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赤城山の登山『子供と行く山旅々』

赤城山の登山『子供と行く山旅々』

息子との登山は今回で2回目となり、前回は秋口の草津白根だったが、今回は11月後半で冬口といって正しいのか解らないが「赤城山」となった。

今回は同じ学年の息子を子に持つ山仲間と、お互いに息子を連れての登山。友人は「息子との登山は初めて」という事もあって、大人の足で上り下り合計で2時間ほどの地蔵岳登山と、小沼のハイキングを合わせたプランを立ててみた。

朝起きた子供の機嫌は最悪ながらも、天気は良好。朝6時に東京から赤城山へと車を飛ばす。

赤城山に到着して目に飛び込んだ景色

赤城山登山口
赤城山地蔵岳の登山

9時に登山口へ到着すると、まばらについた雪景色。息子たちを連れて来た僕たちに「とんぼ返り」という言葉が思い浮かばなかったというと嘘になる。危ないと思ったら引き返そうという言葉と握手を交わして登山道へ。手はじめの登山道は結構な勾配があり、道も子供には不明瞭。子供の後ろに大人がくっつき転倒に備えながら上へ上へと目指す

赤城山地蔵岳の登山
赤城山地蔵岳の登山

雪で足が軽く滑ったり、どちらが正しい登山道かを当てたりするのが、「ただ登るだけ」にはならないからか、疲れを見せながらも楽しんで登る少し開けた登山道で記念撮影。この時に同い年の男の子達が楽しそうに、バカな顔をして写真に写ろうとする姿をみて、楽しそうな登山になりそうだと思えた。

子供たちの無邪気な登山スタイル

赤城山地蔵岳のつらら
赤城山地蔵岳の登山

途中つららをみつけて、折ったり、舐めたり、触ったりと自然と戯れている様子に大人たちもはしゃぐ。「あそこが頂上だ!」と目指す山頂を目にすると、子供だけでなく大人もやっぱり嬉しくなる。

赤城山地蔵岳の登山
赤城山地蔵岳の登山

先の登山道が危なくないのを見て、子供たちは走り出す。さあ、いよいよ登頂間近。先に見えるのは赤城山最高峰の黒檜山。まだらな雪景色が綺麗だ。

赤城山地蔵岳の登山

時間のロスもほとんどなく地蔵岳登頂!子供2人は地蔵岳にキスをプレゼント。

赤城山地蔵岳の登山
赤城山地蔵岳の登山

山から見る市街地の景色は素晴らしく、夜にでもなれば夜景が綺麗なんだろう。景色に見とれているそばでは、ポールを使って雪遊びをする子供たち。大人と子供の隔たりを感じる。

寒さに負ける子供たち

赤城山地蔵岳と小沼

次は小沼のハイキングへと下山をする。木道と階段が続く下山道では市街地を正面に見て、左手に小沼を見渡す赤城山ならではの景色だ。ちなみに小沼は「この」と読み、近くにある大沼は「おの」と読む。

赤城山小沼のハイキング
赤城山小沼のハイキング

小沼のハイキングは山影に隠れる周遊はじめはポカポカした陽気だったが終盤は山からの冷たい風が吹き降ろし、目に見ぬ速さで子供たちの口数を奪っていった。

赤城山小沼のハイキング

比較的風も弱く、椅子に座れる場所でお昼の時間にする。子供達はお腹が空いたのと、寒いのとで、解りやすく背中を丸め、黙々と暖かなスープとハチミツきなこ牛乳を飲む。
「足が痛い、その次手で、その次顔」と連呼されつつ、そそくさとランチタイムを終了し車へと戻る。

ちなみにランチはとても美味しいサンドウィッチに、暖かなポタージュスープという献立。普通ならば景色を楽しみながら、食後にコーヒーを楽しむという有意義な時間を過ごすつもりだったが、準備が足りずに断念。次回は換えの靴、靴下、暖かなズボンを忍ばせておこうと反省した。

登山の締めくくりは温泉で

赤城温泉
赤城温泉
赤城温泉

帰りは赤城温泉へ。秘湯、珍宿として有名な「御宿 総本家」へ行ってみた。入浴料は1人500円の4人で2,000円。好き嫌いがしっかり分かれるだろう不思議な空間の宿。子供には熱すぎず、大人にはぬる過ぎず、温度はばっちりだった。次回はどこに行こうか・・。そろそろ本格的な冬山を楽しめる季節になってきた。

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