ソフトシェルってハードシェルに比べると、どのような用途で活用したらいいか解りづらいウェアのような気がしているんですが、自分が楽しみたいアクティビティに上手に取り入れると、とっても快適に過ごせるシーンというのが多く生まれるのもソフトシェルだと感じています。今回紹介するのは、そんなソフトシェルの中でもパタゴニアのダートクラフトジャケットで、これが様々な用途で活躍してくれるので紹介します。
パタゴニアのダートクラフトジャケットって、『自転車ライドを楽しむ際、秋口でちょっと肌寒いけど、ライド中は暑くなるだろう予測がつくときに、抜群な着心地を発揮してくれるウェア』として認知してたんですが、これがランニングにもとっても快適なんです。
ウィンドブレーカーは軽さ、コンパクト性が魅力なんですが、汗をかくと体にペタッとまとわりつく不快感があって苦手なんです。また走っている最中もシャカシャカ音がして、あんまり好きじゃなく、快適なソフトシェルを探していたんです。
僕がトレイルランをする時のおおよそが日帰りで、更に雨が降るだろう可能性があるときは断念します。また高山に出向くこともほとんどないので、稜線に出て寒さを味わうなんていうシチュエーションもほとんどない。そうするとフードはいらないんです。こうしてジャケットタイプのソフトシェルを探すと随分と限られてくるのですが、更に大事にしたかったのは軽量性です。
できれば300グラム以下が理想で、更にパリッとした着心地が良かったんです。いわゆる保水しづらい生地を求めてました。そうなると更に限られてきて、出会ったのがパタゴニアのダートクラフトジャケットでした。これは重量が298グラムです。
これはパタゴニアのフーディニに代表されるようなウィンドブレーカーよりも通気性があるので、外気を遮断しすぎないという良さがあります。だから寒い山の中で、体が温まる前に着用しながら走る時、程よく熱を逃がしてくれる、外気を取り入れてくれるので適温を保ってくれます。結果発汗を抑えてくれ、快適な時間を過ごすことが出来るんです。
パタゴニア ダートクラフトジャケットの機能性
作りとしては、襟が低く作られてるんです。なので首回りのだぼつきがなくて邪魔になりません。
袖口も大きなベルクロで細身に絞る事ができ、腕を振っても邪魔に感じません。
ストレッチ性も伸びすぎず、必要最低限の動きを妨げない伸びが自分には合っていると感じています。
生地質は見た目、テクニカルすぎないパリッとした風合いがあり、程よく雨も弾いてくれます。
フードがなく、カラーもグレーといった落ち着きのあるものにしたので、Tシャツにダートクラフトジャケットで、普段着としてもオシャレを楽しめます。ポケットが胸元に1か所と合計3か所あるのも普段使いには何かと助かります。
山遊びにだけしか使わないというのは、僕は『もったいない』と感じてしまうんです。オーバースペックなウェアを普段着に取り入れて、居心地が悪い、着心地が悪い、括弧よくない、と思ってしまうのならば取り入れないんですが、ソフトシェルはそういう面からいっても普段使いに取り入れやすいカテゴリーといえるかもしれません。
ジャケットタイプだから、これから寒くなってきたらミドルウェアとして取り入れやすいのもいいところです。
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