宿泊山行や夏の時期となると、生の食材やかさ張る食材は持って行きづらいですよね。今回は保存も出来てコンパクト、コンビーフを活用した炊き込みご飯のレシピをご紹介します。
レシピのポイント
- 山では貴重なタンパク質を持ち歩ける
- コンビーフの旨味で食べごたえ十分
- 追加の食材を使って彩り豊かに
- 材料がメスティンに収まる
準備から完成までの時間
- 準備5分
- 調理20分
- 合計25分
このレシピのキーワード
メスティン、簡単レシピ、時短、炊き込みご飯、満足感、コンパクト
材料
- 米1合
- コンビーフ1缶
- 塩コショウ適量
- バター1切れ
- 水1合分
レシピ
水とコンビーフを入れ、米を浸水させる
浸水は通常30分ほどかかりますが、ジップロックに入れた米に事前に水を入れておけば、作り始めで時間を取らずに炊くことができるので、とても便利な時短方法ですよ。
中火でメスティンが振動しなくなるまで加熱する
メスティンの炊飯方法は色々ありますが、基本的には同じ火力でも上手に炊くことが出来ます。中の水分と米が動くと、メスティンに触れると「振動」しているのが分かります。登山で使うグローブ(出来れば革製)を使えば、直接メスティンに触れられるので、炊き具合がよく分かります。振動がなくなったら火から離します。
塩コショウを入れ、バターとパセリで盛り付け
炊きあがったご飯はコンビーフが寄ったりしているので、こぼさないように塩コショウを入れながらゆっくりかき混ぜます。バターは炊飯の時に入れても良いですが、後で乗せたほうが香りも効くし、バターの絵力が食欲をそそります。
完成!
この日はとても寒くて風が強い日でした。温かいフリーズドライの味噌汁を添えて完成です。コンビーフの旨味と塩気がご飯に染み込んで食が進み、満腹感で身も心も満たされました。
今回使った役立つアイテム
SOTO・フュージョントレック
炊飯の吹きこぼしや安定感が必要なメスティン炊飯では、分離型バーナーが重宝します。登山向けの分離型ガスバーナーとして2020年に発売されたフュージョントレック。柔らかいホースによる取り回しの良さと使い勝手の良さと安定感が、メスティン炊飯とも相性抜群でした。五徳に薄く見えるブランドロゴが日本ブランドらしいニクイ演出。
snowpeak・チタン先割れスプーン
山に登ってから、mont-bellの箸以外はこの先割れスプーンを常に使っています。今回は炊飯後にご飯を混ぜるのに使用。金属製なのでご飯をかき混ぜたり簡単な炒め物にも使える丈夫さ、スプーンとフォークを合わせた合理性が、少ない道具で登る登山ではとても重宝しています。
番外編:snowpeak・ヤエンレードル「ツグ」
今回は単独だったので使わなかったですが、汁物やご飯を取り分けたりするのにスプーンやフォークでは面倒ですよね。このレードルがあると「なんで早く使わなかったんだ」と思わせるほど手早く分けられ、その便利さに驚きます。重量は25gなので、気にせずザックに忍ばせておけますよ。
便利なコンビーフご飯で楽しい登山を
炊き込みご飯は、他の食器を使わずに食べられる、登山に便利で相性が良い料理です。「山で肉が食べたい!」「でもかさ張るし生モノだし・・」そんな欲張りな人には、コンビーフ炊き込みご飯がオススメです。是非山で作ってみてくださいね。
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メスティンといっても、トランギアのメスティン、ラージメスティンやダイソーメスティンとサイズと形が様々あります。またメスティンで作ることのできるレシピも様々です。メスティンの様々なレシピを紹介中ですので、是非チェックしてみてください。