昨今のコロナウイルスで外出を控えている方も多いのではないでしょうか?メディアは、コロナウイルスのニュースを流せば視聴率を得ることができるとして、大げさな報道を良しとしている、なんていう意見も聞こえてきます。
信用できる情報筋からリアルタイムな情報を得ることは重要です。そこで今回は山旅旅エディター陣がチェックしているコロナウイルスの感染者情報を世界から、日本から、自分の住んでいるエリアまでを視覚的にチェックできるツールをご紹介します。
山旅にでかけるまえに、その場所で何が起きているかをチェックしてみてください。
新型コロナウイルス(2019-nCoV)のマッピング
リアルタイムでコロナウイルス感染者を追跡するインタラクティブなツールは「Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE」です。
これは各国の感染者数をリアルタイムで確認ができ、状況を把握できます。
ダッシュボードは、中国の州レベル、米国、オーストラリア、およびカナダの都市レベル、およびそれ以外の国レベルでケースを報告するもので、もちろん日本も細かく確認できます。
画面の左側上には、全世界の感染者数が表示されており、その下には国別での感染者数が確認できます。
我々がチェック主にチェックしている数値は右下のグラフです。グラフの右上の拡大ボタンをタップすると、グラフが1画面に拡大されて詳細を確認できます。最初のグラフではActualとあり、実際の感染者数の累積数値が確認できます。
左下になるメニュータブでDaily Casesというタブをみると、日毎での感染者数が確認できます。上の画像で言うと赤のグラフです。2/13には大きく数値が上がっていますが、とあるYoutuberさんに言わせると、何かしら数字の取得ロジックが変わったのかもしれない、このように跳ね上がるような事件性は見受けられない、と言っていました。
僕らはこのデータから、2/28現在でいうと若干収束に向かっているのではと思う部分もありますが、日毎の注意観測が必要だと思います。
主要なデータソースについて
主要なデータソースは、中国の医学界のメンバーが運営するオンラインプラットフォームであるDXYのようです。これは、地元メディアと政府のレポートを集約し、中国の州レベルおよびその他の国レベルでCOVID-19累積症例合計をほぼリアルタイムで提供するものです。
15分ごとに、中国のすべての州と影響を受ける国と地域の累積症例数がDXYから更新されます。中国本土以外の地域(香港、マカオ、台湾を含む)では、DXY累積症例数が他のソースに頻繁に遅れることがわかりました。 したがって、新しいケースが特定された日を通して、これらのケース番号を手動で更新しているようです(2020/2/28現在)。 新しいケースを識別するために、さまざまなtwitterフィード、オンラインニュースサービス、およびダッシュボードを介して送信される直接通信を監視しているという徹底ぶり。
提供しているジョンズホプキンスについては、こちらから確認頂けます。非常に信頼できると報じられていますが、各自の目で確認頂くと良いと思います。
日本の感染者分布の把握
リアルタイムでコロナウイルス感染者を追跡する、日本に焦点をあてたインタラクティブなツールは「ジャックジャパン作成の感染者マップ」です。
マップ上で症例としているのは、「国内事例(チャーター便を除く)」「チャーター便帰国者(有症状者)」「チャーター便帰国者(無症状病原体保有者)」です。また、横浜港沖に停泊中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の乗員乗客はWHOの基準により、本マップには含まれていない点は注意が必要です。こちらからデータの細かな情報を確認出来るので、確認しておくことをお勧めします。