つ購入すればOKです。
留め方は非常にシンプルで誰でも簡単に対応できて、伸びでていた紐端がとても綺麗にまとまります。
行動食を自分好みにアレンジできる『山旅スタンドコジー』
ジップロックのフリーザーバッグSに、Amazonで購入できるライスフレークをベースに、フリーズドライ、乾燥食材などを入れて自分好みの味にアレンジしたら行動食の出来上がりです。
当日は山旅スタンドコジーの中にフリーザーバッグSを入れて、フリーザーバッグSの中に水もしくはお湯を入れて待てばご飯の出来上がりです。水の場合は1時間、お湯の場合は10分程度で完成します。
おじやのような食感なので、歯ごたえが欲しい場合は食すタイミングで砕いた煎餅をフリーザーバッグSの中に入れると美味しいです。
以下はおすすめのレシピです。全てまとめてフリーザーバッグSの中に入れるだけです。それぞれの量はかなり適当でも美味しく食せます。塩は汗の量で味が変わるので、食べるときに薄いと感じたら追加するのがベターです。
- カレーメシ、オートミール、チリパウダー、唐辛子、高野豆腐、ガーリックパウダー、オニオンパウダー、コリアンダー、塩
- ライスフレーク、オートミール、トマトパウダー、豆乳粉末、高野豆腐、フリーズドライのタマゴスープ、塩
- ライスフレーク、オートミール、オニオンパウダー、豆乳粉末、高野豆腐、お茶漬けのもと、唐辛子、野菜ブイヨン粉末、塩
1年中注意が必要なマダニ対策『ティックツイスターClipBox』
マダニは草むらや藪などに多く生息しており、多くは3月〜11月にかけて活発に活動します。まさしく登山をするような場所にいるわけで、そのためにマダニ対策はとても重要です。
マダニに吸血されないようにするには、肌を露出しないこと、ディートやイカリジン配合の忌避剤を使用することなどが挙げられますが、もしも血を吸っている状態のマダニを見つけたら、ティックツイスターを使用することが重要です。
マダニが皮膚を刺す時に、血を吸うと同時に唾液線物質を体の中に注入しています。そして呼吸をするように吸ったり吐いたりを繰り返していて、その都度「SFTS」「ライム病」「日本紅斑熱」などの強い感染症を引き起こすウイルスを吐き出しているんです。
マダニの胴体を摘んでつぶしてしまったら、このウイルスが一気に皮膚の中に押し込まれてしまう危険性があるため、ティックツイスターなどの専用の道具を使って取り除くことが重要になります。
ClipBoxはザックの外側に引っ掛けておけるので、すぐに使用することができる便利なタイプです。
このような道具は登山中に「あってよかった!」と感じる代表的なアイテムだと思います。
登山でのランチで美味しいおにぎりを食べることができる『おにぎり保温・保護ケース』
肌寒い季節に登山をする時、おにぎりが冷たくなってお米がパラパラしていて美味しくないと感じた方は、是非『おにぎり保温・保護ケース』を使ってみてください。
マイナス5度のスキー場でテストした結果、約5時間放置したおにぎりは、案の定お米がパラパラしてしまい、非常に味気なくなってしまったのに対し、『おにぎり保温・保護ケース』に入れたおにぎりは、冷たいけれどもお米はしっとりして美味しく頂けました。
使用している素材は
- 熱反射率97%
- アルミ純度99%
- 冷気(熱)の侵入36~47%カット
というスペックをもつアストロフォイルで、ケースの重量は11gと軽量です。
おにぎりはコンビニでレンジを使って温めてもらい、『おにぎり保温・保護ケース』に入れることで、おにぎりそのものが熱源となって輻射熱で暖かさが持続します。