ダーンタフのソックスですが、こしがあって生涯保障という面と、耐久性があるという面で、すごくいいソックスだと思います。通常の靴下は最初フカフカしていて、使い込むうちにへたってクッション性を失う。それが買い替え時というものなんですけど、ダーンタフは高密度で編みこまれていて、パイルの嵩は低いんですけど、それ以下につぶれていかないので、状態をキープするっていうのがウリの1つです。
ギュっと網目が詰まっている分穴が開きにくいですし、ナイロンが混紡されている分、強度を強くして、暖かさと防臭のバランスを保っているソックスなんです。
生涯保障がウリのダーンタフ
もし破れたら交換してくれるし、買い換える必要がないからコストパフォーマンスに優れています。
例えばロングハイクやスルーハイカーの中ではダーンタフって一番人気なんです。買い換える時に、町に出ていいソックスが販売されているとは限らないし、お金が無い時もあるだろうし、そういった環境化にあるから耐久性っていうのをハイカーは意識してます。それでいてメリノウールだから防臭性も高くて人気があるのもわかります。
トリプルクラウンを達成した船田くんはダーンタフを使って約3,500キロを歩いて4,5足で済んだっていう話みたいです。700キロぐらいで1足変えるらしく、変える理由は爪先の穴が理由と言ってました。
用途に応じたダーンタフの種類
ダーンタフには用途に応じてソックスの種類が幾つかあって「クッション」は汗抜けの為に甲は薄手の生地を使い、踵とつま先のみにクッションが採用されています。「フルクッション」は全体に厚みがあるので、寒い時期により暖かく、硬いブーツだから全体にクッションを施したいなどで使い分けることができます。
クッションの厚みにも種類があって、エクストラクッション、クッション、ライトクッションと厚いものから薄いものまで、また長さも長いものと短いものと選ぶ事ができるので、アクティビティによって使い分けることもできます。
ダーンタフのクッション
僕は3シーズンでは必要なところにクッションが施されてればいいと思っているので「クッション」を愛用していて、短パンを履いているときはスタイル的に、短いソックスの方がいいと思うので、それを選んでます。足裏の突き上げを緩和し、硬いブーツと合わせる時には足のマメ、スレを緩和するというのがクッションの役割だから、足の痛さを和らげるという点を靴下で調整するということも考えてます。