ベースレイヤー吸汗性

ファイントラックの「ベースリカバー」という商品を手にして、「吸汗性能も失われるものなのだ」ということをはじめて知りました。

それまではウェアのケアといえば、もっぱら洗濯と撥水加工しか行っておらず、ベースレイヤーは消耗品ぐらいに思って、ある程度の頻度で買い替えを検討していました。使い続けていくうちに皮脂のこびり付きなどで吸汗性能が失われているとか、勘違いしていたことに気付かされたのもファイントラックの「ベースリカバー」の存在です。

吸汗性のメカニズムを知る

ベースレイヤー吸汗性

吸汗速乾とうたっているウェアの多くがポリエステルなどの化学繊維からできています。この繊維は水を吸わない性質をもっていますが、これに吸水加工剤を付着させて、水(汗)を吸う機能を実現させています。

この吸水加工剤は着用、洗濯の繰り返しで徐々に落ちていくので、次第に汗を吸わなくなってしまうのです。考え方は撥水剤と同じで繊維に薬剤を固着させることで、吸汗性を蘇らせます。

吸汗性を復活させるメリット

液体が蒸発するためには熱が必要になります。体が濡れたままでいると、どんどん体が冷えていくのは、この為で、世に言う気化熱というのがこれにあたります。小さい頃、お風呂上りに「はやく体を拭かないと風邪をひくよ」と両親に言われたことを思い出します。

ベースレイヤーはこの気化熱によって体が冷えないように、素早く汗を吸収し、肌から汗を遠ざけ、体から離れた場所で汗を蒸発されるように作られています。肌に汗が残った状態で行動をしていると、それこそ低体温症の危険性があり、大きなリスクを伴います。ファイントラックのスキンメッシュなどは、ベースレイヤーの下にもう1枚着ることで、この汗冷えをさらに軽減できるというアンダーウェアですね。

吸汗性を復活させるメリット

なので、ベースレイヤーに吸汗性をもたせることはリスク回避につながります。体が冷えると筋肉も冷えて、そうすると恐ろしいほど体が動かなくなります。言うことをきかなくなるというのが一番あった表現で、体が濡れたらウェアだけに任せず、タオルも併用して体を拭くようにしているほどです。

吸汗性を行う方法

吸汗性方法は撥水加工方法と同じです。その前に着用予定のベースレイヤーについて、吸汗性が失われたか、維持されているかをチェックすることから始めてみましょう。

吸汗性を行う方法

よく汗をかくベースレイヤーの背中側、肌が触れる側に汗にみたてた水滴を垂らしてみます。この時に生地の上を水滴が転がる、吸水しても生地に拡がらなかったら、そのベースレイヤーの吸汗性は低下していると判断します。

逆に水滴がすぐに吸水して生地に拡がったら、そのベースレイヤーは吸汗していると判断します。

吸汗性を行う方法

撥水加工方法は、たったの2ステップで、綺麗に洗った洗面器やバケツにベースリカバーを入れラベルに記載された量の水で希釈します。この液に洗濯済みのウェアを入れて1時間浸します。

吸汗加工剤ファイントラック「ベースリカバー」

液に浸し終わったウェアを取り出したら軽く絞って、ケアラベルに従って干します。これで吸汗加工は終了です。

吸汗加工剤ファイントラック「ベースリカバー」

吸汗加工剤ファイントラック「ベースリカバー」

ファイントラックの吸汗加工剤、ベースリカバーは効果を長持ちさせるために独自処方で作られています。化繊、天然問わず、吸汗速乾ウェア全般で利用が可能です。

ベースリカバー1本で、Tシャツ8枚分という、コストパフォーマンスにも優れており、ファイントラックのオールウォッシュと一緒に使ってウェアを大事に使い続けています。