神室岳かむろだけ
神室岳(かむろだけ)は標高1,356mで、宮城・山形の県境稜線上にあります。同じ尾根に山形神室(1,344m)があるため「仙台神室」とも呼ばれます。笹谷峠の北に位置し、二口山塊では大東岳に次ぐ高さです。岩肌の目立つ独特の山容で、古くは「仙人(神仙)岳」とも呼ばれました。山名は「神の住む所」とする説や、山頂の形をカブラ(カブ)に見立てたとする説があります。大正から昭和初期に旧制二高と旧制山形高校の山岳部員が開拓的な登山を行い、一般に登られるようになったのは昭和30年代後半からです。登山口は3か所あり、最もよく歩かれるのは笹谷峠からのコースです。山形盆地を見下ろす稜線を進み、山形神室を経て山頂まで片道約2時間30分です。笹谷峠からの往復記録では総距離約9.1km、累積標高差約948mで、アップダウンが多く、滑りやすい箇所が多い下りでは注意が必要です。晴れれば飯豊山、大朝日岳、鳥海山まで見渡せます。出典:山と溪谷オンライン「神室岳(かむろだけ):1,356m」/山と溪谷オンライン「みんなの登山記録 神室岳」(2026年10月29日確認)