エバニューの2022年の最新作ブルーノートストーブは五徳を必要とせず、本体13g、プレヒートプレート7g、合計20gの道具だけで400mlのお湯を沸かすことができるアルコールストーブです。今回はこのブルーノートストーブの使い心地やメリット、デメリットを紹介します。
製品概要
ブランド | エバニュー |
商品名 | ブルーノートストーブセット |
商品説明 | 「BLUENOTEstove」本体とその点火をサポートする「Pre-Heating plate」のセット 誰でも確実に、このストーブを使いこなす為のセットです。 |
価格 | ¥6,050 |
重量 | 本体13g プレヒートプレート7g |
サイズ | 外径50×高さ32mm |
管理人の評価・レビュー
総合評価 | ★★★★☆ |
軽量性 | ★★★★★ |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ |
エバニューのブルーノートストーブのスペック
ブルーノートストーブは15ccのアルコール燃料で無風環境で約7分間燃焼します。素材はアルミニウムでアルコールストーブを使い終わった後も色変化が少ない特徴を持ちます。
サイズは外径が5cm×高さ3.2cmと非常にコンパクトです。
エバニューのチタンクッカー400FDの中に縦にしても横にしても収納可能で蓋もちゃんと締まります。これだけコンパクトなのでエマージェンシーキットとして持ち歩く道具としても機能します。
低燃費で造形美に優れたアルコールストーブ
燃料15ccで400mlのお湯を作ることができるスペックは、他のアルコールストーブと比較すると非常に低燃費なアルコールストーブと言えます。
プレヒートプレートは中心にブルーノートストーブを置いて使用します。プレヒートから本燃焼に移行したことを確認した後にクッカーを乗せるのが本来のアルコールストーブの使い方ですが、ブルーノートストーブは本燃焼前からクッカーを乗せて、そのまま放置して使用することができます。
アルコールストーブの弱点は健在
アルコールストーブはガスストーブや固形燃料と比べると風に弱いことが挙げられます。無風状態で約7分燃焼し400mlのお湯を沸かすことができるのですが、山では風が吹いているのでこのスペックを実現することは風防を使っても難しいです。
実際に風のあるところで風防を使い15ccのアルコールに火をつけて約5分燃焼させることができました。お湯の量は約330ml。カップラーメンを作るのには問題のないお湯の量です。
風防はエバニューのTiフーボーを使用。ブルーノートストーブの場合は1段使用でちょうど良かったです。
アルコールの持ち歩き方と15ccの管理の仕方
15ccのアルコールを計るのに便利なのがエバニューの30mlボトルです。このボトルのキャップは15cc測ることができる計量カップを兼ね備えているため、簡単に燃料計算を行えます。
本体はブルーノートボトル2回分のフル燃焼分の容量30mlとなるため、少なくて不安な場合はミニボトルセットの中にある50mlボトルを追加で持っていってます。
エバニューの30mlボトルも非常にコンパクトなので400FDの中に収納して蓋をすることも容易です。