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【鬼女紅葉伝説の舞台】厳然たる戸隠連峰を望む荒倉山の難易度別登山コース紹介

【鬼女紅葉伝説の舞台】厳然たる戸隠連峰を望む荒倉山の難易度別登山コース紹介

荒倉山(あらくらやま)は、長野県長野市の戸隠地区と鬼無里地区の境に位置し、「信州百名山」にも選ばれている人気の山です。鬼無里に伝わる鬼女紅葉伝説で知られる歴史深い山で、古くから地域の方々の生活の一部となっている里山です。

この地に伝わる鬼女・紅葉伝説は、能や歌舞伎の「紅葉狩り」という演目のモデルであったり、最近では人気ゲームのモデルや人気漫画「鬼滅の刃」を連想させることから広く知られている伝説の一つです。荒倉山登山口は、その鬼女・紅葉が住処にしていたとされている岩屋(岩稜地帯にできた洞窟)が近く、これを目当てに訪れる方も多くいらっしゃる人気の観光スポットでもあります。

この記事では、荒倉山の基本情報や魅力、登山コースごとの特徴などを紹介しています。荒倉山登山を計画している方や、戸隠や鬼無里地区周辺の観光に興味がある方はぜひ参考にしてみて下さい。

荒倉山の基本情報と魅力

荒倉山は、戸隠山や高妻山、西岳に代表される戸隠連峰の南側に位置しており、南から新倉山、砂鉢山、霧見岳、竜光山の山塊の総称を荒倉山と言います。最高峰は、砂鉢山で標高1,432mとなり、一般的には荒倉山と言えばこの砂鉢山を指して使われています。

ナラやブナなどの灌木に覆われている荒倉山では、あまり展望は望めません。しかし、戸隠連峰から近距離の南側に位置しており、荒々しく岩々しい厳かな戸隠連峰を普段は目にすることのない角度から眺めることができる貴重な鑑賞スポットです。また、戸隠連峰の蟻の刃渡りなどを彷彿とするような急峻で岩場の多い稜線歩きは、緊張感を強いられながらも達成感に満ち溢れた面白い登山となるでしょう。

荒倉山は、年間を通して登ることができる山です。ただし、冬には積雪があり雪山の様相となります。里山と言えども油断は禁物で、冬山装備と経験が必要になります。おすすめの時期は9~10月ごろで、戸隠・鬼無里地区に広がる紅葉を楽しみながら荒倉山に登ってみてはいかがでしょうか。

山の名前 荒倉山(あらくらやま)
標高 1,432m
エリア 上信越
詳細情報 荒倉山の地図・天気

魅力その①鬼女紅葉伝説に触れる登山

鬼女紅葉之墓

荒倉山は、鬼女紅葉伝説の舞台となっており、山域のあちこちに伝説にまつわる場所が点在しています。登山口となる紅葉の岩屋や、平惟茂が対峙した後に烽火を上げたとされる安堵ヶ峰など、紅葉伝説に思いを馳せながら霧見岳や砂鉢山へと登っていきます。

また、周囲には平惟茂が矢を放ったとされる矢本神社やその矢が刺さったとされる柵神社などの史跡が多く、大昌寺には紅葉と平惟茂が一つの位牌に祀られています。

戸隠側では鬼女として伝えられ、荒倉山を挟んだ鬼無里側では貴女として伝えられている紅葉伝説をなぞりながらの山旅も面白い旅になるのではないでしょうか。

魅力その②戸隠・鬼無里地区に広がる紅葉

毎年10月ごろになると、山あいの戸隠地区や鬼無里地区は色とりどりの紅葉に包まれ、華やかで幻想的な風景が広がります。有名どころでは、戸隠の鏡池や旧鬼無里村の奥裾花渓谷などが人気です。

荒倉山もナラやブナ、カラマツなどが多く、赤や黄色に色づいた木々の中を登っていきます。また、荒倉山からは、目の前にそびえる壁のような戸隠連峰がスポットライトのような太陽光に照らし出された非常に美しい光景を眺めることができます。

魅力その③細尾根や岩場、急斜面のトラバースなどバリエーション豊かな登山道

写真はイメージです

荒倉山は、展望の利かない里山ではありますが、その登山道は想像以上にバリエーションに富んでいて純粋に登山を楽しめる山でもあります。ナイフリッジと言えば、戸隠山の蟻の塔渡りが有名ですが、ここ荒倉山にも似たような箇所があります。稜線上は細尾根が続いていて、ナイフリッジだけでなく高度感を感じるトラバースや垂直に近いような鎖場などの難所がいくつも出てきます。

核心部ともいえるような難易度の高い箇所が多くある荒倉山ですが、慎重に安全に気を付けて通過すれば初心者の方でも十分に通過可能な範囲です。紅葉の岩屋からの往復でしたら距離も高低差も大きくないので、初心者の方のスキルアップにもおすすめな里山です。

荒倉山の難易度別おすすめ登山コース

【鬼ノ岩屋ピストンコース】

①龍虎隧道登山口→50分→②霧見岳→60分→③砂鉢山→50分→④霧見岳→40分→⑤龍虎隧道登山口

必要日数 日帰り登山
総コースタイム※ 3時間20分
距離 約4.1km
累積標高 約600m
難易度 ★★☆☆☆

荒倉山の最高峰である砂鉢山とその手前の霧見岳を縦走する最もメジャーなコースです。鬼女紅葉伝説の岩屋近くからスタートし、登山の前後に岩屋まで往復することも可能です。また、下の荒倉山キャンプ場からスタートすることもできます。

登山口は、長野県長野市戸隠地区にある林道・釜岩線の途中にある龍虎隧道というトンネルの南側にあります。林道が大きく右に曲がり、龍虎隧道の入口となる箇所の左側に無舗装の駐車スペースがあります。4,5台ほど駐車可能で、トイレ等の施設はありません。駐車場奥に案内板があり、登山道が始まります。

駐車場奥から登山道へ入ると、すぐに紅葉伝説の岩屋との分岐となります。まっすぐ進めば岩屋へ、右に登ると霧見岳を経て砂鉢山へと続きます。奥の岩屋まで行っても10分~20分ほどですが、砂鉢山までは急登や岩場などのある稜線歩きとなることから下山後に行くと良いでしょう。

はじめは尾根上に上がるためにつづら折りの急登ですが、数分で登り終えます。尾根上に出たからと言ってなだらかになるわけではなく、戸隠山域の雰囲気を感じる細く険しい尾根が続いています。

まずは、一つ目のピークである安堵ヶ峰に登ります。鬼女紅葉を撃退した平維茂が勝ち鬨を上げたと言われている場所になります。特に視界があるわけでもないので、登ったらすぐに向かい側の急坂を下りていきます。

写真はイメージです

右手には、戸隠連峰の高妻山や西岳がそびえていますが、木々に遮られてみることはできません。落葉している秋から冬にかけては、木々の合間から貴重な距離感と角度の戸隠連峰を眺めることができるでしょう。

稜線を進むと、先に急な斜面の上に高い峰が見え、その下には鎖場があります。このコース唯一の鎖場ですが、急斜面に木の根が張っていて、もはや崖登りかのような様相です。慎重に、ゆっくりと安全に通過しましょう。

これを越えると、平坦な細尾根歩きとなり一息つけるでしょう。少し先に、このコースで最も見晴らしのいい場所に出ます。半分朽ちているような木の案内板があるところから、木々がひらけており戸隠連峰を一望することができます。絶妙な角度と距離感にあり、戸隠連峰の勇ましく荒々しい姿を間近に感じます。

一旦下って、再び登ると、少し広い峰の上に出ます。ここが、中間地点の霧見岳になります。木々が生い茂っており、特に眺望はありません。

霧見岳を過ぎると、遠くに砂鉢山らしい高い峰の影が見えてきます。急斜面の上り下りや、細尾根、急斜面のトラバースなどがあり、緊張感が続きます。山頂手前の細尾根にたどり着くと、トラロープが張られており、細尾根にある巨岩を避けながら、最後の登りです。

山頂は、思いのほか広く、山頂標と小さな祠、そして腰かけられる切り株があります。ほぼすべての方角を木々が埋め尽くしており、展望は望めません。しかし、飯綱山方面や菅平方面など一部は開けており景色を垣間見ることができます。

下山後は、体力と時間に余裕があれば鬼女紅葉伝説の岩屋へ足を運んでみると良いでしょう。登山道との分岐から2分ほどの所にある岩の隙間のような洞窟が、紅葉が隠れ住んだと言われている岩屋です。また、さらに奥に行くと奥の岩屋と呼ばれる場所になります。梯子を登った先の高い場所にあり、紅葉稲荷大明神として祀られています。

【尾倉沢古道ピストンコース】

①田頭登山口→60分→②地蔵峠→40分→③砂鉢山→30分→④地蔵峠→40分→⑤田頭登山口

必要日数 日帰り登山
総コースタイム※ 2時間50分
距離 約4.3km
累積標高 約600m
難易度 ★★☆☆☆

荒倉山の南側にある戸隠田頭地区の林道から砂鉢山南側の地蔵峠に登りあげ、砂鉢山へと登るコースです。龍虎隧道から登るのと距離、標高差ともに大差ありませんが、稜線を歩くのが大半の龍虎隧道コースに対して、こちらは稜線までの道のりが大半のコースです。

登山口は、田頭地区から北に延びる林道から分岐した細い林道の先にあります。駐車は、分岐の手前の林道路肩になります。迷惑にならないように詰めて駐車すれば3,4台ほど駐車可能です。

山の奥の方へ伸びている細い林道へと入り、左側の沢に沿って10~20分ほど歩くと尾倉沢古道と書かれた案内板のある登山口になります。ここからは、林道ではなく登山道となり、北に向かって沢を詰めるように標高を上げていきます。

登山道は、ところどころに枯れ沢を渡ったり、梯子がかけられている場所など変化に富んでおり、登山自体を楽しめるような道のりになっています。また、屏風岩雨宿りの岩屋掘割の岩などの奇岩、沢ぐるみ三兄弟と言われる木々、サラシナショウマという夏から秋にかけて白い小花を穂のように咲かせる植物の群生地など、見所も多くあります。

サラシナショウマ

稜線まで上がると、地蔵峠と呼ばれる場所に出ます。ここは、鬼無里側から登ってくる大沢新道コースとの分岐点でもあります。

分岐からは、標高差200mほどの急坂を登っていきます。木々に遮られて展望は望めない荒倉山ですが、ところどころで木々の間から北アルプスや戸隠連峰を望むことができます。最後の急登を登り終えて登頂となります。

【大沢新道ピストンコース】

①文道公園→30分→②林道終点→110分→③地蔵峠→45分→④砂鉢山→50分→⑤霧見岳→60分→⑥砂鉢山→30分→⑦地蔵峠→100分→⑧林道終点→30分→⑨文道公園

必要日数 日帰り登山
総コースタイム※ 7時間30分
距離 約9.6km
累積標高 約840m
難易度 ★★★☆☆

荒倉山の南西側、旧鬼無里村から登るコースです。標高差が大きく、距離も長いので健脚者向きのコースです。時間にはゆとりをもって計画するようにしましょう。

登山口は、長野県長野市鬼無里地区にある文道古城公園内にある旧宿泊施設のふるさと館の駐車場からになります。駐車場は、舗装されており数十台の駐車が可能ですが、トイレ等の施設はありません。

駐車場からは、林道を少し北に歩くと右に分かれるさらに細い林道が伸びています。この林道を30分ほど歩くと、大沢新道の登山口となります。

林道の終点からは、東側から大きく張り出した尾根をぐるりと回り込むようにして登っていきます。稜線までは特に危険個所もありませんが、最後の一登りはかなりの急登になります。

稜線に出ると左右に道は分かれており、砂鉢山へは左に、右手にはすぐそこに大沢の峰展望台があります。展望の効かない荒倉山ですが、ここ大沢の峰展望台からの展望は素晴らしく、北西から南にかけて開けており北アルプスの全容を眺めることができます。

展望台から新倉山分岐まで細尾根が続き、崩落地の上を通るなど緊張を強いられる場面もあります。核心部は、新倉山分岐から地蔵峠までの稜線で、細尾根が続く中、かなりの急斜面のトラバースが2か所ほどあるなど慎重な登高が求められます。落ち着いて慎重に、安全に十分に配慮のうえ通過するようにしましょう。

写真はイメージです

地蔵峠で尾倉沢古道コースと合流すれば、残るは時々垣間見える景色を楽しみながら200mの斜面をのぼって登頂となります。体力や時間的に厳しい場合には、砂鉢山で引き返し、余裕があれば霧見岳まで足を延ばしてみると良いでしょう。

荒倉山のQA

荒倉山に関する質問で多いのは、登山ルートや気温・積雪などに関することです。このような質問について以下QAを紹介します。

荒倉山の登山レベルは?初心者でも登れる?

荒倉山の登山ルートは、初心者から上級者の方まで、だれでも登ることができます。また、登山道はよく整備されており、道迷いやルート外れの心配は少ないでしょう。

ただし、里山と言えども戸隠連峰を彷彿させるような、細く急斜面の稜線歩きが続きます。高度感を感じる箇所や鎖場がありますので、慎重に計画するようにしましょう。

荒倉山の気温は?どんな服装で行けばいい?

荒倉山のある戸隠地区の月ごとの平均最低気温と最高気温を下記の表にまとめました。真冬には月平均の最低気温が-12℃となるなど非常に寒さが厳しい地域です。また、冬にはかなりの積雪がある地域です。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高 -2 -1 4 12 17 20 24 25 20 14 7 1
最低 -11 -10 -7 -1 4 10 14 15 11 3 -3 -8

夏でも天候次第では肌寒く感じる日もあるので、春や秋と同様に一枚羽織れる上着を持っていくといいでしょう。また、春・秋は他地域と異なり冬のように寒くなります。防寒対策は十分に行い備えましょう。

冬期間はしっかり冷え込みます。長野県内でも有数の寒冷地で非常に厳しい寒さになります。積雪も多く、完全に冬山の様相となりますので、十分な下調べと装備・経験が必要です。

荒倉山に伝わる「鬼女・紅葉伝説」の詳細は?

長野県にある旧鬼無里村、戸隠、別所温泉に伝わる鬼女にまつわる伝説で、この鬼女・紅葉がいなくなった里であることから「鬼無里」という地名がつけられたとも言われています。

平安時代に、訳あって京都から「紅葉」という美しく高貴な女性が荒倉山のある鬼無里に流されてきました。村人は、美貌と教養にあふれる紅葉のことを慕い、また紅葉も村人に読み書きなどを教えていました。

やがて、紅葉が他の村などに荒らしに出るようになると、鬼女と呼ばれ京都を狙っているという噂が流れ、朝廷が平維茂に鬼女退治を命じました。平維茂は、さっそく退治に向かいましたが紅葉の妖術の前に成すすべなく失敗に終わります。その後、平維茂は別所温泉にある北向観音に参籠し祈願すると、降魔の剣を授かりました。

これをもって再度退治に向かい、妖術の効かなくなった紅葉は退治されてしまいます。紅葉を偲んだ村人は、紅葉稲荷大明神として祀ったと言われています。また、紅葉狩りの語源であるという説や歌舞伎「紅葉狩」のもとになっているそうです。

登山口へのアクセス・各種情報

アクセスできるのは、いずれの登山口へも車のみとなります。道幅が狭い箇所や落石、倒木のある場合もありますし、冬季は路面に積雪が合ったり凍結していますので、十分にご注意ください。

龍虎隧道駐車場

登山口情報

長野市戸隠地区に伸びる釜岩林道にある龍虎隧道というトンネルの南側に駐車可能な空き地があります。林道は舗装されていますが、落ち葉や落石などが散乱していることもありますので、運転には十分に注意しましょう。

空き地は、4,5台ほど駐車可能な無舗装のスペースで、トイレ等の施設はありません。すぐ奥から登山道が始まり、鬼女紅葉伝説の岩屋と霧見岳方面への分岐となります。

登山口までのアクセス

長野県長野市から

須坂長野東ICから車で約1時間10分

長野県信濃町から

信濃町ICから車で約60分

田頭登山口

登山口情報

長野県長野市戸隠田頭地区から荒倉キャンプ場へ向かう林道の途中に尾倉沢という川にかけられた橋があります。その橋を渡るカーブの次の右に曲がるヘアピンカーブから田頭登山口に向かう林道が枝分かれしています。

駐車場と呼べるスペースはなく、枝分かれする林道は無舗装で細いので軽自動車でも入っていくことはおすすめしません。ヘアピンカーブの前後の路肩スペースに3,4台駐車可能なスペースがあるので、そちらへ邪魔にならないように駐車するのが良いでしょう。

登山口までのアクセス

長野県長野市から

須坂長野東ICから車で約1時間

長野県信濃町から

信濃町ICから車で約55分

文道古城公園

登山口情報

長野県長野市鬼無里地区にある文道古城公園という公園が登山口になります。文道古城公園内にあるふるさとの館という旧宿泊施設の駐車場を利用します。駐車場は、舗装されているもののあまり手入れのされていないような状態ですが、広く数十台の駐車が可能です。

登山口までのアクセス

長野県長野市から

須坂長野東ICから車で約1時間

長野県信濃町から

信濃町ICから車で約1時間

荒倉山周辺のおすすめ山旅スポット

いろは堂

出典:炉ばたのおやき いろは堂

長野県の伝統料理・おやきと言えば真っ先に出てくる有名店の「炉ばたのおやき いろは堂」の本店が鬼無里にあります。とても人気のお店で、善光寺門前通りや長野IC近くのおやきファーム、東京都のエキュート立川など長野県内外に店舗を増やしているお店です。

そば粉と小麦粉でできたモッチモチの生地で具材を包み、こんがりと焼きあげています。代表的な野沢菜や切り干し大根やあんこなどのほかにも、ネギみそやブナシメジなども人気です。鬼無里まで来た際には、ぜひ寄ってみてはいかがでしょうか。

奥裾花温泉・鬼無里の湯

泉質・効能
出典:奥裾花温泉 鬼無里の湯

鬼無里の里から更に白馬方面の山奥に入っていったところにある天然温泉の宿泊施設です。11:00~21:00までは日帰り入浴も受け付けており、大人一人500円程で入浴できます。

温泉は、単純硫黄冷鉱泉を加温しており、大理石の大浴槽で広々とゆったりと浸かることができます。また、露天風呂もあり、鬼無里の大自然に包まれる贅沢な時間を堪能できるでしょう。

戸隠神告げ温泉 湯行館

出典:戸隠観光協会

荒倉山の北にある戸隠中社地区にある日帰り温泉施設です。弱アルカリ性低張性低温泉で、露天風呂はありませんがガラス張りの浴場で、大自然を眺めながらゆっくりと過ごすことができます。

施設内には、戸隠の十割蕎麦をいただけるお店や地元の農産物の販売もしていますので、ぜひ立ち寄ってみると良いでしょう。

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