ほぼ10年を費やして化繊インサレーションの限界を再考した末に、パタゴニアはマイクロ・パフ・フーディの開発に至りました。それは当社の製造史上最も軽く、最もコンパクトに収納可能なインサレーション入りジャケットとなり、ダウンと化繊それぞれの最高の特質を超軽量な素材構造で提供します。
パタゴニアはこれまでに達成することのできなかった保温性と軽量性とコンパクト性のバランスを、プルマフィルという革新的な化繊インサレーションの採用により実現。それに組み合わせた特許申請中の独自の縫製技術は、ウェアの寿命の続くかぎり中綿のズレや片寄りを防止します。
パタゴニアがプルマフィルを採用するのはこれがはじめてです。この化繊インサレーションは熱を閉じ込める安定した独自構造のマイクロ・フィラメントの撚糸により、ダウンと同じ保温性とコンパクト性を提供しながら、濡れても温かさはそのままという化繊の機能性は維持します。これを超軽量なナイロン製のパーテックス・クアンタム GLの織り素材と組み合わせることで、ダウンのような感触を得るとともに、非常にコンパクトに収納可能になりました。
中綿を押さえてズレや片寄りを防止するための独自の解決策を編み出すために、パタゴニアのデザインチームは「イノベーション・フォージ」と呼ばれる社内施設で無数のバージョンに取り組みました。そこで開発されたオフセットで断続的な縫い目のパターンは、 キルティングのポイントを減らし、より多くのロフト部分を設けながら、ジャケット全体の軽量化とコールドスポットの削減を達成。少ない数で大きめのパターンを使用するデザインの採用により、ジャケット内の熱が妨げられることなく循環し、一貫した保温性を提供します。
「過去9か月間、山への遠征にはほぼ必ずマイクロ・パフを持参しています。これはパタゴニアが開発したなかでもとくに刺激的な新製品のひとつで、僕の意見では、このジャケットが他と一線を画す点は、その軽さに対する抜群の温かさだと思います。はじめて手にした人のほとんどは、化繊ではなくダウンだと思い込んでしまいます」
―― コリン・ヘイリー(パタゴニア・アルパインクライミング・アンバサダー)
マイクロ・パフ・フーディにはこの他にも、2つのジッパー式ハンドウォーマーポケット、左側は本体を収納しスタッフサックとして使用可能で、補強済みのカラビナ用ループ付きといった特長があります。メンズとウィメンズのどちらのスタイルもご用意。
みなさんのアクティビティに幅をもたせてくれるウェア、チェックしてみてください。