登山において帽子はとても重要な装備の1つです。登山で使う帽子としてキャップとハットとビーニーが代表的ですが、何を選べば良いか分からないという方も多いようです。今回は登山における帽子の必要性と、キャップとハットとビーニーそれぞれのメリット、デメリットを紹介していきます。

登山における帽子の必要性

登山における帽子の必要性は4種類あります。いずれも登山において重視しなければいけません。

頭と顔周辺を紫外線から守る

標高が高いと紫外線量が多くなります。快晴時に紫外線の強さを観測した数値では、1000mあたり約15%紫外線が強くなる結果が報告されています。

帽子を被らずに登山をすると、頭皮が日焼けをしヒリヒリとした痛みを伴うと同時に、皮がめくれ、フケのように剥がれます。これによって毛根がダメージを受けて、抜け毛などのトラブルに繋がります。特に髪の分け目やつむじなど地肌が露出している部分は注意が必要です。

頭を冷たい空気や風から守る

頭を冷たい空気や風から守る

寒い季節には、帽子があることで頭全体を温めることができます。頭が冷えると集中力が低下するため、登山では頭を冷やさないように注意する必要があります。また耳が冷えると集中力が劣るため、帽子で耳を温めることも重要です。

怪我の防止

怪我の防止

頭が露出していることで、怪我をしやすくなります。下を向きながら登山をしていると気づかずに太い枝に頭をぶつけたり、細い枝が弓のように顔に飛んできたり、小石などが落石するなど、怪我をするシーンが登山では多くあります。

雨天時に顔に雨が当たりづらい

雨天時に顔に雨が当たりづらい

雨が降った際、ツバがあることで上から降ってきた雨によって顔面に雨が当たりづらくなります。大雨の場合はレインウェアのフードを被る必要がありますが、小雨程度であれば帽子で雨を防ぐことができます。

キャップとハットとビーニーどれが良いか

残雪期と積雪期はビーニーが便利

キャップとハットとビーニーの使い分けについて、以下の表で整理をしてみました。

シーン日帰り登山縦走登山トレイルランニング
霧雪期ハット・キャップハット・キャップキャップ
残雪期・積雪期ビーニービーニービーニー

寒い季節にはビーニーがおすすめです。雪がついた登山道でヘルメットをかぶりたい時もビーニーの上から装着することができます。またビーニーを深くかぶることで耳を温めることもできます。

次にキャップとハットのメリットとデメリットを整理していきましょう。

キャップとハットの使い分け

※横スクロールで表がスクロールできます。
スタイルハットキャップ
紫外線から守る耳や首の日焼け防止顔のみ日焼け防止
雨の防止フードは被れないが、360度のツバで首筋からの雨の侵入を防ぐことができるキャップを被った状態でフードを被ることができる
その他・あご紐がついたモデルを手に入れることができる
・男女選ばす万人が合わせやすい
・比較的オシャレなデザインが多い
・フードとの相性が良い
・コンパクトに持ち運べる
・風に煽られにくい
・普段使いしやすい
・天ボタンがないものはヘルメットを上から被れる

それぞれに特徴があるキャップとハットですが、キャップをかぶった時の耳や首の日焼け対策は、日焼け止めを塗ったり、キャップの上からサンシェードを取り付けるなどで対策することができます。

上の表にあるように、自分自身がどこを重視するかでハットとキャップを選ぶと良いでしょう。雨が降った時にいちいち帽子を取るのがめんどくさい人はキャップが良いでしょうし、サンシェードを取り付けずに顔周辺の日焼け対策がしたいのならばハットが良いというような選び方です。

キャップとハットの使い分け

僕は、縦走登山や渓流で釣りをする時にはハットを着用しています。ファストパッキングやトレイルランニング、また樹林帯が多い中低山での登山ではキャップを着用しています。このようにシチュエーションによって使い分けることで快適で安心な登山を楽しんでいます。

おすすめの帽子を紹介

登山で使いやすいキャップとハットとビーニーを紹介します。いずれも実際に使用しているアイテムです。キャップは3種類、ハットは2種類、ビーニーは1種類です。

パタゴニア ダックビル・ショーティ・トラッカー・ハット

パタゴニア ダックビル・ショーティ・トラッカー・ハット

吸湿発散性と通気性に優れたパタゴニアのバギーツショーツ同様のリサイクルナイロンを使用したキャップです。おでこや頭に当たるスウェットバンドは防臭加工が施され、肌に優しい特徴があります。ツバが短いので強風に煽られてキャップが飛ばされることも少ない点も気に入っています

マイルストーン オリジナルキャップ

マイルストーン オリジナルキャップ

頭にぴったりとフィットし、コンパクトながらも顔の形を研究して作られたキャップなので、顔が大きく見えない日本人の顔の形に合ったキャップです。ツバにはワイヤーが組み込まれて、好きな形状に記憶できるから、キャップの上からヘッドライトをしても、ツバが影にならず登山中にキャップを取ったり、被ったりすることがとにかく少なく快適性に優れています。

ノースフェイス フリーランキャップ

ノースフェイス フリーランキャップ

マイルストーンのオリジナルキャップと非常に似た作りで、異なっている点はツバにワイヤーが入っておらず、よりコンパクトにしてポケットなどに収納できる点です。またメッシュ部分がしなやかで、優しく頭にフィットするキャップです。

サンデーアフタヌーン ウルトラアドベンチャーハット

サンデーアフタヌーン ウルトラアドベンチャーハット

アウトドアシーンにおいて使いやすい特徴を詰め込んだハットに仕上がっています。まず最も特徴的なのがツバの形状で、首の後ろと耳全体を紫外線から守ってくれます。また唾が折りたためてコンパクトになったり、サングラスをロックしてくれるシステムが備わっていたり、バンドがついているので強い風でも吹き飛ばされないなど、日差しを遮るものがない炎天下の登山道を歩いている時にとても安心です。

パタゴニア R1デイリー ビーニー

パタゴニアの最も汎用性に優れた、R1デイリーの素材を使用したビーニーです。保温性と吸湿発散性のバランスがよく、さらに速乾性にも優れているため、汗をかいても気持ちよく着用し続けることができます。重量はわずか31gと軽量なので、雪が溶けた登山でも、もしもの時のために持ち歩く装備として加えています。

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