日本百名山の中で一番低い 筑波山とは
茨城県つくば市北端にある標高877mの山。
山そのものが神域として崇められており、山中には杉の巨木、巨石、奇石が数多く存在します。
男体山、女体山の二峰からなり、頂上からは関東平野を一望でき、天気が良ければ富士山やスカイツリーも見る事もでき、気軽に登れる百名山として年間を通して観光客が多い山です。
実は筑波山は私が登山にハマるきっかけとなった山で、今まで3度登りましたが四季折々表情を変える樹林帯や女体山頂上からの高度感溢れる眺望は飽きる事がありません。
登山初心者にとっては、疲れた時下山にケーブルカーやロープウェイを使用するも良し、北アルプスのテント泊を目標にトレーニングするも良し、お子様と一緒に登っても良し、そんな懐の深さがある茨城県のシンボル筑波山をご紹介します!
体力レベルに合わせて選べるコース
老若男女問わずに登れるのが筑波山の魅力。
代表的なコースはこちら!
①おたつ石コース(車、バスで頂上付近までたどり着ける為体力に自信がなくてもOK)
②御幸ヶ原コース(登り90分下り70分の比較的険しいルート)
③白雲橋コース(最も高低差があり体力が必要なルート)
④迎場コース(山頂ではなくつつじヶ丘駅を目指すコースなので比較的歩きやすいルート)
様々なコースを登りと下りで組み合わせる事で、体力と相談しながら臨機応変に楽しめます◎
今回は筑波山神社を出発し、白雲橋コースで女体山へ→山頂連絡路を通り男体山へ→御幸ヶ原コースで
下山します。
登山口付近の駐車場情報
筑波山の魅力のひとつに豊富な駐車場があります。
市営筑波山駐車場は第1から第5まであり、参道沿いにあるお店の民営駐車場や筑波山神社の駐車場、
筑波山梅林周辺の駐車場など、マイカーで来られる方はかなり便利だと思います。
お値段も1日200円~500円とリーズナブル!
民営駐車場は可愛らしいおじい様、おばあ様が手招きして案内してくれます(癒し)
観光案内所やカフェも新しく綺麗です。
※登山靴を洗う蛇口やホースもピカピカ!
白雲橋コースで奇岩 弁慶七戻りまで
白雲橋コースの登山口までは住宅エリアを通りますが、看板があり分かりやすいです。
登山口を出発すると流石最も高低差があるルートだけあって、ずっと登りです(笑)
ただ樹林帯の中は頭上が殆ど木々に覆われており、日差しが当たらず涼しく汗をかきませんでした。
所々、表面が黒い石(何度も踏まれてツルツルになった)がありこれが結構すべるので要注意です。
杉の巨木を眺めながら神聖な雰囲気中進んでいきます。
そんな中女体山頂手前にひと際存在感を放つ奇岩が「弁慶七戻り」です。
巨大な岩が今にも落ちてきそうで、弁慶も七戻りしたとの逸話がある名所。
この岩の下をくぐって先に進むのですが、中々の迫力に遠足の小学生達は盛り上がりっぱなし(笑)
私も大好きな場所ですが、一見の価値あり!おすすめです。
女体山と男体山
それぞれ特徴が違う2つのピーク、女体山頂は高度感があり関東平野をバックに記念撮影をする方が列をなす(映え)スポット。イザナミノミコトを祀る筑波山神社本殿があり山頂限定御朱印が手に入ります。
山頂連絡を通り御幸ヶ原経由で男体山頂までは約30分程度、急な岩場を登りきると男体山御本殿のある山頂です。
女体山と男体山を結ぶ山頂連絡路の丁度真ん中に位置する御幸ヶ原。
お土産処やカフェ、ラーメンやうどん、名物幸福だんご等お店が立ち並び、整備された綺麗なトイレや展望スポット等、本当に何でもある場所です。
※その一角にバーナーエリアがあり、丸太を机代わりに火器を使用する事が可能です。
自作の山頂飯を作りたい方はバーナーエリアを利用しましょう。
ちなみに私達はパスタのゆで汁はコーンスープにして飲む派なのですが、皆さんはパスタのゆで汁どうしてますか?
※クルミが入った味噌が特徴的な幸福だんご
休憩後はケーブルカーで一気に下山しても良し!丁度良く楽しめる印象です。
※ケーブルカーのすれ違いスポットもあります
総じて登りやすい山ですが、滑りやすい石や木の根が複雑に絡み合うエリアや岩場もある為、適切な装備で安全に登ってみてください!
今回の山行の様子はYouTubeチャンネル 山下の登山LIFEにてご覧いただけます!
今後も登山を中心に様々なoutdoorlifeをお届けしていきます。
※おまけ
最近ハマっている水のいらないドライシャンプー!
下山後の温泉に向かうまでの頭皮をさわやかにリフレッシュしてくれます。
最後までお読み頂きありがとうございました!