各ブランドから2020SSの新情報が続々と登場している中、今回の記事ではGORE-TEX ファブリクス初搭載ブランドを含めた新作シューズをご紹介します。さらに、GORE-TEX フットウェアの仕組みや長く使用していただくための秘訣をご案内します。
GORE-TEX フットウェアとは
コンセプトは「GORE-TEX フットウェア=雨でも足を濡らさず汗の水蒸気を逃がし足をドライで快適に保つ」
黒いGORE-TEXプロダクトのロゴがついたGORE-TEX フットウェアは「防水透湿性」を備えており雨の水を通さず汗の水蒸気は外へ逃がします。
足をいつでもドライで快適な状態に保つGORE-TEX フットウェア ~製品の機能性を保証するための品質基準テスト
ゴア社は素材メーカーでありながら、パートナーブランドに生地を提供するだけでなく、最終製品としての防水透湿機能を保証します。防水透湿性を確かなものにするため、すべてのGORE-TEX フットウェアは、徹底した品質基準に基づいて製造されています。
GORE-TEX ファブリクス以外の細かな パーツについても基準が設けられており、さらに実際の着用を想定したいくつものテストが義務付けられています。このように多種多様な関門をクリアしたものだけがGORE-TEX フットウェアとして製品化されるのです。
GORE-TEX フットウェアを長く愛用していただくための秘訣
GORE-TEX ファブリクスは、高い耐久性を持つため、一般的な使用であればその防水性や透湿性は長く維持することができます。ただし、ソールやアッパーなど、靴そのものの劣化やコンディション次第ではその性能が最大限に発揮されない場合があります。GORE-TEX フットウェアをいつまでも快適に履くためには、メンテナンスが大切です。日頃からきれいに保つことで、製品の寿命も伸ばすことができます。
GORE-TEX フットウェア アッパーのお手入れ
基本的にアッパーのメンテナンスは一般の靴と同じお手入れで大丈夫です。メーカーの推奨するお手入れ方法に従ってください。例えば
- レザーの靴:ブラシで汚れをおとし、必要に応じてクリームなどを使用
- 布製の靴:スポンジを使ってぬるま湯で洗い、自然乾燥
内部を洗う際はGORE-TEX ファブリクスを傷つける恐れのあるタワシなどの使用は避け、スポンジを使ってぬるま湯でやさしく洗ってください。
靴に入り込んだ小石や砂利にも注意
GORE-TEX フットウェアに内蔵されているGORE-TEX ファブリクスに穴が開いてしまっては、防水耐久性が損なわれます。靴に入った小石や砂利など、鋭利なものは内側からGORE-TEX ファブリクスを傷つける可能性があるため、靴を脱いだ後は中敷を取り外してしっかりと振り落としてください。
GORE-TEX フットウェアの保管方法
高温多湿な場所を避けることが保管時のポイントです。湿気がこもりやすいため購入時の箱に入れたままの保管は避けましょう。風通しの良い 靴棚など、なるべく湿気の少ない場所での保管がおすすめです。
注目ブランドからの2020SSGORE-TEX フットウェア4選
HOKA ONE ONE SPEEDGOAT GTX
雨の山道でも雪の積もった道路でも足をドライにキープ。柔軟性のある前足部のアッパーと3Dプリントのオーバーレイが中足部をしっかりとサポートします。
Salomon SPEEDCROSS 5 GTX
ボトム部分が縫い付けられていないフローティングタンを採用することで快適な履き心地を実現しシューズ全体の外観とフィーリングに一体感を与えています。
ASICS GEL-PULSE 11 G-TX
ABC-MART限定商品。かかと部に、衝撃緩衝性に優れたGELを搭載し、着地時の衝撃を和らげます。アッパーには軽量で通気性の優れたメッシュを使用。
Mizuno ウエーブライダーGTX
ミズノのランニングシューズを代表するウエーブライダーシリーズのソールを使った、GORE-TEX ファブリクス搭載の防水モデル。