日本の漫画は北米、ヨーロッパで特に人気で「Manga」として親しまれ、日本の誇る文化となっている。そんな日本だからこそ楽しめる企画として、漫画から知る山旅スポット、キャンプ道具を紹介する。今回取り上げるのは『ゆるキャン△』という漫画。漫画と侮るなかれ、非常に素敵なスポット、ギアが盛りだくさんだ。
ゆるキャン△について
オフシーズンである冬に、女の子「リン」が一人でキャンプを楽しむ。大好きな富士山を見に、自転車で移動してきた女の子「なでしこ」。そんな二人が出会うところから物語はスタートする。
キャンプに興味をもった「リン」は本栖高校の野外活動サークルで、更にキャンプの魅力にハマっていき、様々な場所、キャンプギアとの出会いを通じて物語が繰り広げられる。
山梨の魅力を知る手段としても、ゆるキャン△という漫画は非常に面白く、以下で紹介していくキャンプ場、ギアは魅力が詰まっている。
ゆるキャン△で聖地・モデルとなったキャンプ場
ゆるキャン△の原作者はかなりのキャンプ好きではないだろうか?聖地・モデルとなったキャンプ場の多くは、高規格キャンプ場と呼ばれる場所ではなく、自然と景色を楽しめるロケーションの素晴らしさが光るキャンプ場が多い。またいづれのキャンプ場も、登山やハイキングを兼ねて楽しめる場所が多く、山旅好きなら一度は訪れてみたいキャンプ場が多い。
浩庵(こうあん)キャンプ場
富士五湖の本栖湖畔に位置するキャンプ場、浩庵(こうあん)キャンプ場は、富士山を眼前に臨む最高のロケーションと、国内最高峰の透明度を誇る本栖湖でのアクティビティが楽しめる特徴を持つ。浩庵(こうあん)キャンプ場の詳しい情報は以下の記事で紹介している。
ふもとっぱらキャンプ場
キャンプ好きなら一度は耳にしたことがあるキャンプ場といえば、ふもとっぱらキャンプ場ではないだろうか?富士山のふもとから頂上までが見える絶好のロケーションは疲れも悩みも吹っ飛ぶだろう。広大な敷地には1500以上のテントを張ることができると言われる。
パインウッドキャンプ場
甲府盆地を一望できる絶景が楽しめるキャンプ場がパインウッドキャンプ場。自然の景色が楽しめるにも関わらず甲府駅からは車で約25分というアクセスしやすいのも魅力だ。
パインウッドキャンプ場は斜面に位置し、視界をさえぎるものがないため、甲府市街地が見渡せるという場所で、夜はキャンプを楽しみながら夜景を楽しめ、明るい時間は、松林の影から顔を出す富士山を楽しめる。冬期の閉鎖がないため、1年中利用ができるキャンプ場。
予約は原則電話で行う。非常に人気があり繁忙期には混雑する場合があるので、出かける予定が決まっている場合には早めの問い合わせが必要だ。
電話:0553-22-6096
ほったらかしキャンプ場
標高700メートルに位置する、ほったらかしキャンプ場は、富士山をバックに、笛吹市の街の夜景までも楽しめるロケーションが目を惹く。
四尾連湖 水明荘キャンプ場
甲府駅から南に向かって富士駅まで伸びる身延線。甲府駅から25分ほどで鰍沢口駅に到着する。この鰍沢口駅から10キロほど山を登っていくと四尾連湖畔にある水明荘キャンプ場にたどり着く。車で行く人が多いと思うが、登山を楽しむ人は軽量な荷物を背負い公共手段にて出かけても面白い。
陣馬形山キャンプ場
陣馬形山は中央アルプスと南アルプスの間に位置する山で、この山頂付近に位置するのが陣馬形山キャンプ場。眺めの良さは素晴らしく、中央アルプス山脈を一望できる。天気によっては雲海も見ることができる眺望が素晴らしいキャンプ場だ。