登山でキャップをかぶることは、日除けや雨・汗対策になるだけでなく、さまざまなリスクを回避するためにも大切です。しかし、登山の帽子にはハットやニット帽もあるため、どれを選べばいいか迷う方も多いでしょう。
この記事では、キャップとハットのメリットとデメリットを解説しながら、登山キャップの選び方のポイントとおすすめのモデルを紹介します。
通気性、速乾性に優れて紫外線対策ができ、コンパクトに収納できて見た目もおしゃれなモデルを中心にピックアップしましたので、キャップの購入をお考えの方はぜひ参考にしてください。
キャップ・ハット・ニット帽、登山ではどれがいいの?
登山では次のような理由により、帽子をかぶることが大切です。
- 強い陽ざしや紫外線から顔や頭を守る
- 枝や落石から頭部を守る
- 寒さ、暑さを防ぐ
- 顔や頭が雨に濡れるのを防ぐ
- 汗が顔に流れ落ちるのを止める
キャップとハットはどっちがいい?
キャップ | ハット | |
視界の確保 | ◎ | △ |
日焼け防止 | △ | ◎ |
フードをかぶる | ◎ | × |
ヘルメットをかぶる | ◎ | × |
風で飛ばされない | ○ | △ |
サイズ調整 | ○ | △ |
コンパクト性 | ○ | △ |
普段使い | ◎ | △ |
キャップはハットに比べメリットが多く、難易度の高い登山から一般登山、普段使いまで幅広く使えるため、帽子を1つだけ購入するならキャップをおすすめします。
キャップのメリット・デメリット
1.視界を広く確保でき、動きやすい
前方にしかツバがないキャップは、周囲にぐるりとツバがついたハットに比べ、視界を広く確保できます。また、ハットは顔を上げると後方のツバがザックに当たってしまいますが、キャップはザックに干渉せず自由に頭を動かせます。キャップのほうがアクティブに動けるため、難易度の高い登山やトレイルランニングにおすすめです。
2.上からフードやヘルメットがかぶれる
キャップはツバが前方にしかついていないため、キャップの上からフードやヘルメットをかぶることができます。降雨時にサッとレインウェアのフードをかぶったり、落石や滑落などの危険がある登山道で、ツバが短めのキャップの上からヘルメットをかぶれます。天候が急変しやすく、険しい岩稜帯が多い高山では、キャップのほうがおすすめです。
3.風で飛ばされにくい
キャップはツバが前方にしかないため、ハットに比べて風で飛ばされにくいといえますが、あご紐がついているモデルなら、ハットでもキャップでも風で飛ばされる心配がありません。キャップにストラップを装着しておけば、強風時でも飛ばされず安心です。
4.サイズ調整ができ、フィット感に優れる
キャップは後頭部でサイズ調整できるモデルが多く、頭にフィットしやすいのが特徴です。ハットはサイズ調整できないモデルがほとんどのため、キャップほどのフィット感がなく、あご紐がないと風で飛ばされやすいでしょう。
5.コンパクトにたためて持ち歩ける
キャップには、かさばらずにコンパクトにまとめられるモデルが多く、使用しない時に小さくたたんでポケットに入れられるので、持ち運びに便利です。ハットはかさばりがちで、収納しづらいといえます。
6.おしゃれで普段使いもできる
登山用ハットはいかにも登山向けといったデザインが多く、普段使いしづらいですが、キャップはスポーティなデザインで汎用性が高く、おしゃれアイテムとして普段使いも可能です。
7.日焼け・紫外線対策にはサンスクリーンを装着
ツバが前方にしかないキャップは日除け部分が少ないため、日焼けを防止するにはハットのほうが効果的です。
しかし、キャップにサンスクリーンを装着すれば、ハットより耳や首をしっかりと覆い隠せます。紫外線が強い高山では、キャップにサンスクリーンを装着することでアクティブに動けて日焼けも防止できます。
キャップは高山、縦走登山から普段使いまでできておすすめ
キャップは広い視界を確保して動きやすく、フードやヘルメットもかぶれるため、高山登山や険しい山の縦走におすすめです。サンスクリーンやストラップを付ければ日焼け対策や強風対策もできます。
メッシュなど通気性の良い素材でおしゃれなデザインのものを選べば、登山から普段使いまで幅広く使えてコスパが良いといえます。
ハットのメリット・デメリット
ハットはツバがぐるりとついているため、日焼け防止には効果的ですが、視界が狭い、上を見づらい、ハットの上からフードやヘルメットをかぶれない、あご紐がないと風で飛ばされやすい、かさばる、普段使いしづらいなどのデメリットがあります。
ハットは日除け重視の日帰り登山におすすめ
ハットは、日焼け対策を重視したい方や、ツバと干渉しない小さめのザックで済む日帰り登山に向いています。
登山におすすめのキャップの選び方10のポイント
安全で快適な登山をするために、キャップは素材やデザインを適切に選ぶ必要があります。ここでは主にメンズの登山キャップを選ぶ際、チェックしておきたいポイントを10個解説します。
1.速乾性に優れた化繊素材で汗・雨に対応
登山で帽子をかぶる理由の1つに、汗が顔にしたたり落ちて目に入るのを防ぐ目的があります。そのため登山用キャップは、汗を吸収して乾きの早い速乾性素材のものがおすすめです。
ポリエステルやナイロンなど化繊素材は速乾性が高く、汗を素早く吸ってすぐに乾くため汗冷えを防ぎ、長時間かぶっていても不快になりません。さらに、キャップの内側に汗止めがついていれば、汗が顔にしたたり落ちるのを防いでくれます。
また、撥水加工が施されていたり、ゴアテックス素材であれば、急な降雨時でも頭が濡れず、小雨ならキャップだけで対応できます。
2.通気性に優れたメッシュで頭が蒸れない
メッシュのキャップは通気性に優れているため、長時間かぶっていても頭が蒸れません。頭皮や髪の日焼けも予防でき、汗をかいても乾きやすいので、夏の登山や運動量が多くなる縦走登山でも快適です。速乾性の高いナイロンやポリエステルなどの化繊素材で、メッシュ部分の大きいキャップなら涼しいでしょう。
3.UVカット素材で紫外線をシャットアウト
紫外線が強い高山では、キャップにUVカット加工が施されているものがおすすめです。また、UV効果は黒や紺など色が濃いほど高く、白やベージュなど色が薄いほど低くなるのが特徴です。
UV効果が高く、おしゃれな黒は人気がありますが、熱を吸収して頭が熱くなりやすいため、化繊のメッシュ素材など通気性の良いものを選びましょう。また、黒は蜂に攻撃されやすい色でもあるため注意してください。
4.軽量でコンパクトに持ち運べるものが便利
キャップは、脱いだ時にジャケットのポケットに収納できると、邪魔にならずに持ち運べるので便利です。頻繁にキャップを着脱する方は、軽量でツバが柔らかくコンパクトにまとめられるものや、ツバが硬くても折り畳める携帯性に優れたモデルを選ぶといいでしょう。
5.サイズ調整できるものがおすすめ
キャップを購入する際は、自分の頭に無理なくフィットするサイズを選ぶことが大切です。大きめだと脱げやすく、小さめだときつくて頭が痛くなります。
そのためキャップの生地がストレッチ素材であったり、後ろのバックルでサイズが調節できたりするものだと、自分の頭に心地よくフィットするのでおすすめです。
6.サンスクリーンやあご紐にも注目
日焼け対策や、強風時に飛ばされたりしないよう、キャップにサンスクリーンやあご紐がついたもの、またはそれらが着脱できるタイプがおすすめです。
7.おしゃれな見た目も大事
キャップは登山コーデの決め手となる重要なおしゃれアイテムです。キャップのデザインや色が違うだけで、コーデの雰囲気がガラリと変わるため、ウェアに合わせていくつか持っておくと重宝します。
登山に必要な機能を備えていることはもちろん、顔に合った色やデザインのものを選ぶのが基本です。購入時に試着するすることをおすすめします。
8.深めなら誰にでも似合う
キャップが顔に似合わないと思っている方や頭が大きい方は、深めのものを選ぶのがおすすめです。特に前頭部が平らなミリタリータイプは、深めのデザインで平板な顔立ちの日本人全般にフィットしやすいため誰にでも似合います。顔や頭の大きい方でもストレスを感じずに着用でき、バランスの良い見た目となるでしょう。
9.短めのツバがトレンド
ツバは長いと日除け効果がありますが、視界が狭くなります。一方、ツバが短いと視界を広く確保できる上、風で飛ばされにくく、よりアクティブに行動できるため、ハードな山行を好む方やトレイルランナーに人気です。
短いツバの中でもサイクルキャップは速乾性、コンパクト性に優れ、デザインのおしゃれなものが多いため、登山キャップのトレンドとなっています。
10.普段使いできるタイプがおすすめ
登山はもちろん、アウトドア全般からスポーツ、タウンユースまでオールマイティに使えるキャップはコスパが良く、おすすめです。黒色でブランドロゴが小さく入っただけのシンプルなデザインのものなら、どんなコーデにも合わせやすく、おしゃれに見えます。
登山キャップおすすめランキング一覧
登山におすすめのキャップとして必要な条件を次の3点に絞り、おすすめ度順にランキングにしました。
- 汗を吸って乾きが早い
- UVカットの素材を使用している
- 軽量でコンパクトにまとまり持ち運びに便利
順位 | メーカー名『モデル名』 |
1位 | 山旅『7Elements スタンダードキャップ』 |
2位 | ザ・ノース・フェイス『テックロゴキャップ』 |
3位 | ザ・ノース・フェイス『プロンプトキャップ』 |
4位 | ザ・ノース・フェイス『スワローテイルキャップ』 |
5位 | パタゴニア『ダックビル・ショーティ・トラッカー・ハット』 |
6位 | パタゴニア『ダックビル・キャップ』 |
7位 | アークテリクス『カリダム5パネルハット』 |
8位 | アークテリクス『ノーバンキャップ』 |
9位 | アークテリクス『ロゴトラッカーキャップ』 |
10位 | マイルストーン『オリジナルキャップ』 |
11位 | エルドレッソ『スリラーキャップ』 |
12位 | マウンテンハードウェア『MHWトレイルシーカートラッカー』 |
13位 | モンベル『O.D.クラッシャブルキャップ』 |
14位 | モンベル『3Dメッシュキャップ』 |
15位 | モンベル『メドーキャップ』 |
16位 | カリマー『フォールディングキャップ』 |
17位 | クレ『オールマウンテンメッシュ B.CAP』 |
18位 | マムート『エナジーメッシュキャップ』 |
19位 | 山と道『ストレッチ メッシュ キャップ』 |
20位 | ミレー『プリマロフト リップストップ キャップ』 |
【登山キャップのおすすめランキング】第1位:山旅『7Elements スタンダードキャップ』
特殊な無数の微細な孔(マイクロ孔)による、高い通気性によって、効率的にキャップ内の蒸れを排出することを可能にしたキャップです。
●39gという超軽量で被っていることを忘れてしまう
1㎡108gの超軽量なポリエステル素材を使用しています。この素材は吸水拡散性に優れており汗を吸水し、素早く乾くため、汗を含んだ後に重くなりづらいのも特徴です。
●深く被ることができて風に飛ばされにくい
ツバの付け根から頭頂部までの長さを18cm設け、深く被ることができるデザインです。風に飛ばされづらく登山、トレイルランニングなど様々な山のアクティビティで安心、快適に活用できます。
また様々な大きさの頭にフィットするように、後頭部には瞬時にサイズ調整が可能なコードを設けています。このコードの先端はフック状なので、コードにかけて乾かすことが可能です。
●程よいツバの硬さと長さを備え顔を保護する
視界確保と木々から顔を保護することを狙ったデザインを採用しています。ツバの長さは6cmあり、柔らかすぎず硬すぎない素材です。RovyBonなどのクリップライトをツバに取り付けることが可能です。
●紫外線防止素材によって頭皮を守る
紫外線防止素材が頭全体を覆うため、頭皮を守ります。
●撥水性によって雨を含んで重くならない
撥水性能があるため、雨にあたってもキャップが水を含んで重くなりません。
●柔らかな素材で様々な頭の形にフィットする
ストレッチ性があり柔らかな素材なので、様々な頭の形にフィットします。頭周りは53.5〜62cmで調整が可能で男女ともに被ることができます。
●洗濯機で洗うことができるイージーケア
洗濯機で洗う時は洗濯ネットに入れるだけ。乾燥機は使用しないように気をつけてください。
- 重量:39g
- 素材:ポリエステル100%
- サイズ:
頭周り:53.5〜62cm
ツバの付け根から頭頂部までの長さ:18cm
ツバの長さ:6cm
【登山キャップのおすすめランキング】 第2位~第20位
おすすめ度2位以下のキャップを紹介します。
第2位:ザ・ノース・フェイス『テックロゴキャップ』
ストレッチ性も備えたフィット感のあるロゴキャップです。サイドと後頭部にはメッシュ素材が使用されているため通気性に優れています。このメッシュ素材はレーザーホール技術で非常に目が細かいため、日差しによる日焼けを防ぎます。色は8色展開でコーデに合わせて複数持つのもおすすめです。
- 重量:約95g
- 素材:ポリエステル97%、ポリウレタン3%
- サイズ:頭周り56.5~59.5cmワンサイズ ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:7㎝
- 天ボタン:あり
第3位:ザ・ノース・フェイス『プロンプトキャップ』
トレイルランニング向けのキャップで、素早くコンパクトにまとめることができます。ツバは厚みのあるメッシュ素材で形状をキープ。メインの素材は撥水機能があり雨を弾きます。メッシュを配置することで通気性と頭の遮熱性を両立。蒸れずに涼しさが続きます。
- 重量:不明
- 素材:PERTEXQUANTUM40D、ポリエステル
- サイズ:ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:6㎝
- 天ボタン:なし
第4位:ザ・ノース・フェイス『スワローテイルキャップ』
さらさらとした質感のランニング向けキャップです。メインの素材は撥水機能があり雨を弾きます。側頭部には滑り止め加工を施したサングラスホールが設けられ、サイドパネルのパンチングベンチレーションにより通気性を確保しています。13色展開で好みのカラーが見つかります。
- 重量:不明
- 素材:ナイロン100%
- サイズ:M(56~58cm)、L(58~60cm) ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:6.7cm
- 天ボタン:なし
第5位:パタゴニア『ダックビル・ショーティ・トラッカー・ハット』
短めのツバに浅めの頭頂部で様々なスタイルに合わせやすいデザイン。パタゴニアで人気のキャップです。ツバは水に浮く3ミリ厚EVAフォームを使用しており、形状をキープします。コンパクトに収納可能なストレッチ素材でメッシュ部分が多く、通気性に優れているのが特徴です。後頭部の伸縮性バックルでフィット感の調節ができます。
- 重量:62g
- 素材:4.2オンス・ナイロン95%(リサイクル・ナイロン65%)/ポリウレタン5%。DWR(耐久性撥水)加工済み。後頭部:5オンス・リサイクル・ポリエステル・メッシュ100%
- サイズ:頭周り58㎝ワンサイズ ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:短め
- 天ボタン:あり
第6位:パタゴニア『ダックビル・キャップ』
ダックビル・ショーティ・トラッカー・ハットよりさらにメッシュ部分を多くし、ツバを短くすることでコンパクトにまとめて収納できるデザインとなっています。ツバの裏側に濃い色を配色することで照り返しと目の疲れを軽減。後頭部の伸縮性バックルでフィット感の調節ができます。
- 重量:43g
- 素材:4.2オンス・ナイロン95%(リサイクル・ナイロン65%)/ポリウレタン5%。DWR(耐久性撥水)加工済み。頭頂部とバックパネル:5オンス・リサイクル・ポリエステル・メッシュ100%
- サイズ:頭周り55~60㎝ワンサイズ ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:短め
- 天ボタン:なし
第7位:アークテリクス『カリダム5パネルハット』
耐久性が高く通気性に優れ、素材が頭に沿うよう伸縮するストレッチ素材を採用した5パネルのキャップです。スポーティー過ぎないデザインで普段使いにもマッチします。後ろのTPUストラップとバックルでしっかりフィットさせることができます。
- 重量:52g
- 素材:Burly™ダブルウィーブ
- サイズ:頭周り55~60㎝ワンサイズ ユニセックス
- メッシュ:なし
- ツバ:普通
- 天ボタン:なし
第8位:アークテリクス『ノーバンキャップ』
夏のトレイルランニングや登山で快適な被り心地を提供するキャップです。驚くほど軽量でコンパクトに収納が可能。通気性、速乾性に優れた素材で汗をかいてもすぐに乾き、涼しく快適な着用感が持続します。撥水加工が施され、雨が降っても濡れません。ヘルメットやフードの下にもフィットし、ヘッドバンドは一度引くだけでしっかりとフィットさせることができます。
- 重量:28g
- 素材:100%ナイロンSPACERMESH™
- サイズ:S-M(55~57㎝)、L-XL(58~60㎝)ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:普通
- 天ボタン:なし
第9位:アークテリクス『ロゴトラッカーキャップ』
ツバがフラットでクラシックな見た目のトラッカーキャップです。透湿性と速乾性のある素材でモノフィラメントメッシュを採用。頭の中が蒸れにくく快適性が長持ちします。後頭部のバンドでサイズ調整が可能。登山からタウンユースまで幅広く使えます。
- 重量:65g
- 素材:Circuit™
- サイズ:頭周り(55~60㎝)ワンサイズ ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:普通
- 天ボタン:あり
第10位:マイルストーン『オリジナルキャップ』
帽子のつばにワイヤーが組み込まれているため、形を自由に変形させたり角度を上げ下げしたりできます。視界が確保できる上、ヘッドランプ装着時にツバを下に向ければライトの灯りが遮られません。コンパクトに折り畳めるので持ち運びも便利です。広めのツバや深いかぶり心地で日本人の顔に合うようデザインされ、後頭部のバックルでフィット感の調整ができます。
- 重量:不明
- 素材:NYLON100% / MESH:POLYESTER100%
- サイズ:ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:短め
- 天ボタン:なし
第11位:エルドレッソ『スリラーキャップ』
奇抜なデザインが多く、トレイルランナーに人気のメーカーです。海外ブランドのキャップに比べ浅すぎず、手頃な深さで収まり良く設計されています。メッシュ素材はパタゴニアのトラッカーハットとほぼ一緒で目が粗いため通気性に優れていますが、紫外線が強い場所では頭の日焼けに注意が必要です。後頭部でサイズ調節ができます。
- 重量:不明
- 素材:100%ナイロン
- サイズ:S(頭周り54~60㎝)、M(頭周り56~62㎝) ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:4.5cm
- 天ボタン:あり
第12位:マウンテンハードウェア『MHWトレイルシーカートラッカー』
側頭部から後頭部にかけての広いメッシュ素材と、フロントの生地にサンドウィッチメッシュポリエステルを使用しているため、大変通気性に優れています。乾きが早いため発汗量の多いトレイルランニングやファストパッキングなどのアクティビティに最適です。後頭部でサイズ調整もできます。
- 重量:65g
- 素材:ポリエステル100%
- サイズ:ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:短め
- 天ボタン:なし
第13位:モンベル『O.D.クラッシャブルキャップ』
3000円以内で購入できるコストパフォーマンスの良いキャップです。ツバが柔らかく、軽量でコンパクトに持ち歩けるのも魅力。シンプルなデザインでUVカット、撥水加工もされているため、最初に購入するキャップとしてもおすすめです。
- 重量:37g
- 素材:70デニール・フルダル・スパンライク・ナイロン・タッサー
- サイズ:S(54~56㎝)、M(56~58㎝)、L(58~60㎝) ユニセックス
- メッシュ:なし
- ツバ:6.0cm
- 天ボタン:なし
第14位:モンベル『3Dメッシュキャップ』
3層構造のメッシュ生地で、紫外線が直接頭皮に当たる心配がありません。メッシュが重なっているので通気性に加えて吸水拡散性に優れており、汗をかいても素早く乾いて快適性が持続します。また、消臭機能を備えているため、ニオイの心配もありません。サイズは、頭の大きい方にうれしいXLまで展開しています。
- 重量:65g
- 素材:3Dメッシュ:ポリエステル
- サイズ:S(54~56㎝)、M(56~58㎝)、L(58~60㎝)、XL(60~61.5㎝)ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:7.5㎝
- 天ボタン:なし
第15位:モンベル『メド―キャップ』
ゴアテックスを使用した3層構造で防水透湿性に優れ、UVカット率は90%以上と雨から晴天まで使える全天候型キャップです。サイズ展開はXLまであるので頭の大きい人も大丈夫。深めなのでしっかりとフィットして風に飛ばされません。コットンのような風合いとシンプルなデザインのため、さまざまなコーデに合わせやすいキャップです。
- 重量:58g
- 素材:ゴアテックスファブリスク3レイヤー
- サイズ:S(54~56㎝)、M(56~58㎝)、L(58~60㎝)、XL(60~61.5㎝) ユニセックス
- メッシュ:なし
- ツバ:7㎝
- 天ボタン:なし
第16位:カリマー『フォールディングキャップ』
撥水性が高く、防水透湿性を兼ね備えた機能素材〈TORAY DELFY®〉を採用。雨や汗に強いキャップです。5パネル構造で頭に心地よくフィットし、後頭部のバックルでフィット感の調節ができます。軽量でツバの中央部からコンパクトに折り畳んでポケットに収納できるため、持ち運びに便利。どんなコーデにも合わせやすいナチュラルなカラー展開も魅力です。
- 重量:50g
- 素材:TORAY DELFY®(ナイロン100%)
- サイズ:頭周り60㎝ワンサイズ ユニセックス
- メッシュ:なし
- ツバ:6.5㎝
- 天ボタン:なし
第17位:クレ『オールマウンテンメッシュ B.CAP』
日本人の頭にフィットする帽子と、アウトドア好きの間で人気の日本ブランドClef(クレ)のメッシュキャップです。通気性が高く蒸れにくい素材を使用し、吸水速乾素材の汗止めがついています。ツバはワイヤー入りの短めで、角度が変えられたり折り曲げたりできるため、視界を広く確保したりコンパクトに収納したりできます。アクティブな山行に耐えられる仕様で、ヘルメットのインナーとしての着用も可能。サイズは後頭部の薄型ベルトで調整できます。
- 重量:不明
- 素材:メッシュ:ポリエステル100%、本体:綿60%、ナイロン40%
- サイズ:頭周り約58~61㎝ワンサイズ ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:短め
- 天ボタン:なし
第18位:マムート『エナジーメッシュキャップ』
軽量で通気性に優れたメッシュキャップで、暑い日の登山に最適です。サイズは62㎝まであるので、頭の大きい方も大丈夫。後頭部のベルトで微妙なサイズ調整も可能です。素材は100%リサイクルのポリエステルを使用。内側にスエットバンドの汗止めがつき、ヘルメットのインナーとしてもフィットします。色はベーシックな黒のほか、スポーティなコーデのアクセントになるオレンジとブルーがあります。
- 重量:50g
- 素材:100%リサイクルポリエステル
- サイズ:S/M(54~58㎝)、L/XL(58~62㎝) ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:普通
- 天ボタン:なし
第19位:山と道『ストレッチ メッシュ キャップ』
自身がハイカーである夏目彰氏が立ち上げたブランド、山と道の人気キャップです。32gとかぶっていることを忘れるほど軽量、深めでノンストレス。形状記憶生地を使用したツバは自在に変形し、強い陽ざしや強風に素早く対応できるだけでなく、キャップをコンパクトにまとめられます。サイズを調整できる後頭部のアジャスターは、片手で引っ張るだけなので急な風でキャップが飛ばされそうな時にも便利。細部にまでこだわりの詰まったキャップです。
- 重量:32g
- 素材:本体:100%ポリエステル
メッシュ:82%ポリエステル、18%ポリウレタン
汗止めバンド:89%ポリエステル、11%キュプラ - サイズ:S(48.5~54㎝)、M(52.5~58㎝)、L(56.5~62㎝) ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:普通
- 天ボタン:なし
第20位:ミレー『プリマロフト リップストップ キャップ』
フリースの耳あてが付いた冬用のキャップです。軽量で保温性に優れ、表地は耐水撥水ポリエステルを採用しているため、少々の雪でも大丈夫。冬山のヘルメットのインナーにも最適です。シンプルなデザインで色も黒なので、タウンユースとしても使えます。
- 重量:70g
- 素材:ポリエステル100%
- サイズ:M(57㎝)、L(60㎝) ユニセックス
- メッシュ:なし
- ツバ:6㎝
- 天ボタン:なし
キャップに装着するサンスクリーンのおすすめ4選
キャップで気になるのが首の日焼けです。日焼け止めを塗っても汗で流れてしまうことが多いため、次に紹介するようなサンスクリーンを装着することをおすすめします。
山旅『ライトウェイトサンシェード』
お気に入りのキャップに組み合わせることで首と耳を強い日差しから守ります。山旅ライトウェイトコンパクトキャップと合わせやすい同様のカラー展開です。取り付けていることを忘れてしまうような21gという軽さで、使用しないときはポケットにしまっておけるコンパクト性も兼ね備えています。本体素材UPF50+++と高い紫外線を防ぐ効果があります。
サンデーアフタヌーンズ『ソーラーカーテン』
非常に軽量で、頭への装着はゴムバンドのみというシンプルな作りが特徴のサンスクリーン。ドローコードなどは一切なく、キャップの上から被るだけで耳と首の日焼け対策ができます。サングラスを取り付けることができるサングラスロックが付いているので、キャップ+ソーラーカーテン+サングラスで徹底した紫外線対策が可能です。
モンベル『サンブロックスクリーン』
ナイロン100%のスタンダードなサンスクリーンです。夏山登山だけでなく、春・秋の登山や雪山登山でも使えるオールシーズン対応のモデルなので、1つ持っていると重宝します。
モンベル『WIC.クールキャップシェード』
日差しを遮るだけでなく、通気性に優れた素材であるモンベルのウイックロンクールを採用しているため風を通して涼しく、首もとは常に快適です。UVカット効果とクールダウン効果を両立させたモデルです。
サンスクリーンが付きキャップおすすめ2選
手持ちのキャップに別売のサンスクリーンを装着するのもいいですが、最初からサンスクリーンとキャップがセットになっているモデルを選ぶのもおすすめです。キャップにサンスクリーンを止めておけるスナップボタンがついていることが多く、必要ない時は取り外しが可能。しっかりと日焼け対策をしたい方におすすめです。
ザ・ノース・フェイス『サンシールドキャップ』
サンスクリーン部分の素材には虫よけ加工をプラス。本体のメッシュ素材とあわせ、夏山登山に適したキャップです。サンスクリーンは両サイドのスナップボタンで着脱可能。あご紐も取り外すことができます。さまざまな使い方ができるので、多くのアクティビティで使えます。
- 重量:不明
- 素材:<本体>NORTHTECH Cloth Rip Eco(ナイロン100%)<メッシュ部>Vent Mesh Be Free Cloth(複合繊維(ポリエステル)60%、ポリエステル40%)
- サイズ:M(56~58㎝)、L(58~60㎝)ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:9㎝
- 天ボタン:なし
サロモン『XA+ CAP』
非常に軽量で通気性に優れているため、トレイルランニングにも活用することが出来るサンスクリーン付きのキャップです。 サンスクリーンは取り外すことができます。本体はストレッチ性のメッシュ素材で涼しく、頭に心地よくフィット。サンスクリーンの装着はベルクロテープで固定することができます。
- 重量:41g
- 素材:ポリエステル, メッシュ
- サイズ:S-M(56㎝)、L-XL(59㎝)ユニセックス
- メッシュ:あり
- ツバ:7㎝
- 天ボタン:なし
キャップが風に飛ばされないようにするキーパーストラップ
あご紐がついていないキャップは強い風に飛ばされてしまう可能性がゼロではありません。キャップ用のストラップを使用すれば、強い風が吹いているときも安心です。
キャップリテーナークリップ
伸縮性と弾力性のあるストラップの先にプラスチック製のクリップが付いており、ストラップが邪魔になるような事がありません。ザックの雨蓋付近にあるストラップとキャップを連結させて使えば、強風でもキャップが飛ばされないので、安心して歩けます。