今回の体験記では、南八ヶ岳の硫黄岳〜横岳〜赤岳展望山荘〜赤岳をレポートしていきます。前回の記事では北八ヶ岳(白駒池〜夏沢峠)でゆるやかなハイキングを楽しんでおりました。南八ヶ岳では一変して、鎖やハシゴなど歩きごたえのある山旅になりました。
※帰りは美濃戸バス停まで降りましたが、徒歩ハイカーで平日登山の方は時期によってはバスが運行していない場合もありますのでご注意ください。
前回の投稿はこちら↓
今回の登山で紹介するルート
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- 縦走2日目(9/1):夏沢峠→硫黄岳→横岳→赤岳展望荘泊
- 縦走3日目(9/2):赤岳展望荘→赤岳→地蔵ノ頭→行者小屋→美濃戸登山口→美濃戸口バス停
縦走2日目:夏沢峠→硫黄岳→横岳→赤岳展望山荘
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八ヶ岳の中心地点、夏沢峠からスタートです。
樹林帯を歩いていくと見晴らしが良くなってきました。ガレ場を1時間程度登っていきます。
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硫黄岳山頂に到着です!広くて開放感がありますね。
蓼科山のような平たい山頂なのでお昼ご飯や小休憩にぴったりの場所です。
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ここでドン!と赤岳の姿が。
圧倒的な存在感です。この日は幸運にもお天気が良かったのでたくましい姿を眺めることができました。
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硫黄岳の爆裂火口。この断崖は北八ヶ岳方面からもずっと見えていました。
火口先にも途中まで歩いていけます。
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爆裂火口側から見る山頂。時間も9時ごろだったので、人も増えてきました。
この日は平日でしたが、土日はたくさんの人で賑わいそうですね。
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御嶽山方面。山あいの麓もよく見えています。
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硫黄岳の山頂を満喫したのち、左中心部に見える硫黄岳山荘に向かいます。
赤岳までは今見えている稜線を歩いていきます。
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山頂から20分で硫黄岳山荘に到着。
ここのトイレは水洗で内装もめちゃくちゃ綺麗なのでおすすめです!
夏沢峠からお腹が痛かったので本当に助かりました。笑
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硫黄岳山荘で準備を済ませ、ここからは気を引き締めて向かいます。
横岳を経由して赤岳までは、ガレ場、鎖、ハシゴが連続し、高度感のある稜線を歩いていきます。
ここからはヘルメットをしている方も多かったです。
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途中、道幅も狭くなるので鎖を持って慎重に進んでいきます。
様々な山に登ってきましたがこの稜線は緊張感がありました。
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横岳(奥の院)到着です。
横岳はいくつかのピークが連なっているようで、このあとは(後無名峰)と(三叉峠)に進んでいきます。
この日はよく晴れており、9月上旬でしたが稜線がとにかく暑い!暑さでボエーとなりました。硫黄岳山荘から2.3時間は稜線を渡っていくので水分補給は必須ですね。
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尾根の下りも砂が混じり、滑りやすくなっています。
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赤岳に近づいてきました。ここから見える赤岳の姿にも圧倒されます。
本日の宿である赤岳展望荘までもう少しです…。
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赤岳展望荘に到着しました。
荘硫黄岳山荘から2時間弱かかりました。小ピークをいくつか渡るので体感として長かったです。
赤岳展望荘について
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談話室でコーヒーを飲みながら、のんびりします。
ざっくり小屋の詳細↓
今回は大部屋に泊まり、ここでも隣が女性の方だったので配慮をしていただけたと思います。人数によっては隣の方と布団の距離が近くなるので、本当にプライベート空間が欲しい方は個室を予約することをおすすめします。
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17時から夕食の時間でした。
名物の丸鳥はやわらかくて美味しい!山の上なのに特別感のあるお食事です。
他にも炊き込みご飯やミネストローネのアクセントが良い感じです。
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この日はスーパームーンでした。明日に備えて早めに就寝しました。
縦走3日目:赤岳→地蔵尾根→美濃戸口バス停へ
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日の出前に準備をし、山小屋から30分かけて赤岳に登ります。
どなたかもSNSで書いておりましたが、赤岳展望荘に宿泊される方で早朝に赤岳に向かう方がほとんどおらず、4時台はまだ真っ暗のため少し怖かったです。明るくなってから出発しました。
山頂付近には赤岳頂上山荘が見えています。
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岩場をガシガシ登って振り返ると、北八ヶ岳や硫黄岳など今まで登ってきた山々が見えてきます。
太陽に照らされ、この稜線は本当に美しかったです。
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山頂に到着しました。けっこう岩場なので滑落しないように注意して進みます。
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山頂から見える富士山。
雲海がとても綺麗で、ここの山頂も展望が良すぎました。
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赤岳からの下りは慣れてない方は結構怖いかと思います。
確かに高度感はありますが、足の置き場はしっかりとしていますので、登山靴のソールをきかせて確実に降りていきます。
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分岐の地蔵ノ頭に到着。
ここから美濃戸口バス停までひたすら下山をしていきます。
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地蔵尾根もかなりの急登なので、下りは高度感があり集中して降ります。
ただ、赤岳の下りと同様に足場がしっかりとしているので登山靴がちゃんとしていれば滑って転ぶようなところではないと感じました。
しかし土日は人が多いので、すれ違いは大変そう…。
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行者小屋が見えてきました。こちらからは展望に別れを告げて樹林帯に入っていきます。
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行者小屋に到着。ここから赤岳の尾根が見渡せます。
さっきまであの場所にいたんですね。
登る方にとっては今から目指す山の姿が見えるので、テンションが上がりますね。
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行者小屋から美濃戸登山口までは2時間程度。
爽やかな木道を進んでいきます。
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徒歩ハイカーは美濃戸登山からバス停まで1時間歩かなくてはなりません。
バス停付近までは車とのすれ違いも多くなるので注意が必要ですね。
たまに分岐が発生し、車道と歩行者の道が別れている道があるのでそこは安心です。
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美濃戸口バス停に到着しました!
冒頭でも書きましたが、平日は時期によってはバスが運行していないので
HPで最新の情報をご確認ください。
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/suwa/minotoguchi/
私は人気の山だと思って、油断をしておりました。
平日の9月はバスが運行しない事を直前に知り、縦走の日程をずらしました。
色々とありましたが2泊3日の縦走で、八ヶ岳の魅力を存分に楽しむことができました。
何度でもいきたくなる山ですね!本当にありがとうございました。