経塚山(きょうづかやま)は、岩手県北上市と奥州市の境付近にある標高1,372mの山です。焼石連峰に属し、駒ヶ岳・牛形山とともに「夏油三山」と呼ばれます。山の形は胆沢側からよく見えるため、昔は胆沢の山とされ、駒形信仰の登山道も胆沢側から通じていました。山頂には幕末に建てられた経堂と駒形大明神の碑が残っています。夏油の山々の稜線では、ハクサンイチゲやチシマフウロなどの高山植物が見られます。
代表的な登山口は夏油温泉で、約30台分の駐車場があります。尾根に取り付くまでは急な登りが続きます。標高約1,200mの稜線に出たあとは、コメツガとシャクナゲの群落を抜けて山頂に着きます。山頂までは約5時間、往復では8時間を超える長い行程で、林野庁も夏油の山々を健脚向けとしています。登山口に通じる県道122号は冬のあいだ通行止めになり、2025年は5月7日に開通しました。




