栂池自然園は約5.5キロの遊歩道が整備されており、白馬岳の山並みを楽しめることはもちろん、小さな子供とのハイキングも可能だ。栂池自然園まではゴンドラリフトと栂池ロープウェイを乗り継いで行くことができる。栂池自然園は標高1900mで多様な動植物を見ることができる。

    栂池自然園から白馬岳 登山ルート概要

    • 難易度:中級
    • 合計所要時間:6:20
    • 累積標高:1422m
    • 距離:約9.6km
    • 登山ルート:自然園駅→(70分)→天狗原→(110分)→白馬大池山荘→(110分)→小蓮華山→(30分)→三国境→(60分)→白馬岳

    栂池自然園から白馬岳 登山ルート 見どころ・時期

    栂池高原からゴンドラリフトと栂池ロープウェイを乗り継いで栂池自然園駅に着く。天狗原への登山道は、自然園への案内板に従って舗装された道を登り、ビジターセンターの手前から指導標に従い登山道に入る。なお、ビジターセンターは自然園の入園料を兼ねて有料である。

    栂池自然園から白馬岳 登山ルート

    登山道は、すぐに階段状の急な斜面を登り始める。ネマガリダケが両側に密生し、水はけの悪いドロの道をひたすら登ると、次第に視界も開ける。清水が湧き出る水場に着けば、天狗原は間近だ。天狗原では木道を歩く。湿原の池塘には、ワタスゲやヒオウギアヤメが咲く。やがて風吹大池に行く木道を右に見送り、乗鞍岳への登りになる。安山岩の積み重なる急登だが、シーズンの初め頃は雪渓になっており、ロープが張ってある。斜面を登りきり、右側の雪渓を登り詰めると、乗鞍岳の広い台地に出る。ペンキマークに従い進むが、ガスで視界が悪い時には注意したい。大きなケルンのある場所が山頂で、ここからは白馬大池へ下るようになるが、ゴロゴロした岩の上を行くので慣れないと結構なアルバイトだ。

    栂池自然園から白馬岳 登山ルート

    眼下に広がる白馬大池をゆっくり眺めながら、慎重に行こう。白馬大池は、風吹大池に次ぐ北アルプスで二番目に大きい山上湖だ。池の北側には白馬大池山荘がある。

    白馬大池山荘

    小屋の前はキャンプ指定地で、周囲はハクサンコザクラ、ハクサンイチゲ、チングルマの大群生地。まさに山上の別天地というにふさわしいムードが漂っている。白馬岳への道は、蓮華温泉の分岐を右に見てお花畑の中を登り、ハイマツ帯を抜けると、雷鳥坂の広い尾根に出る。この辺りから、コマクサの可憐な姿がみられるようになる。ザクザクとした広い斜面をゆっくり登り、やがて船越ノ頭に出る。

    白馬大池

    ここからは、小蓮華山、白馬岳へと続く縦走路で、山歩きの醍醐味が十分味わえる。花や展望に心を奪われながら小登降をいくつか繰り返すと、知らないうちに小蓮華山に着いてしまう。

    小蓮華山

    頂上には鉄剣が立てられ、地蔵が祀られているが、頭が欠けている。さらに同じような道を登ると三国境。そこでは新潟、富山、長野の県境が接している。ここから朝日岳への道が分岐するが、前方に八ヶ岳、雪倉岳、朝日岳と並ぶ姿はゆったりとおおらかだ。白馬岳への道の右側斜面はコマクサの大群生地だが、こういう場所には花を傷めないためにも絶対に立ち入らないこと。さらに馬ノ背と呼ばれるヤセ尾根を通り白馬岳をめざすが、特に危険な箇所もなく、2932mの頂上に至る。

    栂池自然園について・時期の注意点

    栂池自然園標高1900~2000mの高地にある大きな湿原に、遊歩道が整備されている。6月の雪解け頃からミズバショウが咲き、夏にはニッコウキスゲやコバイケイソウなどの湿性高山植物が咲き揃う。道はほとんど木道が整備されているが、ぬかるみもあるので足仕度は十分にしたい。

    白馬岳の概要

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