大江山連峰トレイルクラブは、大江山とその周辺地域において、「歩いて楽しむ海の京都観光」をテーマとし、大江山地域の活性化と新たな観光誘客を目指すことを目的に活動しています。
このたび、秋の大江山の豊かな自然を楽しみながら、自己の登山体力向上を図るイベントとして、「大江山連峰タイムトライアル」を開催します。この企画は、大江山連峰の中でも、天橋立・宮津湾を望める赤岩山から、加悦谷平野から丹後半島までの展望が開ける赤石ヶ岳まで全長約 16km の赤赤縦走路にアプローチルートを加えた総距離約23km を 2 日間に分けて歩くトレッキングイベントです。大江山連峰トレイルコースを設定(平成 30年 3 月)後、スタート・ゴールのタイムを計測するのは今回が初めて。
2 回目以降のパーソナルベストを図る基準となる本イベントへ多くのご参加をお待ちしております。
大会概要
日時
平成30年11月3日(土)4日(日) 各日8 時~16時 (少雨決行)
料金
4,000円(1日のみの場合 2,500円) 当日払
定員
100名(先着順)※高校生以上
持ち物
ヘッドランプ、携帯食、飲み物、雨具など
申込み
申込規約に同意の上、大江山連邦トレイルクラブ公式ホームページより、専用の申込みフォームに必要事項を入力し送信する、もしくは舞鶴市加佐地域農業農村活性化センター(TEL0773-60-8200)まで電話申込み
大江山連峰トレイルクラブ公式ホームページ
舞鶴市加佐地域農業農村活性化センター
TEL:0773-60-8200
応募締切
10月31日(水)
大江山連峰について
大江山は丹後・丹波の国境にそびえる当地方きっての名山です。大江山を記した古書も数多くあり、『丹後国風土記残缺』、『西北紀行』(貝原益軒)、『秋山の記』(上田秋成)などが代表的なものです。
こういった古書には「与謝ノ大山」「与謝大山」「大山」「大江山」「千丈嶽」「御嶽」などと書かれていますが、江戸時代の『西北紀行』や『秋山の記』では「大江山」となっています。この山には三つの伝説があります。
一つは崇神天皇の弟にあたる日子坐王(ひこいますのきみ)の土蜘蛛退治伝説であり、もう一つは用明天皇の第三皇子麻呂子親王の鬼退治伝説であり、残り一つは御伽草子「酒呑童子」で知られる源頼光の鬼退治伝説です。これらの伝説にまつわる伝承地は今でも数多く残されています。
大江山連峰トレイル
赤石ヶ岳、千丈ヶ嶽、鳩ヶ峰、鍋塚の 4 山からなる大江山連峰の縦走路と、赤岩山から宇野ヶ岳、杉山を経由して普甲峠へ至る縦走路を合わせた全長約 16km のルートを、その両端の山の名前をとり「赤赤縦走路」と呼びます。
標高は千丈ヶ嶽の 832m が最高でアップダウンも緩やか、さらにほとんどのルートが整備されているため登山初心者でも歩きやすい。2007 年には丹後天橋立大江山国定公園にも指定されています。
丹後天橋立大江山国定公園について
平成 19 年 6 月 29 日に指定。新規指定としては 17 年ぶりであり、初の京都府の地域名称を冠した「丹後天橋立大江山国定公園」が平成 19 年 8 月 3 日に誕生しました。丹後半島の「海岸」、その背後にある「高原」、大江山連峰の「山容」と変化に富んだ表情豊かな公園です。
当指定地域は、日本三景の天橋立そして、丹後王国さらには、大江山の鬼伝説など歴史や文化にも彩られています。大江山地域の見所としては連峰はもちろん、吊り橋からの眺めが素晴らしい二瀬川渓谷、日本の棚田百選に選ばれた毛原の棚田などが挙げられます。