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【10月】秋山登山に最適な服装の選び方・おすすめのコーディネート

【10月】秋山登山に最適な服装の選び方・おすすめのコーディネート

夏が過ぎ秋の訪れを感じる9月と冬の訪れを感じる10月とでは気温が異なります。秋山登山と呼ばれる9月と10月では服装や持ち歩く防寒着が異なることに気をつけましょう。今回は気温の移り変わりが激しい10月の登山に最適な服装の選び方とおすすめのコーディネートを紹介します。

秋山登山の10月の服装はレイヤリングが重要

登山口ではTシャツやロングスリーブ1枚で過ごせるような気温でも、1000メートル以上から徐々に気温が下がり、頂上付近では冬のような寒さを感じるのが10月の登山と思っておきましょう。

また、山の上では風が強くなることが多い為、体感温度が低くなります(風速1mで1度下がる)。すぐに羽織れるようなウィンドブレーカーやフリースなどのミドルレイヤーを用意しておくことで、気温の変化に柔軟な対応が可能となります。

10月の登山の行動着は素材選びも大事

10月の登山の行動着は素材選びも大事

快適な登山を楽しむためには、行動着として着用するウェアの素材選びが重要です。速乾性に優れた素材は、急激に体温低下を招くため10月の登山では避けましょう。

ポリエステルなどの化繊素材は乾きが早いため、気化熱によって体温を奪います。このようなことがないようにゆっくりと乾くメリノウール製のベースレイヤーを着用するようにしましょう。化繊が混紡されていることで程よい乾きの速さと耐久性を期待できます。

10月の秋の登山は、防寒グッズにも注意

10月の秋の登山は、防寒グッズにも注意

標高が高くなると急激に体が冷やされることで体力が奪われることがあります。このような状況を踏まえて耳が隠れるニット帽、手袋、ネックゲイターなどの防寒グッズを装備に加えましょう。

山旅 コーデュラリップ製軽量コンパクト防風ミトン【登山用グローブ】 | 山旅

山旅 コーデュラリップ製軽量コンパクト防風ミトン【登山用グローブ】 | 山旅

アメリカのインビスタ社コーデュラリップで仕上げたウィンドブレーカーミトンです。グローブの上からはめることで、風を防ぎ手を冷やさないように対処することができます。登山やトレイルランニングで意図しない寒さに見舞われた際に役立つ超軽量ミトンです。<おすすめポイント>・重量僅か21g・単体使用でも凄く暖かい・スマホのタッチ操作可能(単体使用時)・冷たい風を完全シャットアウト・シルナイロン加工で雨を弾く・ミトンタイプで手の熱源によって内部が暖かい・パッカブル機能付き・8cm四方の大きさでポケットに収納・手首まで覆い隠し、動脈を冷やさない・片手でフィットさせることができる・様々な手の大きさに合わせることができる・オールシーズン使えるからエマージェンシーキットの追加がおすすめ素材のコーデュラリップは表面にシリコンコートが施されているため耐水性があり、防汚機能を備えています。また耐久性と軽量性のバランスに優れています。シーム加工は施されておりませんので完全防水ではありませんが、小雨程度の雨を弾きます。左手のミトン内部にポケットを備えており、この袋に両手分のミトンをパッカブルすることで手のひらに収まるほどの大きさになります。非常にコンパクトなので、どこにでも持ち歩くことができます。サコッシュなどに入れても邪魔になりません。パッカブルした際、カラビナに取り付けることも可能です。グローブをしてからストレッチコードを引っ張るだけでグローブを絞める&緩めるを簡単に行うことができます。<スペック>重量:約21g収納時サイズ:8×8×2.5㎝平置きサイズ:横13cm×長さ27㎝手首の周囲:約27cm素材:コーデュラリップカラー:ブラック<サイズ>男女問わず、様々な手のサイズで使えるように設計されています。

10月の秋の登山におすすめのコーディネート

季節を問わず、登山の基本的なコーディネート(レイヤリング)は、ベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターレイヤーの重ね着です。このように、重ね着をすることで、体温調整を容易にして、汗をかきづらい登山が可能になります。

ベースレイヤー

ベースレイヤー

ベースレイヤーは肌に1番近い場所に着用するウェアです。ベースレイヤーは汗を吸って乾かす機能を備えた体温調整にもっとも重要な役割を担います。10月の登山では保温、吸湿、急激な体温を奪わない乾き方の3点に特徴があるメリノウール製のベースレイヤーを取り入れましょう。

おすすめのメリノウール製ベースレイヤー

モンベルのスーパーメリノウールEXPはメリノウール79%の配合で保温性能と速乾機能を備えたベースレイヤーです。

スマートウールのメリノスポーツ120はメリノウール53%にテンセルが配合された汗をかいても、涼しく快適な特徴を備えた幅広いアクティビティで使用できるベースレイヤーです。

ミドルレイヤー

ミドルレイヤー

秋の登山ではミドルレイヤーの出番が多く、状況に応じて着脱を繰り返すことが多いため、ジャケットタイプのミドルレイヤーを選ぶようにしましょう。保温と通気性に優れたミドルレイヤーを選ぶことで発汗を抑えることができます。

おすすめのジャケットタイプのミドルレイヤー

パタゴニアのR1エア・フルジップ・フーディはR1シリーズの中で最も通気性があり、優れたストレッチ性で動きやすく、秋山登山だけでなく、冬も春も長い期間着用することができるミドルレイヤーです。

Rabのアルファフラッシュは、ポーラテックのアルファダイレクトを使用したアクティブインサレーションで非常に軽量で乾きも早く、汗をかきづらい程よい保温力を備えたミドルレイヤーです。

アウターレイヤー

10月の秋山登山ではレインジャケットをアウターレイヤーに使用すると良いでしょう。冷たい風に当たってもしっかりと風を防ぐ3層構造のゴアテックスがあると安心です。

おすすめの3層構造ゴアテックス製のアウターレイヤー

おすすめはモンベルのストームクルーザーです。ゴアテックス製のレインジャケットは高価なものが多いですが、モンベルのストームクルーザージャケットは20,000円台で購入することができ、平均重量254gと軽量で、裏地がシーニットなのでサラサラとして着心地が良いのが特徴です。

登山用パンツ

登山用パンツ

10月の秋山登山は短パンではなく、ロングパンツを履くようにしましょう。ロングパンツも保温力に優れた厚手のものから薄手のものまで様々ですが、ズボンは基本レイヤリングができないため、肌寒く感じたらレインパンツを着用することで防寒性を高めます。

おすすめの登山用パンツ

秋山登山におすすめの登山用パンツは2点あり、1500メートル以内の低山であればパタゴニアのテルボンヌジョガーズがおすすめです。薄手ながらストレッチ性があり、足上げがしやすく、ほどよく風を防ぐ通気性にも優れたパンツです。

2000メートル級の登山であれば、同じくパタゴニアのアルトヴィア・トレイル・パンツがおすすめです。価格も手ごろで低山であれば1年中履けるパンツで、足上げがしやすく耐候性にも優れています。アルトヴィア・トレイル・パンツは幾つか種類があります。

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