バックカントリーガイドを生業とする僕は、世界でもトップクラスのパウダーを誇る赤井川村というニセコに程近い小さな山村に住んでいます。11月から5月上旬まで、一年の半分以上を雪に覆われ、厳冬期には毎日のように雪が降り、最低気温が-20°C近くになることも珍しくない、この厳しい気候こそが上質な粉雪を育むベースとなっています。
欠かせないウィンターポート2
そんな過酷な環境で生活するうえで無くてはならない装備のひとつが、このブーツKEENの「ウィンターポート2」です。早朝暗いうちから行う除雪作業はもちろんのこと、フィールドまでの移動や買い物といった日常生活まで、防寒と防水、そして凍った道でも滑らないグリップを兼ね備えたこのブーツ無しでは、ここでの冬の生活は成立しないと言っても過言ではありません。
KEENの歴史を振り返ると
KEENといえば、2005年に日本上陸以来、つま先が保護されたサンダルやトレッキングシューズなどでよく知られていますが、実はそれら技術の集大成がこの「ウィンターポート2」でもあります。ヘビーデューティーでありながら軽量化を追求し、他のブーツにはない履き易さと快適さを誇るこの魔法のブーツは、発売以来僕にとっては欠かせないアイテムのひとつとなっています。雪国で生活する方にはぜひともおすすめの一足です!