登山用スマホポーチはショルダーに収納が便利！選び方とおすすめモデル8選

登山で使用頻度が多くなったスマホですが、みなさんは登山中どこにスマホを入れていますか？スマホの出し入れを容易にし落下防止を防ぐのがスマホポーチです。スマホポーチの多くはザックのショルダーハーネスに取り付けることを前提に作られています。

様々なブランドから販売されていますが、手持ちのスマホが収納できる以外にも見るべきポイントを抑えることが重要です。

登山でのスマホ収納の駄目な例

以下のようなスマホの収納方法は登山ではお勧めしません。

• サコッシュはたくさん物が入って便利ですが、スマホのような重い物を入れると岩場を登っている時に遠心力によって岩にぶつけて破損したり、体に当たって痛い思いをします。
• ジャケットやズボンのポケットは脱ぎ着をする時に邪魔になるし、後ろポケットに入れている場合は休憩する時に誤ってお尻の下にスマホがあることを忘れて液晶割ってしまって、良い事がありません。
• ザックのウエストベルトはスマホが入るほど大きいモデルは少なく、ジッパーの形状によって取り出しづらいことが多いです。

スマホはショルダーハーネスに取り付けるのがベスト

登山中にスマホをよく使用する方はショルダーハーネスにスマホポーチを取り付けて出し入れするのがベストです。

ショルダーハーネスに取り付けることができる登山用スマホポーチは、様々な太さサイズのショルダーハーネスに対応しています。選び方については以下で紹介しますので確認してみてください。

登山使用におけるスマホポーチの選び方

登山では突然の雨や岩場登りなど過酷な状況が想定できます。スマホポーチはショルダーハーネスに外付けするため雨に濡れる、岩場に擦れるような状況を想定しましょう。その上で8つのポイントでスマホポーチの選び方を紹介します。

素材をチェック

雨が降った時にレインジャケットを着用しザックカバーをかけてもスマホポーチは雨に濡れることになります。この時雨に当たったスマホポーチが水を含んで重くならないか、素材が水を含んで中のスマホを濡らさない構造かを確認しましょう。

また岩場を登る時にスマホポーチが擦れるなどして破けてしまっては大変です。デニール数の多い破けづらい素材かを確認しましょう。

製品サイズ

手持ちのスマホを収納できるサイズか確認しましょう。高さ160mm、横幅80mm以上のサイズであれば多くのスマホの収納が可能です。iPhone Pro Maxなど大きなサイズのスマホの場合は特別なサイズのスマホポーチを選ぶ必要があります。

重量

ショルダーハーネスに取り付けるためできるだけ軽いスマホポーチを選ぶと肩への負担が少なく快適です。また固定したベルクロテープが取れづらく使いやすいです。

止水ジッパー

止水ジッパーや撥水ジッパーを採用しているスマホポーチは雨が降った時にスマホポーチの中が濡れづらく安心です。

ジッパーサイズ

ジッパーで大きく開口するモデルはスマホの出し入れがしやすいです。あまり大きく開口するとあやまってスマホを落としてしまうことも考えられるので注意が必要です。1/3から1/2ジップがおすすめです。

ダブルジッパー

ダブルジッパーだとショルダーハーネスの左右を気にせず好きな方にスマホポーチを取り付けることができます。

ポケットの数

スマホを収納する以外にもリップクリームや目薬などを入れることができると便利です。小さなポケットは行動食で出たゴミを入れておくのにも便利です。

取り付け方法

スマホポーチを取り付けたいザックのショルダーハーネスの厚みと幅を確認して取り付けることができるか確認しましょう。ほとんどのスマホポーチはベルクロテープで固定した後ずり落ちてこないようにスマホポーチの上部にあるストラップを使って固定することができます。

おすすめのスマホポーチ

スマホポーチの選び方で紹介した素材、サイズ、重量、ジッパー、取り付け方法から登山に最適なスマホポーチを選びました。以下の表はそれぞれのスマホポーチの特徴が比較できるようにしています。

登山ユースの全てを満たしたスマホポーチ『山旅 X-PACスマホポーチ』

スマートフォン以外にも財布や小物、地図などを固定してショルダーハーネスに装着できるX-PAC製の軽量スマホポーチです。外側にはメッシュポケットが備わっており同ブランドの軽量な財布がシンデレラフィットするように作られています。使用しているX-PACは210d リップストップ・ナイロンの表地で軽量で耐久性があり防水性を備えています。

またオプションのバンジーコード＆コードロック（320円）を購入し5箇所のループに通すことで紙地図やウィンドブレーカーなどを固定することができます。

大きなスマホの収納もできる『山旅 X-PACスマホポーチL』

素材や仕様など全てが上で紹介したX-PACスマホポーチと同様ですがサイズだけが異なります。iPhone14 pro maxやGoogle Pixel XL、GALAXY S21 ULTRAなども収納できる大きさです。

シンプルなデザインのスマホポーチ『グラナイトギア アドオンポケット』

縦にも横にも取り付けることができるストラップ付きで、ショルダーハーネスだけでなくウエストベルトにも取り付けることができるように作られています。 ショルダーハーネスに取り付ける時のベルクロテープが短いので、ザックの大きさを確認するようにしましょう。

メインポケットは柔らかく少し厚みもあるクッション素材が入っているのでサングラスケースとしてもおすすめです。

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軽量でコスパに優れたスマホポーチ『マムート アドオンショルダーハーネスM』

マムートのアドオン ショルダー ハーネスにはSサイズとMサイズ展開で、Sサイズは非常に小さくコンパクトなスマホであれば良いのですが、大きいサイズのスマホは収納しづらいので購入時は確認するようにしましょう。上で紹介したgranite GEARと同様にクッション素材が入っていてサングラスなどを収納するのにも便利です。また中には鍵などをぶら下げておけるキーチェーンが付いている仕様です。

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スマホポーチに留まらない『パーゴワークス スナップ』

スマホだけでなく財布やペン、ノートや鍵など様々なアイテムをひとまとめにして収納することができる収納力が特徴のポーチです。スマホの収納だけを考えると少し窮屈に感じる方が多いようで、ポーチからすぐにスマホを取り出したい方はスマホのみを収納するようにすると良いでしょう。

スマホポーチとして使用しない時には500mlのペットボトルも収納可能なサイズなので汎用性に優れています。ポケットの数が多い事から少し重量は重くなっています。

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フルオープンのポケット仕様が特徴のスマホポーチ『ザノースフェイス BC Utility Pocket』

手持ちのスマホがコンパクトなタイプであればとても便利に使うことができるタイプのポーチです。 コンパクトカメラや 日焼け止め、リップクリームなど細かなものを収納しておくのに便利なポケットタイプのデザインです。

素材は1000デニールのリサイクルポリエステルに撥水加工されたジッパーを備えているので雨にも強い素材です。

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コンパクトなスマホポーチ『ミレー ヴォヤージュ パッデッド ポーチ』

上で紹介したノースフェイスのユーティリティポケットと同様にコンパクトなスマホを入れておくのに便利なポーチです。ポケットにはパッドが入っていて壊れやすいものを収納しておくのに便利です。

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普段使いもできるカラフルなスマホポーチ『グレゴリー クイックパデッドケースM』

スマートフォンだけではなくデジカメなどの収納にも安心な全面パッドが入っていて壊れやすいものを収納しておくのに便利です。

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