この記事の結論:登山の服装は、肌側から「ドライレイヤー(任意)→ベースレイヤー→ミドルレイヤー(保温着)→アウターシェル」の順に重ね、暑さ寒さに合わせて脱ぎ着するのが基本です。いちばん大事なのは肌を濡らさないことで、汗を吸っても乾きにくい綿の肌着は避け、化繊かメリノウールのベースレイヤーを土台にします。そのうえで、季節に応じて保温着の厚さとシェルの種類を変えます。
この記事では、各レイヤーの役割・素材・選び方と具体的な製品、夏山・春秋・冬の組み合わせ例、よくある失敗をまとめます。製品の数値は各メーカーの公式ページで確認できたものだけを載せています。

なぜ登山の服装は「重ね着(レイヤリング)」が基本なのか
登山で体が冷える最大の原因は「汗による濡れ」と「標高・風による気温の低下」で、この二つに同時に対応できるのが重ね着です。
汗で濡れた服は体温を奪う
水は空気よりはるかに熱を伝えやすく、finetrackは公式サイトで「約25倍」と説明しています。濡れた肌着のまま休憩したり風を受けたりすると、急激に体が冷えます。これが「汗冷え」で、秋冬や雪山では低体温症のきっかけにもなります。
標高と風で体感温度は大きく下がる
目安として、気温は標高が100m上がるごとに約0.6℃下がり、風速1m/sごとに体感温度は約1℃下がるといわれます。麓が25℃でも標高差1,500mの山頂は約16℃、風速10m/sなら体感は一桁台です。

綿のTシャツがすすめられない理由
綿は汗をよく吸いますが、吸った水分を抱え込んで乾きにくい繊維です。濡れたまま肌に張り付き、汗冷えを長引かせるため、肌に触れるウェアは化繊かメリノウール(またはその混紡)を選びます。
登山ウェアの4つの層と、それぞれの役割
層ごとの役割は「汗を離す」「汗を吸って乾かす」「暖める」「雨と風を防ぐ」の4つです。

- ドライレイヤー:肌に直接着る撥水メッシュ。汗を肌から離してベースレイヤーへ移す。なくても登山はできるが、汗冷えを減らす効果が大きい。
- ベースレイヤー:ドライレイヤーの上(または肌の上)に着るシャツ。汗を吸って素早く乾かす。夏は1枚で行動着にもなる。
- ミドルレイヤー(保温着):フリースや中綿ジャケット。暖まった空気をため込む。行動用と休憩用に分かれる。
- アウターシェル:雨や雪を防ぐハードシェル(レインウェアを含む)と、風を防ぐ軽いウィンドシェルがある。
finetrackは、行動保温着(L3)とアウターシェル(L5)の間に薄手の防風ウェア「ミッドシェル」(L4)を加えた5層で整理しており、この記事のウィンドシェルはそのL4に近い位置づけです。
ドライレイヤー:肌の汗を離す撥水メッシュの肌着
ドライレイヤーは、汗を「吸わずに離す」肌着です。汗の量が多い人や寒い季節の登山で効果が大きいレイヤーです。
仕組みは、撥水加工した目の粗いメッシュ生地が汗を肌から離し、上に重ねたベースレイヤーに吸わせるというものです。ベースレイヤーが汗で濡れても、肌との間は乾いた状態に近く保たれます。そのため単体では着ず、必ず吸汗速乾性のあるベースレイヤーと組み合わせます。

- サイズは体に沿うもの:隙間があると汗を移せません。finetrackは「きつくない程度に隙間なく体に沿うサイズ」を推奨しています。
- 厚さで季節を分ける:薄手は通年、厚手(保温性を高めたもの)は秋冬・雪山向けです。
- 素材の違い:finetrackはポリエステル系、MILLETはポリプロピレン主体のメッシュです。ポリプロピレンは水をほとんど吸わない繊維です。
なお、同じメッシュの肌着でも、メリノウール混のように生地自体が汗を吸うタイプは単体でも着られるため、この記事ではベースレイヤーとして扱います(次の節の山旅旅 オールメッシュ・アクティブメリノがこれにあたります)。

finetrack ドライレイヤーベーシックT
ドライレイヤーの標準モデルで、薄手・軽量の通年用です。重量は46gと、この記事で扱うウェアの中で最も軽く、価格も最も手頃です。耐久撥水性は「150洗80点」(150回洗濯後も撥水度80点)とされています。finetrackの夏山縦走・秋山のレイヤリング例でも肌着に指定されており、最初の1枚の基準になるモデルです。
出典:finetrack公式サイト(2026/10/22確認)
finetrack ドライレイヤーウォーム

画像出典:finetrack公式サイト
ドライレイヤーシリーズで最も保温性が高いモデルで、ベーシックの約1.5倍のclo値(保温性の数値)とされています。中厚手のかさ高メッシュで、公式は秋山・冬期登山などを用途に挙げています。長袖(ロングスリーブ)は96g、撥水性は「100洗80点」です。晩秋から冬向けの1枚です。
出典:finetrack公式サイト(2026/10/22確認)
MILLET ドライナミック メッシュ ショートスリーブ

画像出典:MILLET公式サイト
ポリプロピレン66%を主体にした厚みのあるメッシュの肌着です。MILLETは、汗を吸水性のあるベースレイヤーへ運び、濡れたウェアの張り付きを防ぐと説明しています。厚みのある網目に空気がたまり、防風性の高いジャケットを羽織ると保温効果が高まるとしています。上に重ねるのは吸水速乾タイプが前提で、公式はメリノウールなどを例に挙げています。ストレッチ性と抗菌・消臭機能があります。
出典:MILLET公式サイト(ドライナミック メッシュ)、MILLET公式サイト(製品一覧)(2026/10/22確認。重量・素材は製品ページで2026/10/20確認)
ベースレイヤー:汗を吸って乾かす、化繊とメリノウールの選び方
乾きの速さを優先するなら化繊、ニオイの少なさと濡れたときの冷たさの少なさを優先するならメリノウール、両方のバランスを取るなら混紡を選びます。

- 化繊(ポリエステルなど):乾きが速く丈夫で手頃。汗の多い夏山向き。ニオイが残りやすいので防臭加工の有無を見る。
- メリノウール:べたつきにくくニオイが出にくいので、山小屋泊や縦走で着続けやすい。乾きは化繊より遅い。
- 混紡(メリノ+ポリエステル):ウールの調湿・防臭と化繊の速乾・耐久を両立。春秋を中心に幅広く使える。
ほかに厚さ(夏は薄手、秋冬は中厚手)と袖丈(長袖は日差しや虫、擦り傷から腕を守る)を見ます。メリノウールの肌触りについては、山旅旅の過去記事「登山の服装はモンベルで揃える!ユニクロやワークマンのおすすめアイテムも紹介[秋冬編]」で、ワークマンのメリノウール長袖丸首シャツが着始めにわずかにチクチクし、1回洗濯するとなくなったことを紹介しています。気になる場合は一度洗ってから着るとよいでしょう。
山旅旅 オールメッシュ・アクティブメリノ(ロングスリーブシャツ・Tシャツ・スリーブレス)

山旅旅の自社製品です。メリノウール50%・ポリエステル47%・ポリウレタン3%の生地を全体にメッシュにしたシャツで、ロングスリーブシャツ、Tシャツ、スリーブレスの3型があります。この記事でベースレイヤーに置いているのは、撥水メッシュのドライレイヤーと違って生地自体が汗を吸って広げ、公式ストアでも「透け感が非常に少ないので単体で着用可能」とされ、1枚で行動着になるためです。そのうえで、ベースレイヤーの下に着るアンダーウェアとしても使えると案内されており、肌着と行動着の両方を1枚で担えるのが特徴です。

画像出典:山旅旅公式ストア
公式ストアが挙げる特長は3型共通で、汗の拡散と乾きが速く汗戻りが少ないこと、メリノウールの消臭効果・保温性とポリエステルの速乾性・耐久性を併せ持つこと、メリノウールの紫外線防止効果で日焼け防止も期待できることです。重量は3型とも公式記載がありません。価格は3型ともこの記事のほかのベースレイヤーより高く、ロングスリーブシャツの15,990円が最も高価です。洗濯機で洗えますが、ネットの使用、30℃までの弱水流、タンブル乾燥不可、日陰でのつり干しが指定されています。

ロングスリーブシャツ(15,990円):レギュラーフィットで、ベースレイヤーの下に着るアンダーウェアとしても使えるよう、大きすぎず小さすぎない設計とされています。アンダーウェアとしてタイトに着たい場合はワンサイズ小さいモデルを選ぶよう案内されています。袖で腕を日差しや擦り傷から守れるので、春秋の行動着や、夏でも日差しの強い高山の稜線を歩くときに向きます。

画像出典:山旅旅公式ストア

Tシャツ(13,990円):レギュラーフィットです。公式ストアは、ベースレイヤーの下に着るなら普段より1サイズ小さいモデルでタイトに、単体で着るなら1サイズ大きいモデルでゆったり着られるとしており、使い方でサイズを選ぶ1枚です。夏山の行動着の標準として、また春秋に体に沿うサイズを肌着にして上にベースレイヤーを重ねる使い方もできます。

画像出典:山旅旅公式ストア

スリーブレス(11,990円):3型で最も手頃です。レギュラーフィットよりやや細身のトリムフィットで、単体着用とアンダーウェアとしての着用を両立させる作りとされています。公式ストアでは、風が通り抜ける涼しさがあり「暑い季節のベースレイヤとしての活用が可能」で、トリムフィットで脇汗が垂れ流れにくいこと、ザックを背負っても肌にあたって痛くならないデザインであることを挙げています。盛夏の低山や汗の多い登りに向きますが、腕と肩が出るぶん日焼けや擦り傷への備えは必要です。

画像出典:山旅旅公式ストア
3型の選び方は、袖の長さで「涼しさ」と「腕の保護」のどちらを優先するかです。気温の高い夏山や低山ではスリーブレスかTシャツ、日差しの強い高山や寒暖差の大きい春秋はロングスリーブシャツが目安です。重ね着が暑い季節は1枚で、肌寒い季節は体に沿うサイズを肌着にして上にベースレイヤーを重ねる、と同じシャツを季節で使い分けることもできます。

画像出典:山旅旅公式ストア
出典:山旅旅公式ストア(ロングスリーブシャツ)、山旅旅公式ストア(Tシャツ)、山旅旅公式ストア(スリーブレス)(2026/10/22確認)
finetrack メリノスピンライトロングスリーブ

画像出典:finetrack公式サイト
ポリエステル63%・ウール37%の混紡で、重量115gの薄手のベースレイヤーです。finetrackは、春秋の登山から残雪期まで使えると説明しています。抗菌消臭加工があり、公式の秋山レイヤリング例でもベースレイヤーに指定されています。生地は繊細で、引っかけやタンブラー乾燥での縮みに注意が必要です。
出典:finetrack公式サイト(2026/10/22確認)
パタゴニア キャプリーン・クール・デイリー・フーディ
ポリエステル100%(うちリサイクル・ポリエステル50%)のジャージー生地で、重量179gの化繊ベースレイヤーです。速乾性と伸縮性があり、防臭加工(HeiQ Mint)が施されています。深めのフードで首や耳まわりの日差しを防げるため、樹林帯を抜けて日差しを受け続ける夏山や、汗の量が多い低山に向きます。
出典:パタゴニア公式サイト(2026/10/22確認)
ミドルレイヤー(保温着):行動中に着るものと、休憩で着るもの
保温着は「行動中に着続けられる通気性のあるもの」と「止まっているときに着る暖かいもの」に分けて考えると選びやすくなります。

- フリース:通気性が高く蒸れにくい。風は通すので、強風時はシェルを重ねる。
- アクティブインサレーション:薄い化繊中綿を通気性のある生地で包んだもの。フリースより風に強く、行動中にも休憩中にも着られる。
- ダウン・厚手の化繊中綿:止まっているときの暖かさが高く、ダウンは重量あたりで最も暖かい。行動中は蒸れるので休憩・山小屋用と割り切る。ダウンは濡れに弱い。
パタゴニア R1 エア・ジャケット
中空糸を使ったリサイクル・ポリエステル100%のフリースで、重量は340gです。ジグザグ構造のニットで通気性を保ちつつ、吸湿発散性と速乾性があり、パタゴニアは「運動中も快適さを保つ」と説明しています。冷え込む朝や春秋の稜線で、行動中に着る保温着に向きます。
出典:パタゴニア公式サイト(2026/10/22確認)
ARC'TERYX アトム フーディ メンズ

画像出典:ARC'TERYX公式サイト
化繊中綿のアクティブインサレーションです。中綿はCoreloft 60(60g/m²)で、濡れても保温性を発揮するとされています。表地は耐風・撥水性のあるナイロン、脇はフリースパネルで、ここから熱と湿気を逃がします。重量は355gです。春秋は休憩時の保温着、冬は行動中の保温着と、季節で役割を変えて使えます。
出典:ARC'TERYX公式サイト(2026/10/22確認)
ARC'TERYX セリウム フーディ メンズ

画像出典:ARC'TERYX公式サイト
休憩・停滞用のダウンジャケットです。850cuinのグースダウンを使い、湿気がこもりやすい部分には化繊中綿Coreloft 80を配置しています。重量は338gでアトム フーディとほぼ同じですが、止まっているときの暖かさはダウンが上です。スタッフサック付きです。
出典:ARC'TERYX公式サイト(2026/10/22確認)
アウターシェル:ハードシェルとウィンドシェルの使い分け
雨と雪にはハードシェル、風だけならウィンドシェルを使います。無雪期はレインウェアがハードシェルを兼ね、そこに軽いウィンドシェルを加えると、蒸れやすいレインウェアを着る時間を減らせます。

- ハードシェル(レインウェア):防水透湿素材で雨・雪・強風を防ぐ。登山では晴れ予報でも必ず持つ。選ぶときは、ベンチレーション(脇の開閉口)の有無、フードの調整のしやすさ、重量を見る。冬山用は生地が厚く、耐久性とヘルメット対応フードを重視する。
- ウィンドシェル:薄いナイロン一枚の防風ジャケット。防水ではないが通気性があり、レインウェアより蒸れにくい。100g前後と軽く、稜線の風、休憩時の一枚、朝の冷え込みに使う。
パタゴニア フーディニ・ジャケット
重量105gの代表的なウィンドシェルです。1.2オンスのリサイクル・ナイロン100%リップストップで、DWR加工により軽い水分を弾きます。本体をチェストポケットに収納できます。防水ではありませんが、季節を問わずザックに入れておける一枚です。
出典:パタゴニア公式サイト(2026/10/22確認)
finetrack エバーブレスフォトンジャケット

画像出典:finetrack公式サイト
ストレッチ性のある防水透湿のレインウェアです。重量は300g、表地は15デニールのナイロンリップストップです。止水ファスナー、ベンチレーション(リンクベント)、ヘルメット対応フードを備えています。耐水圧・透湿性の数値は公式記載がありません。
出典:finetrack公式サイト(2026/10/22確認)
ARC'TERYX ベータ AR ジャケット メンズ

画像出典:ARC'TERYX公式サイト
3層GORE-TEX PRO ePEを使った本格的なハードシェルで、重量は460gです。摩耗しやすい肩と腕を補強し、ヘルメット対応フードとピットジップを備えます。価格は110,000円と高く、無雪期だけならレインウェアで足ります。雪山まで1着で対応したい人向けです。
出典:ARC'TERYX公式サイト(2026/10/22確認)
季節別の組み合わせ例(夏山・春秋・冬)
基本の4層は同じで、季節によって変わるのは「ドライレイヤーとベースレイヤーの厚さ」と「保温着をどれだけ持つか」です。

夏山(低山の日帰り〜アルプスの縦走)
- 着て歩くもの:ドライレイヤーベーシックTかドライナミック メッシュ + 化繊のベースレイヤー(キャプリーン・クール・デイリー・フーディなど)。重ね着が暑い日は、単体で着られる山旅旅 オールメッシュ・アクティブメリノのTシャツかスリーブレス1枚にする方法もある
- ザックに入れるもの:ウィンドシェル(フーディニ)、レインウェア上下(エバーブレスフォトンなど)
- 標高2,500m以上や山小屋泊で追加:軽い保温着(R1 エアやアトム フーディ)
夏は汗の処理が最優先です。アルプスでは朝夕に気温が一桁まで下がることもあるため、夏でも保温着を1枚持ちます。
春・秋(無雪期の寒暖差が大きい時期)
- 着て歩くもの:ドライレイヤーベーシック(晩秋はウォーム)+ 混紡またはメリノのベースレイヤー(山旅旅 オールメッシュ・アクティブメリノ・ロングスリーブシャツ、メリノスピンライトなど)
- 寒い朝や稜線で重ねるもの:R1 エア(行動用フリース)、フーディニ
- ザックに入れるもの:レインウェア上下、休憩用の保温着(アトム フーディまたはセリウム フーディ)、手袋とニット帽
春秋は登りの汗と山頂の冷えの差が最も大きい季節です。finetrackは秋山について、汗処理を優先しつつ、濡れても保温力が落ちにくい化繊インシュレーションを持つことをすすめています。
冬(雪山)
- 着て歩くもの:ドライレイヤーウォーム + 中厚手のメリノまたは混紡ベースレイヤー + 行動用の保温着(アトム フーディなど)+ ハードシェル(ベータ AR など)
- ザックに入れるもの:休憩用のダウン(セリウム フーディなど)、予備の手袋、バラクラバ
- 下半身:タイツ+冬用パンツ+ハードシェルパンツ
冬は「汗をかかないペースで歩き、止まったらすぐ着る」が原則です。雪山はアイゼンなどの装備と技術も必要なので、初めての人は講習会やガイド登山から始めてください。
登山の服装でよくある失敗
失敗の多くは「汗をかきすぎる」か「冷えてから着る」で、脱ぎ着のタイミングで防げます。

- 綿の肌着やTシャツで登る:下着も含めて化繊かウールにします。
- 登山口で着込んだまま歩き出す:体は歩き始めてすぐ温まるので、スタート時は「少し肌寒い」くらいにします。
- 暑くなってから脱ぐ:暑くなりかけたら早めに脱ぐか、ジッパーを開けます。
- 冷えてから着る:休憩では座る前に保温着やシェルを着ます。
- ドライレイヤーの上に綿のシャツを着る:汗を移す先が乾かず、効果が出ません。
- ダウンを着て登る:汗で蒸れて保温力が落ちます。ダウンは止まったときに使います。
- 晴れ予報でレインウェアを置いていく:レインウェアは防寒・防風にも使えるので、低山の日帰りでも持ちます。
- 手・頭・脚を忘れる:手先や首、下半身が冷えると体全体が冷えます。季節に合わせて手袋、帽子、タイツを用意します。
レイヤー別スペック一覧
同じレイヤーでも重さと価格に大きな差があります。最軽量はドライレイヤーベーシックTの46g、最も高価なのはベータ AR ジャケットの110,000円です。
重量と価格の比較(軽い順)
製品名 | 重量 | 価格 |
finetrack ドライレイヤーベーシックT | 46g | 5,544円(税込) |
finetrack ドライレイヤーウォーム(ロングスリーブ) | 96g | 7,161円(税込) |
パタゴニア フーディニ・ジャケット | 105g | 16,500円(公式サイト表示価格) |
MILLET ドライナミック メッシュ ショートスリーブ | 110g | 6,600円(税込) |
finetrack メリノスピンライトロングスリーブ | 115g | 9,933円(税込) |
パタゴニア キャプリーン・クール・デイリー・フーディ | 179g | 9,680円(公式サイト表示価格) |
finetrack エバーブレスフォトンジャケット | 300g | 41,690円(税込) |
ARC'TERYX セリウム フーディ メンズ | 338g | 68,200円(税込) |
パタゴニア R1 エア・ジャケット | 340g | 23,650円(公式サイト表示価格) |
ARC'TERYX アトム フーディ メンズ | 355g | 49,500円(税込) |
ARC'TERYX ベータ AR ジャケット メンズ | 460g | 110,000円(税込) |
山旅旅 オールメッシュ・アクティブメリノ・ロングスリーブシャツ | 公式記載なし | 15,990円(税込) |
山旅旅 オールメッシュ・アクティブメリノ・Tシャツ | 公式記載なし | 13,990円(税込) |
山旅旅 オールメッシュ・アクティブメリノ・スリーブレス | 公式記載なし | 11,990円(税込) |
各社公式サイトの掲載情報をもとに作成(2026/10/20確認)
finetrack ドライレイヤーベーシックT
- レイヤー:ドライレイヤー(通年)
- 価格:5,544円(税込)
- 重量:46g
- 主な素材:ポリエステル100%
finetrack ドライレイヤーウォーム(ロングスリーブ)
- レイヤー:ドライレイヤー(秋冬・雪山)
- 価格:7,161円(税込)
- 重量:96g
- 主な素材:ポリエステル90%、ポリウレタン7%ほか
MILLET ドライナミック メッシュ ショートスリーブ
- レイヤー:ドライレイヤー
- 価格:6,600円(税込)
- 重量:110g
- 主な素材:ポリプロピレン66%、ナイロン28%、ポリウレタン6%
山旅旅 オールメッシュ・アクティブメリノ・ロングスリーブシャツ
- レイヤー:ベースレイヤー(混紡・全面メッシュ/アンダーウェア兼用)
- 価格:15,990円(税込)
- 重量:公式記載なし
- 主な素材:メリノウール50%、ポリエステル47%、ポリウレタン3%
山旅旅 オールメッシュ・アクティブメリノ・Tシャツ
- レイヤー:ベースレイヤー(混紡・全面メッシュ/アンダーウェア兼用)
- 価格:13,990円(税込)
- 重量:公式記載なし
- 主な素材:メリノウール50%、ポリエステル47%、ポリウレタン3%
山旅旅 オールメッシュ・アクティブメリノ・スリーブレス
- レイヤー:ベースレイヤー(混紡・全面メッシュ/アンダーウェア兼用)
- 価格:11,990円(税込)
- 重量:公式記載なし
- 主な素材:メリノウール50%、ポリエステル47%、ポリウレタン3%
finetrack メリノスピンライトロングスリーブ
- レイヤー:ベースレイヤー(混紡)
- 価格:9,933円(税込)
- 重量:115g
- 主な素材:ポリエステル63%、ウール37%
パタゴニア キャプリーン・クール・デイリー・フーディ
- レイヤー:ベースレイヤー(化繊)
- 価格:9,680円(公式サイト表示価格)
- 重量:179g
- 主な素材:ポリエステル100%
パタゴニア R1 エア・ジャケット
- レイヤー:ミドルレイヤー(行動用フリース)
- 価格:23,650円(公式サイト表示価格)
- 重量:340g
- 主な素材:リサイクル・ポリエステル100%
ARC'TERYX アトム フーディ メンズ
- レイヤー:ミドルレイヤー(アクティブインサレーション)
- 価格:49,500円(税込)
- 重量:355g
- 主な素材:ナイロン表地、化繊中綿Coreloft 60
ARC'TERYX セリウム フーディ メンズ
- レイヤー:ミドルレイヤー(休憩用ダウン)
- 価格:68,200円(税込)
- 重量:338g
- 主な素材:850cuin グースダウン、一部に化繊中綿Coreloft 80
パタゴニア フーディニ・ジャケット
- レイヤー:アウターシェル(ウィンドシェル)
- 価格:16,500円(公式サイト表示価格)
- 重量:105g
- 主な素材:リサイクル・ナイロン100%リップストップ
finetrack エバーブレスフォトンジャケット
- レイヤー:アウターシェル(ハードシェル・レインウェア)
- 価格:41,690円(税込)
- 重量:300g
- 主な素材:15デニールナイロン、エバーブレスメンブレン
ARC'TERYX ベータ AR ジャケット メンズ
- レイヤー:アウターシェル(ハードシェル・通年〜雪山)
- 価格:110,000円(税込)
- 重量:460g
- 主な素材:3層GORE-TEX PRO ePE
よくある質問
ドライレイヤーは必ず必要ですか?
必須ではありません。夏の低山で汗の量が少なければ、化繊のベースレイヤー1枚でも行動できます。ただし汗をかきやすい人や秋冬・縦走では汗冷えを大きく減らせるため、ベースレイヤーの次に買い足す価値があります。最初は通年使える薄手が無難です。
ユニクロのヒートテックは登山の肌着に使えますか?
汗をかく登りの肌着にはおすすめしにくい素材です。吸湿発熱をうたう肌着には、製品によってレーヨンなど水分を抱えやすい繊維が使われており、大量に汗をかくと乾きにくくなります。使う場合は素材表示を確認し、歩かない場面(山小屋での就寝など)に限るのが安全です。
レインウェアがあればウィンドシェルはいりませんか?
レインウェアは風も防げるので、代わりにすることはできます。ただし防水生地は通気性が低く、行動中に着ると蒸れやすくなります。脱ぎ着の多い稜線歩きでは、100g前後のウィンドシェルがあると汗をかきにくくなります。日帰りの低山ならレインウェアの兼用でも構いません。
登山の服装は、何から順番にそろえればいいですか?
安全に直結するレインウェア(上下)と、綿を避けたベースレイヤーが最初です。次に保温着(フリースか化繊中綿)、その次にドライレイヤーとウィンドシェルを足していくと、季節が変わっても無駄なく使い回せます。
まとめ
登山の服装は、ドライレイヤーで汗を肌から離し、ベースレイヤーで汗を吸って乾かし、ミドルレイヤーで暖め、アウターシェルで雨と風を防ぐという4つの役割の組み合わせです。季節で変えるのは厚さと保温着の枚数です。どの季節でも、綿を避けること、暑くなる前に脱ぎ、冷える前に着ることが快適さを左右します。
※本記事の作成にはAIを活用し、製品の仕様は各公式サイトの掲載情報(確認日時点)と照合しています。

