登山の行動着で活用しているパタゴニアのベースレイヤー2点とパンツ2点、ミドルレイヤー、合計5つのウェアを紹介します。この5つのパタゴニアのウェアでオールシーズン登山を楽しむことができます。ウェアの特徴と合わせて、季節ごとの着用方法(レイヤリング)方法についても紹介します。
紹介するパタゴニアウェア
今回紹介する5つのパタゴニアのウェアでオールシーズン登山の行動着として活用することができます。紹介するウェアは以下の通りです。
- キャプリーン・サーマルウェイト:
- キャプリーン・クール・デイリー・グラフィック・フーディ
- R1エア・フルジップ・フーディ
- テルボンヌ・ジョガーズ
- トレイル・ペーサー・ジョガーズ
肌寒い登山におすすめ-パタゴニアのベースレイヤー『キャプリーン・サーマルウェイト』
ポーラテックのパワーグリッドを使用したベースレイヤーで保温性と通気性を兼ね備えています。暑くなればジッパーを開閉して温度調整が可能です・プルオーバータイプのベースレイヤーの中ではジッパーが長いのが特徴です。フードはバラクラバのように頭と顔を包み込むので、防寒時に便利です。フードがあることで30gほど重くなるので、バラクラバは別に持って活用すればフードなしでも良いと思います。
汗を吸った後に表面の生地に汗を移して拡散して乾くので、肌に汗残りが少なく気化熱による冷えを防止できます。フィット感にも優れ腕まくりがしやすく、さらにサムホールがついているので、手首を冷やさない作りであることも保温力に優れたパタゴニアのベースレイヤーとして紹介できる所以です。
おすすめの活用シーン
- 冬山登山のベースレイヤー(高所登山、低山登山、トレイルランニング)
- バックカントリースキーのベースレイヤー(1~2月の厳冬期)
- 秋や春の肌寒い季節のトレイルランニング用ベースレイヤー
汗をかきたくない登山におすすめ-パタゴニアのパンツ『キャプリーン・クール・デイリー・グラフィック・フーディ』
キャプリーンシリーズの中で最も汎用性に優れたベースレイヤーとしてクール・デイリーは人気があります。涼しくて程よく風を遮断するため、秋〜冬のトレイルランなどのハードな動きを要するときのベースレイヤーに快適です。汗をかいて拡散するため、汗染みが目立ちづらく、乾きが早いため涼しい季節におすすめのベースレイヤーです。
トレイルランニングから登山までオールシーズン着用したいならば、ロングスリーブでフード付きがおすすめです。フードは帽子をかぶるような感覚で冷たい風から身を守ると共に紫外線対策にもおすすめです。山だけでなく、海や川での使用にも適したベースレイヤーです。
おすすめの活用シーン
- 夏山登山のベースレイヤー(縦走登山)
- 沢登り
- 渓流での釣り
- サーフィンなどの海遊び・海水浴
- 秋や春の肌寒い季節のトレイルランニング用ベースレイヤー
- 秋や春の肌寒い季節のランニング用ベースレイヤー
肌寒い登山におすすめ-パタゴニアのベースレイヤー『トレイル・ペーサー・ジョガーズ』
ストレッチ性に優れたパンツでクライミングからトレイルランニングなどハードなアクティビティで着用できるパンツです。テルボンヌ・ジョガーズと比較すると保温性に優れているので、秋山登山から冬山登山のベースパンツとして活用することができます。もし寒くなれば上からレインパンツやハードシェルパンツを着用することで寒い季節にも応用できる動きやすいパンツです。
おすすめの活用シーン
- 厳冬期のトレイルラニング用パンツ
- 寒い季節の縦走登山
- 冬山登山のベースパンツ(高所登山、低山登山)
パタゴニア公式サイト メンズ・トレイル・ペーサー・ジョガーズ
汗をかきたくない登山におすすめ-パタゴニアのパンツ『テルボンヌ・ジョガーズ』
柔らかく、ストレッチ性に優れたシェルパンツのような防風性に優れたパンツです。肌寒い季節から暖かい季節まで着用し続けられる素材は、汗の乾きが早く、ほどよく通気性をしつつ冷たい風からは身を守るパンツです。暑くなりすぎない心地良い履き心地があり登山に使用すること以外にトレイルランニングから普段履きにも便利です。
おすすめの活用シーン
- 肌寒い季節のトレイルラニング用パンツ
- 3シーズンの縦走登山
どのような登山シーンでも活用できる行動着-パタゴニアのミドルレイヤー『R1エア・フルジップ・フーディ』
R1エアは名前の通り、軽量なミドルレイヤーでストレッチ性に優れているので、手を上げるようなダイナミックな動きに快適なフリースです。R1シリーズの中で最も通気性に優れているので汗をかくことが予想されるような登山でも使えるし、程よく保温するのでハードシェルと組み合わせることで、程よく温かな丁度よいミドルレイヤーとしてもおすすめです。
おすすめの活用シーン
- ミドルレイヤーが必要になる様々な登山(縦走登山、低山登山)
- バックカントリースキー用の行動着
- 夏山登山の防寒着
5つのパタゴニアウェアの使い分け
肌寒い登山ではキャプリーン・サーマルウェイトとトレイル・ペーサー・ジョガーズの組み合わせ
肌寒い登山ではキャプリーン・サーマルウェイトとトレイル・ペーサー・ジョガーズの組み合わせをベースにして、ミドルレイヤーにR1エアを使用します。より寒くなった場合は、これらのウェアの上にへゴアテックスのハードシェルを着用して防寒対策を行います。
汗をかく可能性がある登山ではキャプリーン・クール・デイリーとテルボンヌ・ジョガーズの組み合わせ
汗をかく可能性がある登山ではキャプリーン・クール・デイリーとテルボンヌ・ジョガーズの組み合わせで、気温の低下が予測できる高所登山でR1エアを持ち歩くといったような使い方で行動着の計画をたてます。
このように5つのパタゴニアウェアを組み合わせて様々な季節の登山で活用することができます。