ランニングに特化したショートパンツはサロモンのエスラボ「センスショーツ」で、ミニマムにトレイルランニングを楽しむにはうってつけの機能が備わってるんです。まず素材については非常に軽いものを採用していて、2011年のプロトタイプから3年間の開発を経て2014年から発売が開始されたという考えつくされた機能美があります。発売されてから今まで大きな変更点もないんですね。インナーはフィット感を持たせるためにスパッツタイプになっていて、履き心地も抜群です。紐がないことでアタリもなく、軽量化にもつながっています。
エスラボセンスショーツの機能
このパンツにはポケットが備わっていてトレイルランニング時に必要な物を収めることができるんです。
まずお腹と背中に500ミリリットル容量のフラスコを収めることができます。そして左右にそれぞれでジェル2つぐらいの容量を収めることができることができるので、合計で水1リットル、ジェル4つを入れることができます。でもそれだけの容量と重いものを入れちゃうと、パンツがずれ落ちちゃいますね。(笑)
僕の場合は水はお腹周りに入れて、後はジェル以外の食べ物をちょっと入れたり、よくするのは、ウィンドジャケットを入れたりすることが多いですね。
エスラボセンスショーツの特徴のある形
形は、足の動きっていうのを阻害しない作りを大事にしているので前身ごろが短いです。また内側も蒸れやすいところはストレッチ素材の中でも通気性に優れているものを採用していたり、全体的には速乾性に優れた生地で且つストレッチが効いていて、走る人の事をじっくり考えた作りだと感じます。
ディテールが素晴らしいショートパンツ
ベンチレーションもエスラボ独特のレーザー加工のものが付いていて、太ももにも付いているんですね。「太ももって汗腺がないのになんでベンチレーションがあるんだろう?」って思ったんですけど、これは僕が使った感想ですが、この場所って走っている最中によく手を置く場所なんですね。登りで太ももに手をおいて体を持ち上げるとき、接点になる太ももが熱くなることがあるんですね。また水を飲んだり、走っていて手が濡れていることもあるんです。だから太ももにベンチレーションがあることで、速乾が促されて気持ちいいんです。だから結果助かってます。
エスラボの多くのウェアやギアに採用されている青・赤・黄はサロモンのレーシングカラーなんです。僕の中ではサロモンの代表するカラーと思ってます。多くはエスラボの商品に付いていることが多いものですね。一時期無くなったんですけど、また復活したんで、個人的には嬉しいなあと感じてます。