宝篋山とは
茨城県つくば市にある標高461mの低山で筑波連山の支峰の一つ、山頂からは日本で2番目の面積を誇る霞ヶ浦や筑波山、富士山、赤城山等を望む事ができ、空気の澄んだ日には都会のビルまで見渡せてしまいます。コースタイムは3時間程で往復できるので、初心者でも登りやすく、老若男女問わず楽しめる山です!
※山頂から望む筑波山
宝篋山の魅力は厳冬期にあり!
厳冬期でも登山を楽しみたいが、高山は知識や技術、体力も必要だし装備も多く必要、、(値段も高額、)
しかし地域にもよりますが、低山なら登れる!という事で
宝篋山は今の時期こそ登りたいおすすめの山なんです。
※勝手に冬の宝篋山POINTはこちら
POINT1:虫がいない(羽音に悩まされる事が無く最高)
POINT2:気温が低い+短いコースタイムで汗をかきづらい(夏の樹林帯はサウナ状態、、)
POINT3:人が少なくゆったりと登れる(穴場な感じが良い 笑)
里山巡りが好きな方は是非一度訪れてみてください!
ちなみに夏の宝篋山は、虫が多く湿度も高いため熱中症のリスクがあります、、
※少し登れば関東平野が見渡せます。
宝篋山小田休憩所&駐車場情報&選べるコース
宝篋山小田休憩所は3月~11月は9:00~17:00 12月~2月は9:00~16:00まで空いています。
※無料のトイレあり
無料駐車場は約70台程停められます。野菜の直売所もあるので、下山後に美味しい野菜を持ち帰れるのも里山ならではの魅力ですよね。
宝篋山小田休憩所を起点とする場合は3つのコースが選べます。
①極楽寺コース(最もメジャーで田園風景を進み登山道へ入ります、綺麗な沢に癒されます)
②常願寺コース(コースタイム4時間と最も長く、尖浅間山を経由する周回ルートも選べます)
③小田城コース(木々に囲まれ緩やかに登れる印象、個人的な意見ですが一番人が少ない気がします)
今回は小田城コースで山頂へ向かい、下山は極楽寺コースを使用する行程です。
所要時間3時間程なので、あっという間の山行でした。
傾斜が緩やかで疲れづらい小田城コース
※入り口にはイノシシ侵入防止用の扉があります
12月下旬の山行でしたが茨城県は雪もなく、日差しが当たれば少し暖かく感じる位の気候。
ずらっと並んだお地蔵様が道行く人を見守っています。
メジャーな極楽寺コースより人が少なく、静かに登れました。(すれ違った方は2名程)
※途中一か所ロープがありますが、危険箇所という程ではない印象。
鎖場やロープって少しワクワクしますよね 笑
全体的に歩きやすく、平坦な道が多いためトレーニング目的で登っても良い山です♪
(月1で登りたい)
所々に標識があるので道迷いの心配は少ないと思いますが、YAMAP等使用しておくと安心です。
標高110m地点の富岡山頂(眺望はほぼ無し)を過ぎ、しばらく水平移動すると山頂まであと少し!
斜度も徐々にきつくなります。
登山中の水分補給は必須ですが、私達は日帰り登山でも大体1.5ℓ~2.0ℓ水を持っていきます。
山頂飯を作る際は勿論ですが、もしも怪我をしてしまって傷口の消毒が必要な時も見越しています。
しかし量が多ければ重量も増える、、
皆さんは日帰り登山の際、水は何ℓ持って行っていますか?
山頂はほぼ360°パノラマビュー!
スタートから約1時間50分で宝篋山頂に到着!
461mの低山とは思えないほど、山頂からの眺望は良く、霞ヶ浦、筑波山、富士山、赤城山等を眺める事が出来ます。
そしてテーブルと椅子が完備されており、ゆったりと山頂飯を楽しめるのもgood!
※山で食べるカップラーメンって何故こんなに美味しいんでしょうか、、
関東平野とススキの相性が◎
下山は極楽寺コース
山頂を満喫したら極楽寺コースで下山します。
コースタイム1時間30分程なので、ゆったり楽しみます。
紅葉もまだ残っていました!
※無料のバイオトイレは綺麗に保たれていて匂いもなく快適です。
極楽寺コースは沢沿いのコースという事もあり、せせらぎの音に癒されながら進みます。
沢の音って心地いいですよね♪何とも贅沢な時間。
結論、冬は低山
冬はどうしても寒さからアウトドア離れしてしまいがちですが、低山ハイクは適度な運動量で身体もポカポカ、来る登山シーズンに向けてのトレーニングにもおすすめです!
※宝篋城跡
今回の山行はYouTubeチャンネル 山下の登山LIFEにてご覧いただけます!
今後も登山を中心に様々なoutdoorlifeをお届けしていきます。
最後までお読み頂きありがとうございました!