2022.03.12

メスティン徹底比較-トランギア、ダイソー…12種類の中からおすすめのメスティンを見つけよう

イワタニプリムスが日本で展開するスウェーデンのブランド『トランギア』から発売されているメスティンを筆頭に、今では100均で有名なダイソーや山善、エスビット、ロゴス、サンドリー、MiliCampなど様々なブランドのメスティンが販売されています。いづれのメスティンも熱伝達率に優れたアルミで炊飯時に均等に熱が行き渡り美味しいお米を炊くことができます。しかし細かなところを見てみると違いがあります。今回は12種類のメスティンを徹底比較してみました。あなたにとってのおすすめのメスティンを見つけてみよう。

比較検証する12種類のメスティン

今回比較検証するメスティンは12種類。どれもアマゾンやネット上で話題性があるメスティンです。

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ブランド	トランギア	トランギア	ダイソー	ダイソー	ダイソー	ダイソー	キャンパーズコレクション（山善）	MiliCamp	サンドリー	エスビット	ロゴス
商品名	メスティン	ラージメスティン	メスティン	メスティン1.5合	メスティン3合	メスティン1.5合フッ素加工	メスティン	メスティン	メスティン	クックセット	メスキット
価格（税込）	¥1,980	¥2,970	¥550	¥880	¥1,100	¥1,100	¥1,791	¥1,750	¥1,780	¥8,140	¥2,918
サイズ	17×9.5×6.2cm	20.7×13.5×7cm	14.5×7.7×5cm	16×9.5×6cm	19×13×7cm	17.5×9.7×7.3cm	17×9.5×6cm	16.5×9.5×6.5cm	17.5×9.5×7.5cm	20.5×16×8.5cm	31.5×11.5×5.5cm
重量	150g	270g	103g	164g	282g	183g	160g	165g	165g	390g（五徳込み）	230g
容量	750ml	1350ml	500ml	750ml	1350ml	750ml	850ml	800ml	850ml	1,100ml	950ml
素材	アルミ	アルミ	アルミ	アルミ	アルミ	フッ素加工済みアルミ	アルミ	アルミ	アルミ、ステンレス	アルミ	アルミ、ステンレス
メモリ	なし	なし	なし	あり	あり	あり	なし	なし	あり	あり	なし

ダイソーのメスティン

500mlサイズのコンパクトなメスティンから始まり、今では1.5合と3合のお米が炊けるサイズ違いのメスティンと、フッ素加工が施された1.5合のメスティンが販売されています。価格が安いから作りがイマイチということはなく、しっかりとお米を炊くことができるネット上でも話題のメスティンです。500mlのサイズ以外はすべて目盛りが付いており炊飯がしやすい作りです。

山善のメスティン

最近優れた作りのアウトドアアイテムを世に送り出す中華製のメスティンです。価格が安くトランギアメスティンと同様のクオリティという口コミも多いです。容量は850mlで2人用のメスティンとしておすすめのサイズです。

トランギアのメスティン

メスティンブームの火付け役にもなったトランギア製のウエストにはスタンダードなサイズとラージメスティンの2種類のサイズがあります。細かな進化も行われており以前よりも若干重量が軽くなっています。周辺アイテムも多く価格が高い理由も頷ける、精度の高い作りが魅力のメスティンです。

MiliCampのメスティン

蓋の締まり、取っ手と本体との接合、メンテナンスフリーの気軽さ、コストパフォーマンス、全てが平均点以上のメスティンです。トランギアのメスティンと比較したときに50ml容量の違いと、15gの重量をどう考えるかです。価格も200円ほどの違いでクオリティの高いメスティンです。

サンドリーのメスティン

ハンドル部分がステンレス製で、内側にメモリが施された炊飯がしやすいメスティンです。重量や価格も上で紹介した山善やMiliCampとほぼ同様です。

エスビットのクックセット

クックセットなので固形燃料ストーブのゴトクがセットされたメスティン型のクッカーです。五徳は熱伝導率に優れた形状でエスビットの固形燃料ミリタリーをセットし火をつけるだけで炊飯を完成させることができます。メモリは300と500と700ml付きで蓋はポットの縁に引っ掛けることができるなど、キャンプで様々な料理を楽しめるクッカーです。

ロゴスのメスキット

耐久性の高いハードアルマイト加工を施した商品名メスキットです。蓋にはリングタイプの取っ手があり炊飯後はお箸などで簡単に蓋を取ることができます。キャンプで初めて炊飯に挑戦してみようという方に使いやすい作りです。

サイズと容量の比較

サイズと容量を比較してみると最も大きく、たくさんの容量があるのが、トランギアのラージメスティンです。逆に最も小さく容量が少ないのがダイソーのメスティンでした。

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ブランド	商品名	サイズ	容量
トランギア	メスティン	17×9.5×6.2cm	750ml
トランギア	ラージメスティン	20.7×13.5×7cm	1350ml
ダイソー	メスティン	14.5×7.7×5cm	500ml
ダイソー	メスティン1.5合	16×9.5×6cm	750ml
ダイソー	メスティン3合	19×13×7cm	1350ml
ダイソー	メスティン1.5合フッ素加工	17.5×9.7×7.3cm	750ml
キャンパーズコレクション（山善）	メスティン	17×9.5×6cm	850ml
MiliCamp	メスティン	16.5×9.5×6.5cm	800ml
サンドリー	メスティン	17.5×9.5×7.5cm	850ml
エスビット	クックセット	20.5×16×8.5cm	1,100ml
ロゴス	メスキット	31.5×11.5×5.5cm	950ml

500～750mlの容量は1～1.5合のお米を炊くのに適しています。よって1～2人の食事に適したサイズです。850ml以上になると2合以上のお米を炊くことができるので、2.5人以上の食事に適したサイズとなります。500～750mlの容量はソロキャンプやテント泊登山用途に、それ以上のサイズはファミリーキャンプやパーティーでの登山用途にと分けると良いでしょう。

1mlあたりの重量比較

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ブランド	商品名	重量	容量	重量/容量
トランギア	メスティン	150g	750ml	0.2g
トランギア	ラージメスティン	270g	1350ml	0.2g
ダイソー	メスティン	103g	500ml	0.2g
ダイソー	メスティン1.5合	164g	750ml	0.21g
ダイソー	メスティン3合	282g	1350ml	0.2g
ダイソー	メスティン1.5合フッ素加工	183g	750ml	0.2g
キャンパーズコレクション（山善）	メスティン	160g	850ml	0.18g
MiliCamp	メスティン	165g	800ml	0.2g
サンドリー	メスティン	165g	850ml	0.19g
エスビット	クックセット	390g	1,100ml	0.3g
ロゴス	メスキット	230g	950ml	0.24g

1mlの容量を運搬するのにどれだけの重量が必要になるかを計算した表です。重量÷容量で計算した1mlあたりの重量です。登山時に持ち歩くクッカーとして重視するポイントは主に容量とコンパクト性になると思うのであくまで参考程度に確認してください。

各メーカーの特徴

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ブランド	アルマイト加工	バリ取り	特徴
トランギア	なし	推奨	オプション商品多数、ディテールにこだわった作り
ダイソー	あり	済み	コストパフォーマンスに優れている、サイズ展開が豊富
キャンパーズコレクション（山善）	あり	済み	容量に対して重量が少ない、アマゾン口コミ優秀
MiliCamp	あり	済み	トランギアのメスティンに似ている、アマゾン口コミ優秀
サンドリー	あり	済み	内側に目盛りが付いている
エスビット	あり	済み	五徳とのセットで調理しやすい
ロゴス	あり	済み	ハードアルマイト加工