レインウェアって軽いのが多く出回ってきていて、プロテクション的な役割をレインウェアに任せちゃうとしたら、ウィンドブレーカーって、ごっついのは必要じゃないと思っています。そうなるとウィンドブレーカーに求められる条件としては、
ウィンドブレーカーに求める3つの条件
- シャツ一枚だと肌寒いときに風をある程度しっかり防いでくれる。
- 裏側をコーティングしたり、メンブレン(皮膜)を貼っていないから、ムレがある程度逃げてずっと着ていられる。
- 軽くてコンパクトになるから持ち運びに便利。
その辺がウィンドブレーカーに求めるところだと思うんです。
その中でもウィンドブレーカーの色々な使い方があって、クライミング、トレラン、登山とアクティビティによってニーズも変わってきます。
アクティビティの違いによるウィンドブレーカーの求める機能
- 例えばクライミング用途の場合は、動きに強い事が重要で、伸びる、ストレッチが利いているというニーズが出てきます。
- トレラン用途の場合は、軽さが重要で、コンパクトなミニマルなジャケットというニーズが出てきます。
- 登山であれば、重さはちょっと出ちゃうけど、フードなど全体的なつくりがしっかりしていて、山の中で体を守ってくれやすい、ちょっとした雨でもレインウェアまでとはいわないけど撥水が効いてるというニーズが挙げられます。
動きやすさか? 軽さか? 安心感か? メインで使うシーン・用途でウィンドブレーカーの良し悪しが人それぞれ変わってきます。
ファストパッキングを前提として考える
僕はトレラン、ファストパッキングで使う事が多いので、とにかく軽い、パッキングが小さいというのが重要な視点になってきます。
そこでこのパタゴニアのフーディニは、そういうニーズにピッタリなんです。
パタゴニア フーディニの良さ
入れたいものはザックやパンツのポケットに入れるから、ジャケットにはポケットが多くなくてよくて。アルプスや3000mクラスの嵐の中で使うことはないので、必要最低限のフードと必要最低限のつくりであれば良く、コンパクト性能に秀でたこれがベストだと思ってます。余計なものが付いてないから壊れづらいですし。
あとストレッチしない生地だから薄くて軽い、そうするとペタペタしがちなんですが、パタゴニアのフーディニは、生地にシボ感があって、サラサラ感を強くしているんです。ほんのちょっと皺があるだけで、全然着たときの感覚が違うんです。シボ感があるから生地も強い気がしますね。
イージーメンテナンスって素晴らしい
化学繊維でつくられている軽量ウィンドブレーカーは熱やキズに弱いものが多いから洗濯表示に設定温度を低くしているものや、手洗い推奨のものが多いんですね。
そんな中、パタゴニアのフーディニの洗濯表示は30度以下の水温であれば、普通にまわしちゃってOKな表示なんです。
これって着たら洗うっていう事を考えると凄いメリットで。イージーメンテナンスだからとっても楽なのも面倒くさがりやの僕に合ってます。
パタゴニアの登山・トレイルランニングに最適の装備をもっと見る