日本最後の地理的空白地帯とも呼ばれた称名川本流、下ノ廊下。そこは遡行不可能なゴルジュとして現代まで人跡未踏のまま残されていた。その下ノ廊下を含めた、称名滝から立山源頭までをつなぐ称名川の初完全遡行を、単独で成し遂げた大西良治氏のトークイベントが開催される。
200メートルの高さの側壁、廊下内の増水、外傾したビバークテラス、自然落石、凍傷になるほどの寒さ、40ピッチ以上の果てしなく続くようなトラバース。想像を絶する重圧にひとりで向き合い、成し遂げられた完全遡行の報告を、ぜひ会場で聞いてもらいたい。
【日時】 2018年10月31日(水曜日)
19:00ー20:30(開場18:30)
【会場】ウインクあいち 愛知産業労働センター 9階 908号室
http://www.winc-aichi.jp/access/
(名古屋駅から徒歩5分)
【定員】40名(要予約)
【参加費】2000円
【予約方法】件名に「称名川」と記入の上、「氏名」「電話番号」「参加人数」「イベントをどこでお知りになったか」をご記入の上、メールにてご連絡ください。先着順にて受付完了メールをお送りします。(4日以内に返信)
【追加情報】登る人Facebookページにて随時更新いたします。
https://www.facebook.com/noboruhito
(インターネット上にて「登る人」で検索。どなたでもご覧いただけます。)
【注意事項】
・小学生以下の入場はお断りいたします。
・無連絡不参加の場合は、今後開催するイベントの予約受付を一切いたしません。また、過去に開催したイベントにおいて、無連絡不参加をされた方の受付も一切いたしません。
大西良治(おおにしりょうじ)
1977年愛知県生まれ。
沢登り歴20年。2016年日本最後の地理的空白地帯と言われた称名川本流の単独完全遡行を始め、困難な沢登りの記録も多く持つ。最近では、初遡行した台湾・恰堪渓やニュージランドグルーミーゴルジュのキャニオニングによる下降など。高難度のクライミングもこなすクライマーでもある。