トランギアのラージメスティンは容量1350ミリリットルで、その大きさから炊飯は約3.5合まで可能です。今回は1合と2合と3合でのお水の量や炊飯時間について紹介します。
ラージメスティンで炊飯する際のお水の量
ラージメスティンで炊飯する際に気になるのが水の量です。一般的には1合あたり200ミリリットルのお水が必要とされています。よって2合では400ミリリットル3合の場合は600ミリリットルのお水が必要です。
1合炊飯-ラージメスティン内側の位置
ラージメスティンで1合を炊く場合の水の量はメスティンの底と取っ手と本体をつなげるグロメットのちょうど真ん中あたりまでを目安にしてお水の量を入れます。
2合炊飯-ラージメスティン内側の位置
2合の場合はグロメットの中心に水が来るようにします。
3合炊飯-ラージメスティン内側の位置
3合の場合は本体の蓋が重なる曲げ加工の下の位置に来るあたりまでお水を入れるとちょうど600ミリリットルです。
ラージメスティンの蓋すれすれまでお水を入れると600ミリリットルということを覚えておくと炊飯する際に便利です。
ラージメスティンで炊飯する時間について
基本的に炊飯時間はお米の量の違いによっては変わらないと言われています。しかしながら水の量が多いことで沸騰するまでの時間がレギュラーサイズのメスティンと比較すると時間がかかります。
レギュラーサイズのメスティンで炊飯をする際には弱火で約15分、高所の場合であれば20分を目安にしています。
ラージメスティンの場合は沸騰するまでの時間を含めて+3分。よって弱火からスタートしたとして約18分から23分後目安に炊飯時間を定めています。
早く炊飯したい場合は最初強火でグツグツと沸騰させた後にそこから約15分弱火にすると時間短縮になります。
炊飯の行程
ラージメスティンだから行程が異なると言う事はなくすべてのメスティン共通です。
使用する道具はラージメスティン、メスティンコジー、ストーブ、燃料です。
ラージメスティンを使用する場合は五徳のサイズも大きいものを選ぶと安定した調理が可能です。
お米にしっかり水を含ませる
まずお米にしっかり水をふくませるために上でお話しした分量の水をラージメスティンに入れたら約20分〜30分放置します。
ポイント
お米を炊くスタート段階でこの時間待つというのは少し億劫に感じる方もいらっしゃいます。その場合はペットボトルにお米と水を入れて、それを持っていくことで水を含ませる時間短縮ができます。
炊飯をする
火にかけて約20分間炊飯を行います。固形燃料でほったらかし炊飯をする場合は25分ほど連続して火にかけれるだけの容量を持ち歩く必要があります。
ラージメスティンで炊飯する場合は固形燃料ではなくガスストーブで行うと火力の調整もできて便利です。炊飯する時間は上で説明した通りお米の量によって変わる事は無いので20分後目安に炊飯を行います。
炊き終わったらすぐに蒸らす
山旅のメスティンコジーを使用するとしっかりと蒸すことができお米が艶やかになり、とても美味しくいただけます。
火から下ろしたらすぐにメスティンコジーに入れて通常であれば10分程度蒸らす時間が必要なのですが、メスティンコジーを使用することで半分の5分で仕上げることができます。
メスティンを持ち歩く際の緩衝材にもなるし、蓋が開かないようにするためのケースの役割も果たすのでとても便利です。ラージメスティンサイズ、レギュラーサイズ、ダイソーメスティンサイズと幅広い展開も魅力です。
浸水させ、火をかけ、蒸らすと言うシンプルな3行程でとてもおいしいお米をいただけます。ラージメスティンは仲間と一緒においしいお米を食べるのに最適なサイズです。