雪山登山に必需品であるピッケルは重要なパートナー。私にとっての大切なパートナーであるMIZOの赤星を紹介します。
おすすめポイント
- チタンとクロモリで作られ、360グラムと軽量
- 縦走するときには短すぎるが、逆に登攀をするときには使いやすい長さ
商品概要
ブランド | MIZO |
商品名 | 赤星 |
商品説明 | ピックブレード部と石突きは6AL-4Vチタン合金製。軽量化を図るアルパインクライマーのためのアックス。三角形の大型ブレードでカッティングしやすくなっています。超高所登山でもこの軽さは武器になります。 |
価格 | 35,500円(税別) |
重量 | 368g |
サイズ | 46cm or 50cm |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
快適性 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
MIZO(ミゾー)のピッケルとの出会い
そのピッケルはMIZO(ミゾー)というメーカーのピッケルで溝渕三郎さんという方が作っています。私がカモシカスポーツに勤める以前、買い物でお店に足を運んでいた頃、ミゾーのピッケルを見ては「カッコいいなあ~」と思っていて、だけど高価だし、それと自分の小さい手には少し馴染まない感じもあって諦めていました。
その頃に所属していた山岳会のリーダーが、偶然にも溝渕さんとお知り合いで、私がミゾーのピッケルに憧れを感じている話をしてみたんです。
そうしたら、手に馴染まないという点において、どうしたら馴染むの?って聞いて頂いたんです。その時に握りの部分の幅が広くて持ちにくいと伝えました。
冬に使う事を想定すると、厚手のグローブをするので、ちょっと持ちにくいんです。更に、しっかり握れないと指先が冷えやすい感じがあるんです。私の手が大きければ抜群に握りやすいピッケルだと思うんですが…。そういう話をしてみたら、山岳会のリーダーから溝渕三郎さんに相談してくれて、「知り合いのお願いなのだったら」と特別に握り部分の幅を狭くしてくれてカスタマイズしてくれたんです。
もう嬉しくて嬉しくて、更に甘えてしまって、私のあだ名である「おしの」という文字まで溝渕三郎さん直筆で彫ってもらっちゃいました。
私が持っている赤星はブレード部分が雪や氷をカッティングしやすい形状になっていて、長さが50センチほど。チタンとクロモリで作られ、360グラムと軽量です。
実は、もう1本別のピッケルを持っていて、それは赤星よりも長くて、縦走する際に杖のように使えるピッケルです。ミゾーのピッケルは縦走するときには短すぎるのですが、逆に登攀をするときには使いやすい長さなんです。
だから赤星を購入してから、これからテクニカルな雪山に挑戦するぞ!っていう思いも強くなって。
実際それから様々な雪山を共にし、憧れだったのミゾーのピッケルは私にとって心強くかけがえのない大切なパートナーとなりました。