守屋山(もりやさん)は、長野県の中心近く、諏訪市と伊那市の間に位置する里山の一つです。歩きやすい登山道と素晴らしい展望を望める山として人気であり、「信州百名山」「花の百名山」「日本百低山」などに選ばれています。
比較的緩やかな稜線が連なり、穏やかな印象の山地ですので、どのコースからでも老若男女問わず初心者の方でも挑戦しやすい山になります。ですが、その登頂の容易さとは裏腹に、山頂からは北アルプス、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳と日本を代表する山々が一堂に会しており、類まれなる好展望の山として非常に人気があります。
この記事では、守屋山の基本情報や魅力、登山コースごとの特徴などを紹介しています。守屋山登山を計画している方や、伊那市高遠や諏訪市周辺の観光に興味がある方はぜひ参考にしてみて下さい。
守屋山の基本情報と魅力
守屋山は、長野県伊那市と諏訪市の境にある標高1,651mの里山です。南アルプスの西側に平行に延びている伊那山地の北端に位置しています。
地形的にも貴重な場所で、守屋山のある伊那山地と南アルプスの間にある谷は、日本を分断する重要な構造線の一つである中央構造線に由来するものとなっています。守屋山自体は、緑色凝灰岩でできている山で、糸魚川静岡構造線と中央構造線が交わる地質学的にも珍しく、重要な場所としても知られています。
古くは、「森山」や「守屋ヶ嶽」「守矢が岳」などと呼ばれており、「モリヤ」という神が宿る山として信仰の対象になっていました。信仰の中心は雨ごい信仰で、干ばつが続くと雨乞いとして山頂の祠を谷に突き落とす習慣がありました。そのほかにも、山頂近くの岩を磐座とし、五穀豊穣を願う御七堂などが伝えられています。
守屋山の登山コースは主に5つあり、往復3時間ほどのコースから10kmを超える7時間かかるコースまであり、自分の力量に合わせてコース選択をすることが可能です。下山後に国道を歩けば、別コースから下山して周回することも可能です。
守屋山は、年間を通して登ることができる山です。ただし、冬は非常に寒さの厳しい場所です。凍結や低温には十分に注意する必要があるでしょう。おすすめの時期は9~10月ごろで、雪をまとったアルプスの山々と伊那山地や諏訪湖周辺に広がる紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか。
山の名前 | 守屋山(もりやさん) |
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標高 | 1,651m |
エリア | 上信越 |
詳細情報 | 守屋山の地図・天気 |
魅力その①日本アルプスや八ヶ岳を一望する絶景
守屋山は長野県のほぼ中心に位置しており、北アルプス・中央アルプス・南アルプス、そして八ヶ岳まで眺めることのできる絶好のロケーションです。
空気が澄んでいる日には、日本百名山のうち33座を見ることができます。標高1,000m級の山では、日本で最も多くの百名山が見える山なのではないでしょうか。
魅力その②豊かな自然の四季を楽しむ登山
守屋山は、豊かな自然と多様な植生が特徴であり、山岳愛好者やハイカーにとって魅力的なスポットとなっています。
春には新緑が山々を輝かせ、夏には高所ならではの爽やかな風が心地よい場所です。また、秋になると紅葉が山々を彩り、冬には雪化粧した日本アルプスや八ヶ岳の絶景が広がります。
山頂から眺める風景は、まさに四季折々の風景であり、自然の移ろいを豊かに表現しています。数ある登山道も季節ごとに見せる表情は変わり、何度登っても新鮮で面白い登山となるでしょう。
魅力その③美しい花々を楽しむ花の百名山
守屋山は、花の百名山にも選ばれています。花の百名山で守屋山は、ザゼンソウを紹介されており、春先にはかわいらしく美しい紫色のザゼンソウが花を咲かせます。
これ以外にも、クリンソウやレンゲツツジ、シャクナゲ、ノコンギク、アキノキリンソウなど、挙げればきりがないほどに多くの種類の花が咲く山です。また、春から秋までの積雪期を除いた全期間において、それぞれの季節の花が咲くため、山野草の花を楽しむのにもってこいの山となっています。
守屋山の難易度別おすすめ登山コース
【守屋山登山口ピストンコース】
①守屋山登山口→45分→②分杭平→70分→③東峰→25分→④守屋山→25分→⑤東峰→40分→⑥分杭平→40分→⑦守屋山登山口
必要日数 | 日帰り登山 |
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総コースタイム※ | 4時間05分 |
距離 | 約7.2km |
累積標高 | 約610m |
難易度 | ★★☆☆☆ |
守屋山登山の最もメジャーなコースです。7kmの距離で標高差600mほど、コースタイムにして4時間ほどですので、短すぎず長すぎないちょうどいい負荷のコースと言えるのではないでしょうか。
登山口は、伊那市高遠と諏訪市を結ぶ国道152号線の杖突峠付近にある守屋山登山口駐車場からになります。広い砂利敷きの駐車場は、40台ほどの駐車が可能です。トイレ等の施設はありません。
駐車場から少し坂を上がったところに、木の板でできた「守屋山登山道入口」と書かれた大きな看板があります。ここから、森の中に入りなだらかでよく整備された登山道を進んでいきます。
やがて林道に出て少し進むと、丸太で作られたアーチに「赤井沢新道入口」と書かれており、林道から逸れていきます。樹林帯の中なので展望はありませんが、花の山として知られる守屋山では、足元を様々な山野草のお花や山菜などの植物が彩っています。
駐車場から30分ほどで「分杭平」という、水場のある小さなキャンプ場に到着します。バイオトイレも設置されており、使用することができます。
分杭平からは、尾根上を東峰に向けて詰めていきます。これまでと同様に、傾斜はきつくなく、よく整備された歩きやすく気持ちのいい樹林帯の登山道が続きます。
胸突坂という看板とともにやや傾斜がきつくなりますが、それほどではありません。この坂を登れば、やがて一気に視界が開け、東峰に到着します。
東峰に登り上げると、それまでの樹林帯とは打って変わって360度の大パノラマが広がります。北アルプスから中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、美ヶ原と挙げればキリがないほどに数々の名峰を眺めることができます。特に、諏訪湖から八ヶ岳の眺めは美しく雄大で、守屋山でしか見ることのできない絶景と言えるでしょう。
東峰からは、再び尾根上を歩いて守屋山山頂を目指します。意外と離れており、30分ほどかかるでしょう。途中には、柵に囲われた守屋神社の奥宮や大ケヤキ、癒しの尾根道など見所満載です。
ウサギの絵が描かれた有名なラビットハウスを過ぎれば、守屋山山頂はすぐそこです。
守屋山の山頂は広々とした草地で、ゆっくりと腰を下ろして休憩できるスペースがあります。東峰と同様に、数々の名峰を眺めることができ、いつでも多くの登山者で賑わっています。
【立石ピストンコース】
①立石登山口→40分→②百畳岩→35分→③一休平→30分→④東峰→25分→⑤守屋山→25分→⑥東峰→20分→⑦一休平→20分→⑧百畳岩→25分→⑨立石登山口
必要日数 | 日帰り登山 |
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総コースタイム※ | 3時間40分 |
距離 | 約4.8km |
累積標高 | 約640m |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
守屋山登山口より少し伊那市側に下ったところにある登山口から登るコースですので、標高差は若干増えますが、回り込むように登る守屋山登山口コースとは違い距離が短く、その分コースタイムも短くなっています。奇岩や名勝、浅間の滝など見どころ満載のコースです。
登山口は、杖突峠から伊那市側に1kmほど下ったところにある立石コース入口になります。Googlemapの立石コース入口よりも、少し下った道向かいに立石コース駐車場があります。閉業した施設の駐車場を再利用しており、10台ほどの駐車が可能です。また、移動式の簡易トイレが設置されています。
立石コース入口の分岐から、細い林道を歩いていきます。しばらく行くと、登山口となります。ここにも駐車スペースがありますので、細く無舗装の林道ですが、車で入ることも可能です。
立石コースは、様々な奇岩の現れる岩巡りのようなコースです。登山道に入り、登っていくとあちこちに様々な岩に名前が付けられています。中でも、コース名の由来にもなっている立石は、ふもとから見上げることができ、信仰の対象となっています。
他にも、昔鬼が澄んでいた鬼ヶ城や岩の上が平らな百畳岩など見所満載です。また、浅間の滝は、富士山の祭神である木花開耶姫が祀られており、岩肌を流れ落ちる落差10mの大迫力の光景となっています。
守屋山らしい緩やかな斜面を、様々な奇岩や滝を見ながらゆっくりと登っていけば1時間半~2時間ほどで稜線に達します。稜線に出れば東峰はすぐそこ、圧巻の景色が待っています。
【守屋神社ピストンコース】
①守屋神社→125分→②東峰→25分→③守屋山→90分→④守屋神社
必要日数 | 日帰り登山 |
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総コースタイム※ | 4時間00分 |
距離 | 約5.3km |
累積標高 | 約640m |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
杖突峠から下った立石コースよりも更に1kmほど下にある守屋神社を登山口とするコースで、立石コースと標高差は変わりませんが、距離が若干長いためコースタイムも長くなっています。守屋神社から登るこのコースは、守屋山表参道とも呼ばれ、石碑や奇岩などの史跡の多いコースとなっています。
登山口は守屋神社で、国道沿いの脇に2,3台、国道を挟んだ向かい側の路肩に2,3台の駐車スペースがあります。近くに広い敷地がありますが、バスの転回場ですので駐車しないように気を付けましょう。トイレ等の施設はありません。
守屋神社の脇にある無舗装の林道を進んでいきます。古いコースですが、登山道は明瞭で道迷いの心配は少ないでしょう。
鳥居をくぐったり、雨ごい信仰の蛙神、腰掛の松など見ながら登っていきます。やがて、御嶽神社と書かれた石碑が出てくると、傾斜が急になっていきます。
さらに石碑やお水鉢、人面岩、刀傷痕の岩など数々の史跡を眺めながら、稜線を目指してやや急斜面を登っていきます。東峰のすぐ横で稜線上の本コースと合流します。
【松尾峠ピストンコース】
①松尾峠登山口→60分→②1,480m峰→50分→③守屋山→30分→④1,480m峰→40分→⑤松尾峠登山口
必要日数 | 日帰り登山 |
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総コースタイム※ | 3時間00分 |
距離 | 約5.1km |
累積標高 | 約380m |
難易度 | ★☆☆☆☆ |
守屋山の南側から登るコースで、距離、標高差ともに最も小さく、コースタイムが最も短いコースです。コース上にも特に難所のような箇所もなく初心者の方でも安心して挑戦できるでしょう。
登山口は、国道152号線から林道に入り箕輪町に抜ける松尾峠にあります。分かりづらいですが、松尾峠より箕輪町側に少し進んだカーブ地点に駐車場の入り口があり、無舗装の道を登ると一段高い位置に駐車場があります。守屋山登山箕輪口とも呼ばれています。駐車場は、意外と広く15台ほどのスペースがありますが、トイレ等の施設はありません。
登山口から登り始めると、すぐに尾根に出て守屋山までの2時間ほどの尾根歩きとなります。木々に囲まれており展望は望めませんが、気持ちのいい尾根道を登っていきます。
ところどころにベンチや案内看板、説明文などがあり、飽きることなく登っていけます。よく整備された登山道をゆっくりと登っていき、七曲坂の案内が出てきたら守屋山山頂はすぐそこです。
【諏訪大社ピストンコース】
①諏訪大社上社本宮→30分→②武居城跡森林公園入口→140分→③分杭平→70分→④東峰→25分→⑤守屋山→25分→⑥東峰→40分→⑦分杭平→90分→⑧武居城跡森林公園入口→20分→⑨諏訪大社上社本宮
必要日数 | 日帰り登山 |
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総コースタイム※ | 7時間20分 |
距離 | 約11.9km |
累積標高 | 約1150m |
難易度 | ★★★☆☆ |
諏訪市にある全国的にも有名な諏訪大社の上社本宮から、長い尾根を延々と登り上げるコースです。標高差は1,150mと大きく、距離も12kmほどと体力を要するコースです。コースタイムは7時間と日帰り可能ですが、健脚者向きでしょう。
登山口は、諏訪大社上社本宮になります。参拝者用駐車場を利用しますが、駐車場は広く70~80台ほど駐車可能なスペースがあります。トイレ等の施設はありませんので、境内のものをお借りします。
諏訪大社上社に参拝したら、前宮に移動し水眼川という沢に沿って登っていきます。無舗装の林道を登っていくと、山の神という祠が出てきます。再び林道を登っていくと、橋が出てきますのでここから林道と別れ登山道を登ります。
沢沿いに登っていくと、湧水地点となりここにも祠があり、その四方には柱が立てられています。
その後、再び古い林道に出くわします。途中、崩壊箇所もありながら、守屋山への案内看板に従って登っていくと、守屋山登山口からくる分杭平に出ます。ここからは、守屋山登山口コースと同様に、東峰、山頂と進んでいきます。
守屋山のQA
守屋山に関する質問で多いのは、登山ルートや気温・積雪などに関することです。このような質問について以下QAを紹介します。
守屋山の登山レベルは?初心者でも登れる?
守屋山の登山ルートは、初心者から上級者の方まで、だれでも登ることができます。また、登山道はよく整備されており、道迷いやルート外れの心配は少ないでしょう。
特に、守屋山登山口コースは比較的なだらかな道で、初心者の方や登山デビューにもおすすめです。諏訪大社からのコースは長く、健脚者向きです。
冬場には積雪があり、アクセス道や登山道は氷結します。豪雪地帯ではありませんが、寒さが非常に厳しい地域ですので、冬山装備は必須です。
守屋山の気温は?どんな服装で行けばいい?
守屋山のある諏訪市の月ごとの平均最低気温と最高気温を下記の表にまとめました。夏場でも平均最高気温は30度に届かず、比較的冷涼な気候にあります。一方で、晴天率も高く日中の気温は比較的高く1日の寒暖差が大きい傾向にあります。
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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最高 | 3.8 | 5.1 | 9.8 | 16.1 | 21.5 | 24.5 | 28.2 | 29.5 | 24.7 | 18.5 | 12.7 | 6.8 |
最低 | -5.5 | -5.0 | -1.0 | 4.4 | 10.2 | 15.2 | 19.6 | 20.3 | 16.2 | 9.4 | 2.7 | -2.4 |
夏でも天候次第では肌寒く感じる日もあるので、春や秋と同様に一枚羽織れる上着を持っていくといいでしょう。また、春・秋は他地域と異なり冬のように寒くなります。防寒対策は十分に行い備えましょう。
冬期間はしっかり冷え込みます。積雪は多くありませんが、一度積もるとなかなか融けず、氷結した路面や登山道となりますので、冬期登山の際には十分な下調べと装備・経験が必要です。
守屋山で見られる山の花は?見ごろは?
下の表に代表的なお花の見ごろを紹介していますので、参考にしてみてください。
山の花 | 見ごろ | 山の花 | 見ごろ |
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クロモジ | 4月 | クリンソウ | 5~6月 |
ワダソウ | 4~5月 | スミレ | 5~7月 |
シャクナゲ | 5~6月 | ベニバナイチヤクソウ | 6月 |
ヒトリシズカ | 5~6月 | アキノキリンソウ | 8~10月 |
ザゼンソウ | 5~6月 | ノコンギク | 9~10月 |
基本的にどの登山口へも自動車でのアクセスが便利でおすすめです。冬季は、路面に積雪が合ったり凍結していますので、十分にご注意ください。国道152号線沿いにある守屋神社や守屋山登山口には、路線バスでアクセスすることも可能ですが、便数や運航期間が限られています。
守屋山登山口駐車場
登山口情報
長野県伊那市高遠と諏訪市を結ぶ国道152号線の杖突峠付近にある登山口です。駐車場は広く、無舗装ですが40台ほどの駐車スペースが整備されています。トイレ等の施設はありません。
登山口までのアクセス
長野県諏訪市から
諏訪ICから車で約20分
長野県伊那市から
伊那ICから車で約40分
立石コース登山口駐車場
登山口情報
国道152号線の杖突峠付近にある守屋山登山口から1kmほど伊那市側に下った位置にあります。登山口の道向かいに駐車場があり、10台ほどの駐車スペースが整備されています。移動式の簡易トイレが置かれています。
登山口までのアクセス
長野県諏訪市から
諏訪ICから車で約20分
長野県伊那市から
伊那ICから車で約40分
守屋神社
登山口情報
立石コース登山口から更に1kmほど伊那市側に下った位置にあります。守屋神社の脇に小さい駐車スペースがあり、2,3台ほどの駐車が可能です。また道向かいにも2,3台ほどの駐車スペースがあります。トイレ等の施設はありません。すぐ横にバスの転回場がありますが、そこに駐車しないように注意しましょう。
登山口までのアクセス
長野県諏訪市から
諏訪ICから車で約20分
長野県伊那市から
伊那ICから車で約40分
松尾峠登山口
登山口情報
守屋山登山口、立石コース登山口、守屋神社のある国道152号線の伊那市側から箕輪町に抜ける林道の松尾峠付近にある登山口です。箕輪口と呼ばれることもあります。駐車場は、分かりにくいですが小さな看板のあるところから無舗装の道に入り一段上がったところにあります。無舗装ですが広く、15台ほどの駐車が可能です。トイレ等の施設はありません。
登山口までのアクセス
長野県諏訪市から
諏訪ICから車で約30分
長野県伊那市から
伊那ICから車で約45分
諏訪大社上社
登山口情報
諏訪市の南側、伊那山地の北端のふもとに位置する諏訪大社上社が登山口になっています。駐車場は参拝客用の無料駐車場を利用します。砂利敷きの駐車場は広く70~80台ほど駐車可能です。トイレ等の施設はありませんが、諏訪大社上社内にあります。混雑期には満車になり、多くの参拝客が訪れますので、迷惑にならないように注意しましょう。
登山口までのアクセス
長野県諏訪市から
諏訪ICから車で約30分
守屋山周辺のおすすめ山旅スポット
信州高遠温泉 さくらの湯
守屋山のふもと、桜で有名な伊那市高遠町にある日帰り天然温泉施設です。アルカリ性単純温泉で、肌にまとわりつくようなツルツル感から美人の湯として知られています。
ガラス張りの内湯や東屋の下の露天風呂からは、伊那市高遠町の大自然を眺めることができます。守屋山ふもとの美しい自然の中で、登山の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
とんかつ 山ぼたん
諏訪湖のほとりに位置する商業施設の中のお店で、個人で営んでいる小さなとんかつ屋さんです。しかし、こだわり抜かれたとんかつは大人気で、お店はいつでも混雑しています。
筋などを取り除く丁寧な下処理のあと、低温でじっくりと揚げた黄金色のとんかつはとても美味しく、大行列の理由が分かるでしょう。また、信州みそを使ったねぎ味噌カツ定食も人気メニューの一つです。
日々茶寮 連
もともとは鎌倉でミシュランの星を獲得する日本料理屋さんが、長野県伊那市高遠の古民家に移転されたお店です。古民家の素敵な雰囲気と、おいしく美しいお料理が大人気です。