登山装備の軽量化というと、テントや寝袋、クッカーなど登山アイテムの軽量化を考えがちですが、スマホを軽量化することが登山に関わらず日常の行動にもインパクトを与える、生活がしやすくなる考え方なんじゃないかと思っています。現在ではSIMフリー化が進み、普段使いには画面が大きいもの、トレイルランや登山ではコンパクトで軽量なものと二刀流でスマホを使い分ける事も可能です。2019年現在スマホの開発がどのような方向に進んでいくのか楽しみではありますが、個人的には軽量化、コンパクト化を望んでいます。
現在手に入る軽量なスマホにはどのようなものがあるのか調査をしてみたところ、軽量と同時にバッテリー性能が落ちることが見受けられました。軽量スマホは通信手段として活用すると割り切ってしまえばバッテリーの消費を抑えられることでしょう。軽量だから失われる機能や性能をしっかり理解して検討することをおすすめします。
62.5グラム超軽量スマホ「Palm Phone」
- 重量:62.5グラム
- サイズ:50.6×96.6×7.4
- 解像度:720×1280
- バッテリー:800mAh
- ストレージ:32GB
- カメラ:1200万画素
- 防水:IP68(細かなちりは完璧に防護、水没し続けても大丈夫)
- SIM FREEモデル
手のひらの中に収まるほどの大きさと、62.5グラムという軽さが魅力のスマホです。アマゾンの口コミを見ると多くの人がバッテリーの持ち時間について残念なコメントを残しています。サブ機として位置づけるか、モバイルバッテリーと併用して使用するか、使い方次第で非常に便利に活用できそうです。iPhone3Gを彷彿とさせる大きさです。
108グラム軽量スマホ「Unihertz Atom」
- 重量:108グラム
- サイズ:45×96×18
- 解像度:240×432
- バッテリー:2000mAh
- ストレージ:64GB
- カメラ:1600万画素
- 防水:IP68(細かなちりは完璧に防護、水没し続けても大丈夫)
- SIM FREEモデル
Palm Phoneと比較されがちなUnihertz Atomですが、なんといってもバッテリー性能が2000mAhと高く、メイン機として使用する人も多いのが魅力です。64GBという容量も魅力です。このサイズ感になると文字入力のし辛さ、写真や動画、ゲームをするのは厳しいという意見が多いようですが、メール確認、SNS、LINEなどの簡単な操作と、ニュースサイトなどのブラウジングという至ってシンプルな使い方に留まっており、スマホに多くの機能を求めない人には大変好評を得ているようです。文字入力も使っていれば慣れるようで最初に違和感を覚えることは肝に命じておきましょう。
113グラム軽量スマホ「iPhoneSE」
- 重量:113グラム
- サイズ:58.6×123.8×7.8
- 解像度:1136×640
- バッテリー:1600mAh
- ストレージ:32GB、128GB
- カメラ:1200万画素
- 防水:--
- SIM FREEモデル
iPhoneSEは既に新品での入手が困難な機種となっています。現在は中古品を購入するのが手っ取り早い手段でしょう。バッテリー容量は現在発売されている新機種の3000弱に比べると見劣りしますが、重量が113グラムは非常に魅力的です。サイズ感はPalm PhoneやUnihertz Atomと比べると大きく、文字入力やブラウジングにもストレスを感じることも少ないでしょう。
138グラム軽量スマホ「iPhone7」
- 重量:138グラム
- サイズ:67.1×138.3×7.1
- 解像度:750×1334
- バッテリー:1690mAh
- ストレージ:32GB、128GB
- カメラ:1200万画素
- 防水:--
- SIM FREEモデル
新しい商品が発売されると、iPhone7も販売中止になるだろう予測がされます。140グラム切りのiPhoneは7移行なくなりスペックが向上されていきます。動画やゲームといった高解像でサービスが楽しめる分、バッテリーや解像度の向上と共にトレードオフで重量が出てくるという現象が起きていることがこの機種あたりから起動変換がされたことが予測できます。
140グラム軽量スマホ「Sharp AQUOS R Compact」
- 重量:140グラム
- サイズ:66×132×9.6
- 解像度:1080×2032
- バッテリー:2500mAh
- ストレージ:32GB
- カメラ:1640万画素
- 防水:IPX5/IPX8(○)/ IP6X
- SIM FREEモデル
小さすぎず大きすぎず、ロースペック過ぎずちょうど良い使い心地を提供してくれるスマホという位置づけに感じます。サイズはiPhoneSEをちょっと大きくしたぐらいで、手の平から大きくははみ出さない握り感が個人的には好きです。
140グラム軽量スマホ「ZenFone Live (L1)」
- 重量:140グラム
- サイズ:71.7×147.2×8.1
- 解像度:1440×720
- バッテリー:3000mAh
- ストレージ:32GB
- カメラ:1300万画素
- 防水:--
- SIM FREEモデル
ASUSの商品の中では初めてのsimフリースマホという位置づけで販売されているモデルです。全体的にスペックが低いものの安価であり、軽量であり2つ目の機種として所持するのにはバランスのとれたモデルという印象です。
146グラム軽量スマホ「Sharp AQUOS ZERO」
- 重量:146グラム
- サイズ:73×154×8.8
- 解像度:1440×2992
- バッテリー:3130mAh
- ストレージ:128GB
- カメラ:2260万画素
- 防水:IPX5/IPX8(○)/ IP6X
- SIM FREEモデル
いままで紹介した機種と比較すると重量感は増えますが、バッテリー、ストレージ、カメラなどスペックの向上が目立ちます。サイズはいわゆる2019年現在主流のサイズ同等レベルですが、中でも140グラム台というのが軽さの1つのバロメーターになっています。