2023年上半期に「山旅旅」公式Instagram内で紹介させていただいた約8万の「#山旅フォト」をハッシュタグをつけた投稿の中から6名の受賞者を決めました。またこの中から最優秀賞を選定。今回はこの6名の投稿を紹介いたします。
最優秀賞 photo by @greeen.snooow:登山での出会いに感動
コメントにもあるようにガスガスで景色を楽しめないだろうと諦めていたら、山頂付近で美しい景色に恵まれると誰もが感動するものです。その感動をこんなにも離れているのに他人と分かち合える登山って「いいなあ〜」と改めて感動させてくれる写真です。この向こうで手を振っている方とは会って話したのだろうか?それともこの一瞬の時間だけの出会いだったのだろうか?そんなことを想像してしまいました。雲の向こうは日本海でしょうか?1枚の写真の中で様々な思いを膨らますことができることから最優秀賞に選ばせていただきました。
受賞作品photo by @etchan_simosimo:音を感じる上高地
雪解けが進み梓川を流れる水の音が聞こえてくるような写真に感動しました。青々とした緑を見ると涼しい気温の中ハイキングが気持ちよさそうです。それとは対照的にまだ雪が残る山肌は、まだまだ登山が厳しい北アルプスであることが分かり、そんな自然の景色を一気に楽しめてしまう上高地ならではの景色に皆さんの「いいね!」が集まりました。
受賞作品photo by @a_yama63:雰囲気溢れる女性と山と
岩肌と雪の厳しい登山を強いられそうな背景に、ポーラテックのアルファダイレクトだと思われるテクニカルなタンクトップに身を包む、柔らかく可愛らしい女性のギャップに思わず手を止め「いいね!」をタップしてしまいました。
受賞作品photo by @noh.w.cmr:自然が織りなす色彩に感動
2021年に御嶽山の9号目にある三ノ池でコバルトブルーの雪解け水の中心に雪が丸く残り、ドラゴンの目のように見えるドラゴンアイが出現したのは記憶に新しく、ドラゴンアイこそないものの、それを間近で見るとこんなにも美しい景色なのか!と新しい山の景色を発見させてくれた感動的な写真でした。アースカラーのウェアとザックに身を包む女性(女の子?)が景色に溶け込む様もまた美しく「いいね!」です。
受賞作品photo by @aso_yama.photo:雷鳥が教えてくれる季節のこと
北アルプスに行くと運が良いと雷鳥に出会うわけですが、この写真はきっと6月の雪解けが進んだ場所にいる雷鳥だから、縄張りが確立され、岩の上から自分の縄張りを見張り侵入者があれば飛び立って追い出す気持ち満々なのでしょう。羽毛が抜け変わり、真っ白だった冬の姿からオスは白と黒、メスは黒と茶のまだら模様となることから、写真の雷鳥はオスであることが分かります。雷鳥が見ている先に何があるんだろう?なんて想像してしまう優雅な写真に一票!
受賞作品photo by @nyasuna:テントでわかる様々な個性
涸沢は様々な色のテントが景色の一部となる代表的なテント場の1つですが、雪とのコントラストによりテントの色が映えますね。また冬は3シーズンの涸沢のテント場とは異なり、雪を使って壁を作ったり、椅子とテーブルをこしらえたり、個性がさまざまであることがわかります。この季節の涸沢でテント泊をしてみたくなる写真に「いいね!」しました。
2023年下半期#山旅フォトアワードも開催します
Instagramで投稿時に《 #山旅フォト 》をつけて投稿することであなたの登山フォトを「山旅旅」が紹介します!
次回!2023年下半期#山旅フォトアワードは、12月開催予定です!お楽しみに!