登山、ハイキング、山と旅で役立つ小物類・携行アイテムに皆さんはどんなものを持ち歩いていますか?登山装備を考える時大きな道具は皆さん注力していると思いますが、意外と忘れがちなのが小物類ではないでしょうか?小物類を分類すると大きく4つに分けることができると思います。
- 歩いている最中にすぐに取り出したいもの
- 行動食関連で持ち歩いているもの
- 休憩時&テント場や山小屋に到着して使いたいもの
- エマージェンシー的な役割として位置づけているもの
第1回目は行動中に使うものを紹介しました。第2回目となる今回は休憩中&テント場や山小屋に到着して使いたい小物類&携行アイテムを紹介していきます。登山だけでなく約15年間、渓流釣り、トレイルランニング、バックカントリースキーやきのこ狩り、キャンプなど、様々なアウトドア経験を通して実体験した、これは絶対持ち歩くべき!これがあると本当に便利だと思える!アイテムを紹介します。これから山歩きを楽しんでみようと考えている方に少しでもお役に立てる情報になれば幸いです。
休憩中&テント場や山小屋に到着して使いたいもの
日帰り、1泊以上の山の旅ではリスクの考え方が異なるので、毎回必ず全てを持ち歩くわけではありませんが、いずれも休憩時や山小屋に到着して役立つアイテムです。今回は食事を作るクッカーや燃料などは省いています。
座布団
テント場や山の頂上などで休憩をする時、ベンチがあればいいのですが多くの場合石の上や、芝生の上に座ることが多いと思います。そんな時に座布団があるかないかで心地よさがだいぶ変わります。僕が使っているのは、寒い季節では山旅のULパッド20×50cmの1.5cmの厚み、3シーズンでは1cmの厚みのタイプを使っています。このマットは山旅のULテントマットと同じ素材で、断熱性が非常に高いXLPEフォームを使っています。そして発泡倍率が非常に高いので僕が知っている限り最も軽量なフォームです。ザックの背面パッドにして持ち歩いています。1cm厚タイプが約15g、1.5cmタイプが約24gで、目を離すと風が強い時は飛ばされてしまいます。
1cmの厚みのタイプはお尻に固定することができるので、風で飛ばされる心配がないのがいいところです。
テーブル
軽量なテーブルには様々ありますが、軽量だけど組み立てやすく、耐荷重もしっかりしていて安心して使うことができるのがワイルドスピリッツのアルミテーブルです。このテーブルは幅24cm、奥行13cm、高さ6cmでマグカップとお皿、カトラリーを置いてちょうど良い大きさで、重量わずか82gの非常に軽量なアルミテーブルです。耐荷重は4kgの安心感があります。組み立てるといったようなことはなく、テーブルの足を開いて完成なので片付けるのも設置するのも非常に簡単です。
このブランドは群馬県の工場で作っている、まさに痒いところに手が届くちょうど良いサイズ感と、軽いのに丈夫、そして誰でも簡単に使うことができる利便性が気に入って、山旅ショップでも扱っています。
Wildoフォルダーカップ
テントを張って落ち着いたらつまみを取り出して、山小屋でビールを買ってまずは一杯飲むのが恒例です。そこで必ず使っているマグカップがWildoのフォルダーカップです。これでビールも飲むし、スープも飲むし、朝はコーヒーを飲むためのマグカップになります。折りたたんで小さくすることができるのでコンパクトにして持ち歩くことができるし、ビッグサイズの中に収納することができるので、2つ一緒に持って行くことが多いです。
山旅の保温ケースに入れることで、ぬるくなりづらいし、冷めづらく、アストロフォイルの凄さを実感することができます。温かいものを冷めないように置いておく時は、クッカーの蓋をマグカップの上に置いています。
小物をだし入れするのに便利な収納袋
紹介した小物類は山旅のダイニーマ製EASYワイドオープンスタッフサックSに収納しています。一番底にはテーブルを入れて、その上に今まで紹介した小物類をザザッと全て収納しています。このスタッフバッグはワイドオープンという名前の通り大きく開口するので中のものを素早く取り出しやすく、開いた状態を維持してくれる張りのあるダイニーマ素材なので、片手で取り出しが可能なのも、休憩中に物を出す時に便利だと思うことが非常に多いです。
ランタン
僕が使っているランタンはHEXERのUL3で、これは企画開発に少し携わらせてもらったアイテムなんです。重量はバッテリーを含んで63g。重さは分かりやすいところで言うと光朿と点灯時間のスペックで左右されるのですが、2〜200ルーメンの明るさを無段階調整できて、かつ明かりの質が電球色と昼白色で切替ができるだけでなくこれらの明かりを混ぜることもできます。さらにテントにぶら下げた時は真下に明かりを照らすこともできるし、置いた時は周囲に明かりを照らすこともできるハイスペックな軽量ランタンです。
付属品にオレンジ色のキャップがついていて、これを取り付けると低誘虫、いわゆる明かりをつけていると虫が寄ってくると思うのですがこれが軽減されます。夏場テント泊登山をしていると虫がテントの中に入ってきがちですが、このキャップを取り付けるとだいぶ軽減されるので、虫嫌いの人にはおすすめです。
モバイルバッテリー
今までアンカーのモバイルバッテリーを使っていたのですが、使用できるケーブルの規格が少なく何か良いものがないかなと検索して見つけたのがシリコンパワーのパワーバンクです。USBの規格がタイプA、タイプC、マイクロUSBとあり、さらに税込で2340円と非常に価格が安く 10000mAhで186gです。出力ポートはUSBタイプAが2つ、タイプCが1つ、入力ポートはマイクロUSBとタイプCが各ひとつずつです。
ヘッドライト
ヘッドライトはレッドレンザーのMH5を使っています。素早く明かりを細く広くすることができて、明かりの質が他のメーカーとは大きく違うと感じることが多いです。その1つに岩場を照らした時なのですが、岩場の凹凸感が分かりやすい色味で登山中に適したヘッドライトだと思って使用しています。ストラップ部分を取り外すことができて、ザックのショルダーハーネスに取り付けることもできます。
ライター
ライターは別の動画でも紹介したことがあるのですがBICのライターがおすすめです。ライターには電子式のライターとフリント式のライターがあって、電子式は高電圧を作って着火させるイグナイターを使用しているので、2500m以上の高所になると顕著に点火することができなくなります。
フリント式を日本語に直すと火打石式となり、非常に原始的に今のを作り添加させる装置なので高所でも問題なく着火することができます。デメリットとしては火打石がむき出しになっているため濡れてしまうと着火ができません。なので予備のライターはもちろん、メインで使用するライターは防水のライターケースに入れるようにしています。
耳栓
テント泊登山をする時に使っている耳栓はイヤーピースで、ずっとつけていても耳が痛くなりづらく、必要な音はしっかりと聞き取ることができるので目覚ましの音を聞き取ることができる魔法のような耳栓なんです。足音や人の話し声ですぐに起きてしまうのでテント泊登山ではかなり重要なアイテムとして考えています。
水筒
水筒はプラティパスの1Lと2Lの水筒を使い分けています。3シーズンでも夏場は2Lの水筒、初春や晩秋は1Lの水筒というように1つは発汗量を基準に考えています。それ以外にも水場や山小屋のありなし、距離、降雨量を把握して持ち歩く水の量を考えるので、その時に必要な容量の水筒を持ち歩くようにしています。プラティパスの水筒は上部に輪ゴムを取り付けると使用しない時に丸めて固定することができます。
それとキャップはプッシュプルキャップがあると、登山中に重要な水をこぼすことなく水筒やクッカーに入れることができるのですごく便利です。また意外と皆さん知らないのですが専用のキャップではなくとも、ペットボトルのキャップを応用できます。この後別の動画でエマージェンシー的な役割として位置づける小物で紹介しますが、ペットボトルの真ん中に細い穴を開けたキャップを持ち歩いておくと、勢いのある水を作ることができるので、傷口を洗う時に便利です。
ナイフ
切れ味がよく片手でも操作が可能なベンチメイドのナイフが大好きで使っています。ナイフはステンレス製なので錆びづらく、切れ味抜群のコンパクトナイフです。また片手でオープンとクローズを行うことができるので、例えばキノコ狩り、源流での釣り時に非常に重宝するナイフです。ちょっと価格が高いのですが1つあるとアウトドアで大変重宝します。
汗拭きタオル
タオルはパックライトのウルトラライトとspeedoのセームタオルを使い分けています。セームタオルはパックライトのウルトラライトのように乾くと固くなりづらいので、肌触りがよく、また絞ると完全に乾いた状態ぐらいにまで戻るので、汗拭きタオルだけでなくテントについた結露を拭くのにも便利です。僕はシングルウォールテントを使うこともあるので、その時にはセームタオルはかなり重要なアイテムになります。
皮脂汚れタオル
体についた汗がベタベタして気持ち悪いので、山旅タオルで体を拭いています。このタオルは気になる匂いやベタつきをスッキリと取ることができる加工がタオルに施されています。この加工は皮脂汚れや古い角質をしっかり落とすことができる表面に小さなゴムの微粒子がついています。そしてこのゴムの摩擦力で汚れをずらし浮かせた汚れをくっつけて取る、水だけでしっかり汚れを落とすことができるタオルです。
以前ポリエステル繊維の汚れを落とすことができるタオルを使っていたのですが、化繊素材は肌に細かな傷をつけやすく、拭いたところが赤く傷がついてしまうので使うのをやめました。山旅タオルは軽くこするだけで汚れが落ち、介護や医療関係の現場でも使われているタオルなので肌に傷をつけることなく汚れを落とすことができる素材なんです。このアイテムは今僕が様々なシーンで使用して、素晴らしい効果を感じることができたので現在製品化を進めています。
歯ブラシ
歯ブラシは非常にコンパクトでカラビナに引っ掛けて置くこともできる物を使っています。親指と人差し指でつまんだ時にしっかりとフィットするように作られていて、ブラシ部分が大きいので奥までしっかりと磨くことができます。持ち手部分の先端には穴が開いているので、僕はこの部分に細引きを通して、カラビナを取り付けてザックに引っ掛けています。朝ごはんやお昼ご飯を食べた後にいつでも好きな時に歯を磨きたいので、いつでも取ることができる位置に歯ブラシがあるのは便利です。