登山装備の軽量化におすすめのアイデアです。今あるものからこれらのアイデアを取り入れることで軽量化にインパクトを及ぼします。肌寒くなる季節では装備重量が重くなるので道具と一緒に検討してみてください。
お湯を沸かすだけの食事を取り入れる
皆さんは山ご飯にどのようなものを取り入れていますか?軽量化にインパクトを及ぼす食材としてアルファ米を活用されている方も多いと思います。しかしながら非常食・保存食の側面があるため、量が少なく味が薄いから敬遠されている方も多いのではないでしょうか?そこでおすすめなのが食材足しです。代表的な尾西食品のアルファ米を例に紹介をすると、
- 赤飯にフリーズドライのカレーを追加
- 白米にフリーズドライの親子丼、ビーフシチュー、とろろ、ひきわり納豆を追加
- チキンライスにパルメザンチーズとトマトパウダーを追加
- 量を増やすためにライスフレークやオートミールを追加
このように様々な乾燥食材やフリーズドライ食材を取り入れることで軽量で美味しいご飯を楽しむことができます。
お湯を沸かすだけだから燃料は固形燃料
山の上で料理をするとなると強火や弱火を調整できるガス燃料が扱いやすく便利です。しかしお湯を沸かすだけと考えた場合、必要なお湯の量を考えて必要な分の固形燃料を定めることができます。固形燃料は様々ありますが高所で酸素が薄く、気温が低く風が吹いていることを考えるとエスビットの固形燃料がおすすめです。その他の固形燃料を使ったことがありますが、山ではお湯を沸騰させることができない場合もありますので避けた方が良いです。
また固形燃料は風の影響で大きく左右されるため必ず風防を忘れないようにしましょう。
お湯を沸かすだけだからミニマムなチタンクッカーで軽量化
尾西のアルファ米であればお湯の量は160mlです。フリーズドライの食材で使用するお湯の量も150〜160mlです。このように必要なお湯の量を事前に確認することができれば、お湯を沸かすクッカーの大きさを定めることができます。そこで人気があるのはエバニューのチタンシリーズのクッカーです。エバニューのチタンクッカーは0.3mmと非常に薄いチタンの板から整形されていながらも丈夫で使い心地に優れた造形美から人気があります。もしも500mlのお湯の量が必要な場合は、エバニューのチタンTI570FDカップがおすすめです。450mlのお湯であればエバニューのTiマグポット500がおすすめです。
気をつけるべきポイントは500mlの量が入るクッカーに500mlの水を入れて沸騰させると必ず溢れてしまいます。溢れてしまうことで固形燃料が使い物にならなくなってしまうことがあるので、実際のクッカーの容量より約50ml少ないお湯を作る想定で考えることです。
軽さを取るかコンパクト性を取るかでテントマットを選ぶ
登山向けの軽量なテントマットは300〜400gというのが通常です。もしも軽さを取るのならば山旅のクローズドセルマットは厚さ1cm・長さ180cmで約150g、厚さ1.5cm・長さ180cmで約210gなので、買い換えることで大きな軽量化を行うことができます。
軽さとコンパクト性を重視するならばサーマレストのネオエアーウーバーライトがおすすめです。183cmで重量170gとエアマットの中では最軽量です。材質にナイロンを使用しているので寝返りを打つと音がする点は気になるポイントです。
いかがでしたでしょうか。登山装備の軽量化におすすめのアイデアはamazonでおすすめの製品をリストアップしているので是非チェックしてみてください。